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もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら・・・・02

528 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/02(金) 20:09:27 ID:???
「まずいわ・・・早く車とってオルガ達を迎えに行ってあげないと。」
太陽が沈み始め始める頃、フレイ達は、車を止めた場所へと急いでいた。

「ごめんね、ステラ。服買う時間なくなっちゃった。」
「ううん・・・いい。とっても・・・たのしかったから。・・・フレイは?」
「うん!私も楽しかった。体動かすのっていいわよね。」
「面白かったよな。けどさぁ、ご〜めんねぇ、結局僕の一人勝ちでさぁ!」
「ちょっと待て!最後のゲームは単に時間切れだっただけだ。」
「スティ〜ング。負け惜しみってんじゃね?そういうの。」
「まあまあ。またリマッチすればいいじゃない。その気になればいつでもできるわよ、バスケなんて。」

そう何の気なしにフレイは言う。だが、その言葉にアウルとスティングは一瞬驚いたような顔をし、
その後、嬉しそうな、そして何かをかみ締めるような表情を浮かべた。

「そう──だな。いつでも、できる・・・な。」
スティングがそう、一語一語かみ締めるように言う。

「できるんだよなぁ。やろうと思えば──何でも。」
アウルがいつもの、どことなく皮肉っぽい声音を消し言う。

その言葉に込められたものの重さにフレイは今更ながらに思い知る。
彼らがずっと、廃棄という名の死に常に晒されてきたことを。
自由をずっと奪われ続け、常に誰かに何かを強制され続けてきたことを。

明日を自由に決めることが出来ない、明日が来るかどうか分からない、そんな日々をずっと彼等は生きてきたのだ。
思わずフレイは涙ぐんでしまう。そんな、三人に気付いたのかどうか、ステラが元気よく言った。

「ステラ、やりたい!フレイとスティングとアウルと・・・今度はオルガも、クロトもシャニも・・・みんなで!!」
その言葉に、フレイはステラに見えないようにそっと涙をぬぐい笑顔で言う。

「うん!やろうか!みんなで。」
「やりたいよなぁ。いっそ明日やっちゃう?」
「おいおい、アウル、焦るなよ。いつだってできるさ、やろうと思えばな。──いつでも。」

そう、いつだってできるのだ。何も彼等を縛るものはないのだから。
彼等は、奪われていた明日を────取り戻したのだから。

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