もう13時か、

売れない漫画雑誌 漫画産業の斜陽(52)

1 名無しさん名無しさん 2005/05/04(水) 01:41:25
漫画の単行本は読まれるのに漫画誌が売れない。
読者の漫画誌離れの背景には、作品が複雑化し、連載で読むには適さなくなったことなどがあるようだ。
漫画誌の衰退は漫画の多様性を損ない、新人の育成に大きな障害をもたらすと懸念する声も大きい。
(略)
かつて、読者は漫画誌の連載を読み、その中で気に入った作品の単行本を購入していた。
雑誌と単行本の売れ行きには密接な関係があり、連載作品のヒットが雑誌の部数拡大の大きな手立てだったが、最近は事情が違うようだ。

たとえば、『NANA−ナナ−』第十二巻は百八十万部を記録したが、同作品が掲載されている月刊「Cookie(クッキー)」の発行部数は二十万部。
また単行本を出すたびに二百万部以上を売り上げる大ヒットシリーズ『バガボンド』を連載する週刊「モーニング」も六十万部に過ぎない。
集英社広報室では「『少年ジャンプ』に連載している『ONE PIECE(ワンピース)』第三十六巻は二百三十万部のベストセラー。かつてなら、もっとジャンプの部数に跳ね返ってきたはず」と話す。

読者の漫画誌離れについて、ある大手出版社の漫画誌編集者は
「今の読者は複雑なストーリーを持つ長編作品を好む。たとえば浦沢直樹さんのヒット作『MONSTER(モンスター)』や『PLUTO(プルートウ)』のように、長大で複雑な話を漫画誌で細切れに読んでも話が見えず、面白みが伝わりにくい。
『漫画誌はやめて、単行本が出てから一気に読もう』となってしまう」と嘆く。
(略)
読者が漫画誌を読まなくなったため、「売れている単行本」に人気が集中する。
そして、漫画誌は減り続ける読者を逃すまいと、ターゲットを極端にしぼり、同じような作品ばかりを掲載する傾向が顕著になってきた。

漫画評論家の村上知彦さんは現状を「憂うべき事態だ」と判断する。
「多様な雑誌が多様な作品を発表してきたからこそ、日本の漫画文化は発展した。また、漫画誌は新人発掘の重要な場でもある。漫画誌の編集者たちは『毎号漫画を読ませる』ことの意味を考え直す必要がある」と話している。
http://www.sankei.co.jp/news/050425/boo010.htm
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