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もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら・・・・02

1 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 23:59:45 ID:O7KS2NHg
常夏3人組と愉快な仲間達が種死に出てきたらどうなるか、を妄想したりするスレです。
笑い・戦闘・感動、何でもOK。ただし801・カプ・エロはお断り。

>>950を取った人が次スレ立て。
立てられなかったらスレ番指定して依頼。
立てる人は宣言・スレ立ての成功失敗の報告忘れずに。
立つまで埋め立ては控えましょう。

前スレ もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら・・・・01
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1128238124/l50

保管庫
http://www6.atwiki.jp/trio/

参考資料
機動戦士ガンダムSEED DESTINYセリフ
ttp://zakkuzaku.tripod.com/seed-d/
機動戦士ガンダムSEEDセリフ
ttp://zakkuzaku.tripod.com/seed/index.html

ある人曰く
 皆さん、妄想はやってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない。
 強力なネタなんですよ。さっさと書いて、さっさと見せてください。君のネタを。

653 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/06(火) 22:09:02 ID:???
>>523-528,,568-571,620-622 の続き

ある夜、6人とナタル、フレイはいつものようにアズラエルの前に座っていた。
オルガがまず口を開く。

オルガ「で、次は何だ?また危険地帯で物資輸送か?要人警護か?」
スティング「だとしたら楽だな。」
アウル「楽して儲けるのが一番ってね。」
クロト「ですね。」
ステラ「ステラが・・・守って・・・お礼がもらえる。ステラ・・・うれしい。」
オルガ「けどよ、また艦に乗ってるだけじゃ、腕がナマっちまうじゃねえか。」
シャニ「・・・訓練で俺達とやってるだろ。俺達より強い奴なんていないさ・・・。」

彼等がこういうのも無理はなかった。そもそもAA級、ドミニオンにチョッカイをかけられるような組織はそうはない。
そしてそれに乗っているのが、新南アフリカ共和国のMS部隊を尽く蹂躙したことで有名なMS6機ではなおさらである。
ある程度の規模の組織はその情報網で、彼等の脅威を十分しっているために戦闘を避け、たまに情報に疎い小規模な組織や
チャレンジャーが襲う時はあったが、なけなしのMSを瞬殺され遁走していくのが常であった。

もっとも、ドミニオン自体の武装は資金不足故、大半が稼動しておらず、防御は6機にかなり依存しており
実はけっこう張子の虎ではあったのだが、ハタから見てそんなことは分からない。
<Dominions>社は非常に快調に業績を伸ばしていた。

アズラエル「残念ながら違います。この仕事は今までとは違ってましてね。まあ、その二種類の依頼はたくさんきてますよ。
      今までどおりそういうのにしときます?」
オルガ「前置きがなげーんだよ。おっさんは。」
アズラエル「失礼。けどねえ、ハッキリ言っちゃうと赤字なんですよね、この仕事。ですよね?フレイさん。」
フレイ「はい。何度試算しても採算が取れません。ローンを組むという手もありますが、長期にわたる支払い能力には
    不安があります。」

最近では、便利屋よろしく仕事先での経理もやらされているフレイが答えた。違った仕事が増えることに
流石にフレイも不満を言ったのだが、「色んな部署の仕事を経験するのは、当たり前ですよ?
それに僕はできない人には任せません。」という言葉で説得されてしまい、なんだかんだと勉強にはげみ
できるようになってしまっていた。

アズラエル「<Dominions>社は、慈善団体じゃあない。そういって断るのが、まあ普通ですね。」
と、スティングが口を開いた。

スティング「・・・おっさん、意地が悪いぜ?俺達は何も金儲けだけが目的でこの会社に入ったわけじゃねえ。
      入る時に言ったこと・・・忘れてないぜ。」
そのスティングの言葉に、珍しく真剣な顔をして各々に頷いてみせる5人を見て、アズラエルは少し笑うと
表情を引き締めた。


654 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/06(火) 22:12:05 ID:???
アズラエル「大変失礼しました。ではナタルさん。説明をお願いします。」
ナタル「お前たちも知っての通り、ユーラシア連邦は、戦後西ユーラシが独立を宣言したため、東西に分裂して争っている。」
スティング「西ユーラシアは戦中から、地球軍寄りなユーラシア連邦からの独立運動が盛り上がってたからな・・・。」
ナタル「ああ。そして戦後ついに独立へといたったわけだ。そして・・・お前達はディオキアという都市を覚えているか?」
アウル「そこって、ステラが海へ落っこちたトコじゃん。いやあ〜、あんときは参った、参った。」
スティング「ホント。」
クロト「僕等も探すの手伝わされたよね。」
シャニ「ステラらしかったね・・・海に落ちるなんて。」
フレイ「けど、そのおかげであの黒髪の子とステラは知り合えたわ。そうじゃなかったら・・・」

「・・・・シン・・・・」
ステラはその会話を聞きながら、いつも身につけているピンクの貝殻に紐を通しただけのネックレスをそっと握り
黒髪の少年の名前を呟いた。その呟きを聞き取ったアウルは少し眉をひそめる。

オルガ「お前等、そのくらいにしろ。話が進まねえじゃねえかよ。」
ナタル「ザブナックの言うとおりだ。質問以外の私語は慎むようにしてくれ。
    そのディオキアの東にガルナハンという元地球軍の、今は東ユーラシア政府の拠点がある。
    その周辺で活動するレジスタンス組織からの活動支援要請。それが今回の依頼だ。」
スティング「レジスタンスからの依頼だったのか・・・。そのレジスタンスは何で活動してるんだ?」

ナタル「先の大戦中、ガルナハン周辺つまり旧コーカサス地方とディオキア周辺は手を組み、ザフトの援助もあって
    ユーラシア連邦から独立した。」
アウル「ミネルバの活動もその一つ・・・だったよなぁ。」
ファントムベイン時代の好敵手だった艦の名前を、アウルは懐かしさとともに微かな苦さも含めて口にした。

ナタル「そうだ。しかし、ガルナハンもそうだが旧コーカサス地方は、豊富な地熱資源及びレアメタルの宝庫だ。
    東ユーラシア連邦にしてみれば西ユーラシア連邦に勝つためにも、NJによる慢性的エネルギー不足問題の解消のためにも
    どうしてもそれ等を獲得したかった。そのため、戦後すぐに旧コーカサス地方やディオキアに侵攻し、占領した。
    抵抗もあったようだが、ザフト軍の支援無しではいかんともしがたかったらしい。
    その占領軍から旧コーカサスやディオキアを今一度解放し、東ユーラシア政府から自治権を獲得する、
    それがレジスタンスの目的だ。」
スティング「なるほどな。」

ナタル「コーカサス地方の状況だが、コーカサス地方どうしても必要としている、東ユーラシア連邦は
    自治権を求める運動はおろか、あらゆる抗議運動を厳しく弾圧している。
    行き過ぎの取締りで無実の人間が多数、投獄されたり、殺されたりもしているそうだ。
    占領地を同じ東ユーラシア連邦というよりは、植民地としてとらえているといえるな。
    
    とにかく、地元に還元するという意識は非常に低く、エネルギーのほとんどを他の地域や戦地へと優先的に回している。
    そのせいで本来資源やエネルギーの恩恵を受け、豊かな生活ができるはずの地元民はかなり苦しい生活を強いられ、
    これに対する不満が地元民のレジスタンス活動や、活動支持への土壌となっていると言える。」


655 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/06(火) 22:14:21 ID:???
アズラエル「とまあ、そういうことです。さてみなさん、この依頼、受けますか?」
オルガ「俺はいいぜ。東ユーラシア連邦政府が相手ってんなら、久々に骨がある奴とやり合えそうだ。」
クロト「自由になろうとしてる奴の援助。これがやりたかったんだよね、僕は。勿論賛成だよ。」
スティング「ったく、これだから元連合の国はよ。いいぜ、受けた。」
アウル「な〜んか、レジスタンスの方が正しいっぽいじゃん。いいよ、僕も。」
シャニ「・・・いいんじゃないかな。」
ステラ「・・・・」
ナタル「ルーシェ?」
その言葉にステラはハッとする。シンのことを考えていて、ほとんど話を聞いていなかったからだ。
けれど、スティングやアウルが賛成といっているのは聞こえた。彼等二人――特にスティングが賛成するなら大丈夫だ、そう思う。

ステラ「ステラも・・・いい。」
アズラエル「そうですか・・・。分かりました、受けましょう。ただ、ちょっと準備することもありますし、
      このお仕事は赤字です。ということで、みなさん、明日からその穴埋め分ってことで
      別のお仕事をやってもらいますよ。いいですね?」
オルガ「んだよそりゃあ・・・。」
アズラエル「やっぱり赤字は困っちゃいますよ。みなさんのお給料が払えなくなっちゃいますからねえ。」
スティング「分かったよ。じゃあさっさと帰って明日に備えるとするか。」
そのスティングの言葉で6人とフレイは立ち上がって部屋を出て行き、ナタルとアズラエルだけが残った。

アズラエル「・・・ナタルさん。彼等がこの仕事受けた事どう思います?」
ナタル「彼等らしいと思いますが。」
アズラエル「ですね。彼等この会社に入る時に言ったことを考えれば、受けるだろうとは思っていました。」
そこまで言って、アズラエルはため息をつく。

アズラエル「ホント言うと、彼等にはなるたけ危険が少ない表側の依頼のみを受けてて欲しいんですけどねえ・・・。
      ただ・・・一度はこういう依頼を受ける必要があると思ったんですよ。
      仕事に慣れてくれば、自分達で見つけて提案してくることだってあるでしょうし。」
ナタル「社長・・・。」
アズラエル「ナタルさんも、レジスタンスというものがどういうことをやってるか、ご存知でしょう?」
ナタル「・・・ええ。」
アズラエル「支援要請してきた組織はそれなりに筋を通す穏健な組織ではありますが・・・それでもあの子達が、
      どう感じるのか・・・心配ですよ。」
ナタル「ですが、社長は彼等なら、乗り越えて何かを見つけると信じたから、話したのではないのですか?」
アズラエル「そうなんですけどねえ・・・どうもこれが。ナタルさん、彼等のこと、お願いしますね」
ナタル「はい。私なりの最善をつくします。私も彼等が好きですから。」
アズラエル「その言葉で少し気が楽になりましたよ。まったく、あなたがいてくれて良かったと思います。
そう言って、アズラエルは立ち上がった。

656 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/06(火) 22:17:08 ID:???
「・・・・さて、私達も帰りましょうか。」
「ええ。」
部屋から出、エレベーターに向かう途中、アズラエルはふと思いついた、という感じを装ってナタルに言う。

「思ったより早く終わりましたね・・・。ナタルさん、時間ありましたらこれから一杯飲みに行きませんか?
最近できたいいお店、知ってるんですけどねえ。」

「せっかくですが、私も明日からの仕事の準備がありますので。」
「そうですか、そりゃすですね。いや、失礼しました(失策でしたね・・・仕事を明後日からにしとくべきだった。)」
「・・・(酒は飲めないとはっきり、言ったほうが良いのだろうか?いやしかし、それでは酒以外ならOK言っているように
取られるかもしれない。それは困・・・らないこともないような気もしないではないがいやしかしやはりこれはどうしたもの・・・・」

「ナタルさん?どうしたんです?立ち止まってしまって。」
「あ、ハイ。失礼いたしました。」
「(何か大分困らせちゃったみたいですねえ。もうちょっとさり気なく誘えばよかった・・・)」

そんなことを考えながらも、アズラエルはその飄々とした顔の下に、ナタルはいつもの生真面目な顔の下に
それを隠し、エレベーターに向かって歩いていくのだった。


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