2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

レイとステラって・・・

107 :78:2005/07/12(火) 17:18:13 ID:???
ある日、金策が尽きたというム…ネオが困り果てて
我が家に助けを求めてきた。
だから、貯金はしろと…!……まぁ、それはいい。
ネオはレイの妹、ステラを連れてやってくると言った。
それをレイに教えてやると、可愛らしい頬を薔薇色に染め、
本当に喜んでいるようであった。
そういえば、この子の近所の友達には兄妹や姉妹がいたことを思い出した。
大人の男との二人暮しだ、どこか寂しい思いをさせていたのかもしれない…。
妹が一緒に住むことによって、このおとなしいが優しく賢いこの子が
またひとつ、成長していけば…と思うと、私は少し心の温まる思いがした。
私は、この子の将来を楽しみに思いながら、煩くなるであろう明日のために
気力を蓄えておこうと、いつもより早めにレイと一緒に床についたのであった。

明くる日、昼頃になってネオがステラを連れてやってきた。
一緒に玄関先に出て二人を待っていたレイは、
やってきた、初めて見る妹をじっと見つめていた。
ステラもレイをネオの足にくっつき、
隠れ見るようにじっとレイや私の方を見ていた。
レイやネオ、私と同じ金髪の可愛らしい女の子である。
妹に興味津々といった感じのレイにネオが、
「お前の妹だ。ステラって言うんだ仲良くしてやってくれよ、坊主!」
と話しかけた。
レイはこの初めて見る男にも何かしら感じるところがあるようだ。
血筋だな…、そう思っていると、レイがネオに、
「おじさんはだれですか?」と尋ねた。
するとネオは、「おっさんじゃない!」と大きな声で言い返した。
小さな子供に何をムキになって大きな声を出しているんだ!
レイがびっくりしているじゃないか!
「お前などおっさんで十分だ!」
などと言い返すとネオも負けずに言い返してくる。
やはり昨日早く寝ておいたのは正解だったようだ!!
言い合っていると、ふと私のそばに居たレイがステラの元に走りよっていって、
頭を撫でていた。
ステラは途端に笑顔になり、レイもつられる様に笑顔を見せた。
私もネオもハッとして…、
私は子供には本当に教わることが多いものだと思ったのだった。
この日のレイとステラの笑顔を私はずっと忘れないだろう。

336 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)