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劇場版ガンダムSEED 逆襲のシン・アスカ

1 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 22:34:12 ID:???
ネオ・ロゴス(仮)を率いるシンがラクス教に宣戦布告

2 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 22:39:01 ID:uCDqlMMC
2get

3 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 22:49:01 ID:???
いや、シンはもうラクス教に入信してるがな

4 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/08(月) 23:03:52 ID:???
いや、シンはもうラクス教に入信してるし

5 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:09:44 ID:???
いやいや














シンはもうラクス教の幹部

6 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:12:03 ID:4AKzdQ4P
脱会するだろあんなの

7 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:17:59 ID:???
敵は救う会の弁護士だな。

8 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:19:33 ID:???
シンは頭悪いけど狂ってはいないからな

9 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:20:31 ID:???
>>8
シン厨氏ね

10 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:27:11 ID:4AKzdQ4P
>>10-50 参加メンバー
>>60-70 シンの新MS

11 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:31:37 ID:???
もう諦めろ最後の希望シンもラクシズの暗黒面に落ちた

12 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:41:10 ID:???
シンを誰か殴れ

13 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:50:05 ID:???
>>1
まだシリーズ新作の妄想予想で
シンを反ラクシズの旗頭に出来るってのが進歩ないね

14 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 00:51:43 ID:???
FINAL PLUSでシンがラクシズの軍門に降っちゃったからな
脚本できずに苦しんでる嫁もアホだな、シンを敵対させとく方が話を作りやすいような気がするんだけど

15 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 02:50:34 ID:???
種世界で狂ってないのは須田下キャラだけ

16 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 03:43:01 ID:???
スタゲ見てないや
でもスウェン?っていい奴な感じする

17 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 04:21:20 ID:???
スウェンは反コーディネイターの過激派だぞw

18 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 04:31:21 ID:???
良心の苛責を感じてはいるけど、だからといって命令に逆らう気はない

って感じ

19 :議長:2007/01/09(火) 04:35:36 ID:???
>>1
あンた、背中が煤けてるぜ

20 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 04:56:00 ID:???
逆襲のシン、オープニングシーン

シン「あ」
ネオ「あ」


21 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 05:06:18 ID:???
ムウと魔乳が慰霊碑の所に来なかったのは、
シンの怒りを恐れての事か‥。


ムウ「俺アイツ苦手!」
魔乳「‥orz」



22 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 09:02:46 ID:???
スウェン自身はコーディを何とも思ってないぽ

23 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 11:18:59 ID:???
1話だとシンの家族をミンチのしたのは フリーダム なのに
20話の総集編では カラミティ になってた

スペシャルエディションでは カラミティ がだったが
連ザ2のプラスモードOPでは フリーダム だった

結局、あの時の砲撃はどっちがやった事になってるんだ?

24 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 13:38:07 ID:utf/7UPY
>>1
アホかw
シンみたいな負け犬は、一生ラクシズのパシリだよww

俺が期待してるのは、3人目のラウ・ル・クルーゼだな
ラウ以外にラクシズと戦う根性を持ってるヤツはいねーよ

25 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 13:45:54 ID:???
2人目はラクシズに寝返ったぞ?
3人目は1人目以上の妄執とか卑屈さとかが必要だな。


26 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 13:53:05 ID:???
「ギルは私の父親になってくれたかも知れない男性だ!」
「お前ほどの男が、なんと器の小さい!」

…ちょっと変態っぽいが…

27 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 15:01:35 ID:???
>>23
どっちだろうか。
個人的にはキラがやってた方が、キラに対して好意を持てるがな

偽善者は偽善者として描かれるから、
そいつが「やらない善よりやる偽善」をやろうとしてると強調されるのに。
偽善者を善として描くからキモいんだよ負債氏ね

28 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 15:15:38 ID:???
>>27
同意。でも負債は空気嫁ない。


29 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 15:21:41 ID:???
行動力もカリスマ性もないシンに誰がついてくるんだ?


30 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 16:40:03 ID:???
砲撃の角度からしてフリーダムじゃね?まぁカラミティ=災禍だから、カラミがシンの家族を殺したほうがあってるかな。

31 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 16:46:43 ID:???
自由が犯人でも悪くないけどな。
誰かが自由に物事をやろうとするとその分周りの人間に不自由が押し付けられるって感じで。

32 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 17:12:10 ID:???
ムゥ=ネオという事実が分かったら、シンは絶対ラクシズにいないよ
シンは無駄な行動力も多いから、それをいい方向に向ける参謀がいれば・・・
カリスマは「キラ・ヤマトに唯一勝った事のある男」ということで、一つ。

33 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 17:37:34 ID:???
負債は敢えて、
ムウとシンの因縁は解決しなかったんだよ。

謝るならボテ腹のルナと並んだシンの前に
ムウが魔乳とツーショットでいって謝った方がスッキリした。

キララク&アスメイもそう言う事だろ。



34 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 19:10:38 ID:???
>>32
シン厨、必死だなw
負債にとってシンはお役ご免だよ
2人目は、レイ・ザ・バレルなんて名乗ってたから
キラに洗脳されたのさ

3人目は、最初からラウ・ル・クルーゼを名乗り
仮面を被るから、キラなんぞに洗脳されずに
人類滅亡をやってやるぜ!

35 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 19:20:29 ID:???
それとも鈴村厨、必死と言うべきかw
負債の作品で主人公の最大のライバルは
関俊彦が演じるのは、サイバーのブリード加賀からの
お約束!

劇場版では、額キュピーンの他に0の領域を極めた
3人目のラウが、キラに追い込みを掛けるぜ!
0の領域に突入すれば、キラを超える動体視力と
反射神経を身につけられるからな!!

36 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 19:28:01 ID:???
>>1も痛いけどもう一人痛い子がいる

37 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 19:39:09 ID:???
まぁ放置

38 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 19:39:59 ID:???
>>36
サイバーシリーズを全部見ろ
ブリード加賀がどんどん存在感を増していくから
ハヤトの最大の敵は、新条でもランドルでもなく
加賀って事が良く分る



39 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 19:41:58 ID:???
機動戦士ガンダムSEED 逆襲のラウ
そしてシンはラクシズのパシリから抜ける事は出来ない

40 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 20:14:57 ID:???
コロニー落としはラクスを殺害したキラが実行。

41 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 20:38:21 ID:???
このさい逆襲のキラで。

キラ勢 (こんな世界、僕たちの望んだものじゃない!)
キラ・ストライクフリーダム(ジェネシス装備)
アスラン・インフィニットジャスティス(レクイエム装備)
ラクス・デストロイMk2
バルトフェルド+キサカ・長距離偵察複座型ジン

Vs
旧ラクシズ(それでも守りたい世界があるんだ)
シン・インパルスIWSP
イザーク・ブルデュエル・アサルトシュラウド
ディアッカ・ガナーヴェルデバスター
スウェン・戦闘用改造型スターゲイザー
ルナ・グーン
カガリ・暁(オオワシ装備)
ムゥ・肩バルカン(ストライク装備)
ソル+セレーネ・ラゴゥ(核弾頭装備※核爆弾ではない)

絶対みるわ。これだったら。

42 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 20:53:18 ID:???
アクシズ落としはすでにデス種でやってるしなぁ
次は何を落とす?

43 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 20:56:57 ID:???
>インパルスIWSP
せめてデスティニーインパルスと言ってくれ・・・

44 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 21:08:14 ID:???
>>42
レクイエムでプラント首都(アプレリウスだっけ?)のかわりに誤射されてふっとんだプラント、落としちまおうぜ

45 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 21:41:41 ID:???
>>42
まずはヘリオ落として、メンデル本命。

46 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 21:50:39 ID:ff/kcnLy
>>41


47 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/09(火) 22:51:05 ID:???
(*'-')

48 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:08:23 ID:???
何でキラが逆襲すんねん。自分たちが創った新たな世界なのに

49 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:28:25 ID:???
>>42
コロニーやアクシズ落とす以外にも、爆発的な繁殖力・感染力を持った殺人ウィルスを地球全土にばらまくとか、世界中の水分を一瞬で凍らせる特殊な分子配列を持った氷を海に投げ込むとか、色々方法はあるよ

50 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:31:01 ID:???
つーかラクシズが敵ならプラントに核を打ち込めばいい

51 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:44:32 ID:???
>>48
戦っても戦っても自分たちの望んだ世界にならないから(世界が自分たちの言うことをきかない)
覚悟はあるとか言ったけど、耐えられるほど精神が強くないから

52 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:50:52 ID:???
ようするに、最初にやろうとしたことを投げ捨てたのが最悪なんだよな。

偽善の追求、
自由、自由言ってるヤツを追究、


こういうのを。

全然出来てねえ、どうしようもねえ。
カルト教団の絶対正義が最後に出てきたがった。
恐るべきストーリーなんだよな、種死。



53 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:52:22 ID:???
シン達は敵を殺している描写をグロく入れるのに、
キラがステラを殺したときは綺麗な死体だったよなぁ

ジブリールの死に方はかなりグロかったのにね
あそこまでやられると引く人のほうが多いんじゃないかな



54 :(^ω^):2007/01/10(水) 00:55:04 ID:???
シン!がむばれお(^ω^)

55 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 00:55:43 ID:???
シン達の場合は「現実に俺たちは人を殺している。戦争とはゲームじゃない」
と言う戦争の愚かさが分かるが、

キラ達は・・・まるで戦争が只のゲームみないな感じにしか見えん

56 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:03:22 ID:???
絶対にありえないけど妄想だけなら自由だしな

57 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:07:24 ID:???
マユもおとんもカーチャンもグロく死んだ
マユなんか腕が吹っ飛んだ

しかし、ステラはキラが殺したのに傷無し
キレイな殺人、ってか???

58 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:09:14 ID:???
ステラが綺麗だったのは、復活の伏線なんだよ!

んなわけねえな。キラの手を汚させたくなかっただけだろ。

59 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:11:26 ID:???
キラが殺した死体は綺麗

60 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:12:01 ID:???
キラの偽善を暴く為に、逆襲のシンはありかも


61 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:12:48 ID:???
霊体通信能力を持つシンに勝てる奴など「邪神」しかいない!

62 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:12:53 ID:???
もう連座2プラスの映像化でいいじゃん

63 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:15:02 ID:???
>>62

そのゲームはシン救済ゲームとか言われてるらしいけど、どういうことなんだ?
まじでラクス教の偽善を討つゲームになってんの?

64 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:16:11 ID:???
シンとクルーゼが戦います。シンとキラが戦います。
シンとラクスが戦います。

65 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:16:46 ID:???
キラの数々の発言の大ウソを暴き立てろ!

「逆襲のシン・アスカ」


66 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:17:28 ID:???
このお人形さんに逆襲とか考える主体性ないだろ常識的に考えて
よしんば誰かに唆されたところで説得されてボケーッとしてる間に懐柔されるオチが関の山

67 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:19:04 ID:???
キラをほったらしにして、世界を滅ぼうとするクルーゼと戦うシンに痺れた

68 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:21:52 ID:???
負債が途中で「前作SEEDへのアンチテーゼとしての種死」ってのをやめたのがクソ杉>種死

自由ばっか言ってるやつのせいでガマンを強いられてるやつらがいる
キレイな人殺しってか
キラがMSの頭部と腕(武器)しか狙わないとかぬるいこと言ってたら、
アスカ一家は吹き飛ばされてしまった

やっぱりどう考えても偽善でしかないよなあ


>また花を植えよう!

一度吹き飛んだ花と同じ花はもう二度と咲かない



69 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:22:26 ID:???
>>63
和田と∞破砕ムービーとか見れる……
進め方によってはキラvsキラ以外全員とかもあり。
なによりシンが主人公。

70 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:22:46 ID:???
腕や頭を攻撃されても、爆風で死ぬだろ。

71 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:23:39 ID:???
キラ・ラクス教 偽善age

72 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:25:14 ID:???
格好いいシンが見てみたい
本編ださかった

73 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:25:22 ID:???
VSキラ などで仲間にステラなどが援護に来てくれる。
みんなでボコれる。キラの仲間だったアスランもシンサイドに来る。

74 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:28:14 ID:???
シンがんば

75 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:29:09 ID:???
私、シン・アスカが粛清しようと言うのだ!

76 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:29:13 ID:???
でもAA攻略んときにムウが寝返ってくるのには噴いた。

77 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:31:21 ID:???
>>73

それがシン救済ゲームといわれる連ザ2なんだ
アスランがシンサイドなのか!!

大筋のアニメのストーリーは変えられないだろうけど、
そのアスランがシン側ってのはすごい


つーか、最初のコンセプトどおり、偽善を討つアニメにすればよかったのにな

家族のかたき討ちアニメ
キラを追い回す種死ってことで



シン「絶対に、逃がさない!!」

キラ「違うんだ!アレは!!(あわわわ・・汗)」

とかいって

78 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:33:48 ID:???
だって最初から、キラのせいでシンの家族は殺された
本来の正しい始まりなんだぜ。

しかも、種〜種死までシンが主人公なんだぜ。
キラが主人公の種の影の主人公として連ザUで君臨するんだぜ。

79 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:36:54 ID:???
>>75シン漢スレのがあってる

80 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:37:18 ID:???
>>78

恐るべきことに、嫁はガンガンストーリーを改変してくるからな、

「マスコミの虚偽報道を糾弾せよ!」
とかネットでも言われてんじゃん、

嫁はアスカ一家殺しを、キラじゃないことにしようとしてるっしょ、キッタネー

なんてきたないんだ、
虚偽報道、虚偽アニメじゃねーか


81 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:40:01 ID:???
負債への逆襲がいい

82 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:41:41 ID:???
逆襲の金令木寸

83 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:42:48 ID:???
+モードのシンの声は生き生きしてた気がする。

84 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:47:08 ID:???
まさかこんなカルト教団君臨アニメになるとは鈴村も思わなかっただろうな

まず、最初のほうのシーンなんだが

トシは若くても、国を預かったカガリの弱さを叩くのはアリだろ
国のトップは市民の突き上げ食らうのは「商売のうち」だぜ

「政治家」なんだから
自民党もいつもメチャクチャ言われてるだろ、あれとおんなじ

85 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 01:50:13 ID:???
嫁の捏造・報道age


86 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 02:06:50 ID:???
良スレの予感

87 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 03:10:03 ID:???
>>86
俺もそんな気がしてきたw
良い作者がもし来たら、アムロスレの再来もある予感

88 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 03:17:48 ID:???
マユラ「君のハート、狙い撃ちよ!」
アサギ「2人で護るわよ!私達のオーブを!」
ジュリ「もうあなた無しではやっていけないわ」
カガリ「死なせないから・・・お前」
ステラ「シン…好き…」
ルナ「シン、しっかり私を守ってよね!」


89 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 04:36:19 ID:???
書いてみようかしら?
漏れの足りない頭じゃプロットが思いつかんから、ヘルプ頼む。
シンは指導者を心酔する、その軍のナンバーワンパイロットでいいのか?


90 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 04:39:54 ID:???
逆襲しようにも仲間集めがキツイな
第三のクルーゼがいれば仲間になりそうだが
その場合、部下として操ってるつもりが実はシンが操られてたという方がしっくりくるw


91 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 04:50:49 ID:???
>>90
キラ(orアス)とシンが戦っているのを見ながら「もっと戦え!勝って生き残った方を、私が手にかけてやる」
さらに云えば、その戦争の中でどさくさに紛れて覇権を握ろうとしているみたいなサード・クルーゼなわけか。



92 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 05:07:34 ID:???
アレ?それって・・・カテジナさん?

93 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 05:25:09 ID:???
おかしいですよ!

94 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 05:29:31 ID:???
カテジナさんみたいな女キャラに影で操られてるシン

95 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:09:40 ID:???
たまにはルナマリアも思い出してあげてください

96 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:13:59 ID:???
シンに協力するキャラにカガリを加えてはどうだろうか…

表向きラクス達に協力服従姿勢を見せながら、シン達の側にも武器を横流して影からシンを支援。

97 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:24:32 ID:???
どっちかっつと、その役はラクスだな。まあ、ありっちゃありだが、本編とかけ離れ過ぎる。禿作品ならともかく

98 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:26:02 ID:???
ジブリ追撃戦で、カガリの人間の盾作戦で犠牲になった人達がいるぞな

99 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:28:50 ID:???
カガリ「このままでは、オーブがラクスに支配されてしまう・・・」
シン「おっ。アスハ。てめえはまだオーブの首相やってんのかよ」
カガリ「シン。お前は何故オーブに?」
シン「あ?慰霊碑に花添えに来たんだよ。わりーか」
カガリ「悪くありません。すいません。」
シン「そうそう。ラクス様ウゼーよな。アイツの所為で平和な時間がこねえよ」
カガリ「(閃いた。コイツを有効利用しよう)」

100 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:36:27 ID:???
キラ始め周りがウザくなってきたラクスが、キラにエターナルフリー(ry、凸にファイナルジャ(ry、シンにインパルスデス(ryを横流しして戦わせて消すとか
戦争を裏で糸引いて覇権(゚Д゚)ウマー
そんぐらい黒い方がもうラクスらしいよ

101 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:38:13 ID:???
ラクス「最近つまらないですわね・・・そうだわ。余興で三人に殺し合って頂きましょうか。」

102 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:48:55 ID:???
シンとカガリのタッグか、なかなか面白い
しかし参謀役となるキャラが絶対必要だな
控えめな切れ者がいればいいんだが
目立つ存在だと裏で操ってる感が出てしまう

103 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:52:33 ID:???
ユウナ「愛するカガリンの為に僕復活!」

104 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 06:59:18 ID:???
核武装を推し進めるオーブに引かれる形で、連合諸国も核武装を開始。
かくしてユニウス条約は有名無実化。
スカンジナビア王国はオーブに対し核廃絶を呼び掛け抗議を明らかにするが、オーブの対応は冷やかで、両者の関係は日毎に緊張感を帯びていった。
王国の大使がオーブ官邸に行く途中、王国の核廃絶要求を内政干渉として、それに抗議するデモ隊と衝突。
車から引きずり出されて撲殺されるという事件が起こった。
謝罪の無いオーブに対し、王国はオーブとの国交断絶を決定。
それに伴いオーブは王国に対しコーディネイター人材資源の返還を要求するも、帰還希望者過少として、わずか数人が返還された。
これを不満としたオーブは、王国に対し宣戦布告。

105 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:04:05 ID:???
>>104
極悪オーブwwwww

106 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:05:44 ID:???
>>104
逆襲のシンのはずなのに、シンが絡む要素のない戦争になりそうな件について






ファイナルプラス?知りませんよ。シンがオーブに舞い戻るなんて

107 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:06:54 ID:???
スカンジナビア王国に進攻するオーブ軍。
その中に、オーブ支援部隊としてザフトから派遣されたシン・アスカの姿があった。

戦闘は一方的で、徹底的であった。
オーブ軍によって蹂躙され火の海に沈む王国首都を見たシン・アスカ。

彼が失踪したのは、それから数か月後の事であった。

108 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:11:18 ID:???
シンは力の無い人達の為に戦う奴だからなあ。

非道なラクス側を裏切るだろうな

109 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:11:23 ID:???
ハガレンのイシュヴァール殲滅戦みたいだな

110 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:33:05 ID:???
>>108
つか、力を手にしたから、それを存分に奮いたいってタイプだな。戦闘にしろ、弱者のためにしろ。
深層心理にはもちろん、かつて無力で情けなかった自分が悔しかったってので。

111 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:37:28 ID:???
シンの脳裏には、マユの片腕とステラの死に顔は消えないんだよ。永遠にな。

112 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:44:58 ID:???
なんだ、ただのシン厨の巣窟か

113 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:49:17 ID:???
弱者こそ「ラクス様ー!」って縋るだろ
むしろラクスを面白く思わないのは権力者だね
そいつらを利用するべし


114 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 07:52:46 ID:???
「ラクスの支配下に我が国も・・・」
「どうすれば・・・」

115 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:18:14 ID:???
負債が途中で「前作SEEDへのアンチテーゼとしての種死」ってのをやめたのがクソ杉>種死

自由ばっか言ってるやつのせいでガマンを強いられてるやつらがいる
キレイな人殺しってか
キラがMSの頭部と腕(武器)しか狙わないとかぬるいこと言ってたら、
アスカ一家は吹き飛ばされてしまった

やっぱりどう考えても偽善でしかないよなあ


>また花を植えよう!

一度吹き飛んだ花と同じ花はもう二度と咲かない




116 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:19:42 ID:???

つーか、最初のコンセプトどおり、偽善を討つアニメにすればよかったのにな

家族のかたき討ちアニメ
キラを追い回す種死ってことで



シン「絶対に、逃がさない!!」

キラ「違うんだ!アレは!!(あわわわ・・汗)」

とかいって


恐るべきことに、嫁はガンガンストーリーを改変してくるからな、

「マスコミの虚偽報道を糾弾せよ!」
とかネットでも言われてんじゃん、

嫁はアスカ一家殺しを、キラじゃないことにしようとしてるっしょ、キッタネー

なんてきたないんだ、
虚偽報道、虚偽アニメじゃねーか



117 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:20:30 ID:???
まさかこんなカルト教団君臨アニメになるとは鈴村も思わなかっただろうな

まず、最初のほうのシーンなんだが

トシは若くても、国を預かったカガリの弱さを叩くのはアリだろ
国のトップは市民の突き上げ食らうのは「商売のうち」だぜ

「政治家」なんだから
自民党もいつもメチャクチャ言われてるだろ、あれとおんなじ



118 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:23:16 ID:???
ぶっちゃけシンと種死キャラだけで話みたい

119 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:27:43 ID:???
シンと凸の対立は好きだったから凸だけは
キララクはホントに生理が受け付けないレヴェルまできてる、俺の場合

120 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:30:42 ID:???
それじゃビジネスにならないじゃん
劇場版なんて所詮金儲けなんだからよ


121 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:33:14 ID:???
願望なだけだ〜

122 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 08:40:48 ID:???
今でもデス種開始初期のプライズアイテムやグッズをみると
赤服シンと黒服アスランのコンビの絵や立体物ばっかだよな

この二人で斬新な物語が展開していくと思っていたんだがなぁ
しかも味方に前作ラスボスのクローンやシャア以来の赤ザク乗りが
いるんだぜ
ワクワクがとまんねーよ


当時は

123 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 09:30:10 ID:???
保守

124 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 09:38:14 ID:???
第6話までは、十分に期待を持たせる内容だったのは間違いない!。

第7話でミネルバを中部大平洋に降させないで、南米北東部沿岸地帯に降下をすればよかった。

津波で水没した沿岸都市の惨状を見て、被災者の救援活動を開始しようとするが、そこへザフト反乱部隊が沿岸都市に無差別攻撃を開始する。

とまあ感じで。



125 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 11:07:39 ID:RBbgm+QW
>>116
最初のコンセプトを詳しく教えて!

126 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 11:14:46 ID:???
>>122
同意だ。ミネルバでユニウス残骸撃破するくだりまでは
適度に緊張感があっておーなかなかいいじゃないかと期待した

まあそこまでだったが。

127 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 12:21:29 ID:???
サブタイは反逆のシンの方がいいなぁ。
教祖にプラントを乗っ取られてしまった現状では反逆の方がしっくりくる。

128 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 12:28:33 ID:???
>>125


「前作SEEDへのアンチテーゼとしての種死」


129 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 16:01:22 ID:???
>>104>>107の案だが、オーブとスカンジナビアの役割反対の方がよくね?
スカンジナビアが核武装→オーブ廃絶を呼びかけ→スカンジナビアは(゚听)シラネと連呼→オーブぷっつん→宣戦布告→侵攻
の流れの方がまだ自然なキガシタ

130 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 17:06:52 ID:???
>>127
シンが仮面をかぶるんですね!

131 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 17:40:39 ID:???
てかユニウス戦のあたりからしらけたなぁ
ガンダムのくせにザクヲ凸に簡単に懐に潜られ「やめろ!」とか言われるオクレとか

132 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 18:02:36 ID:???
>>119
それだとシン主役になれないよ
ミネルバも凸視点で中心凸だったし

133 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 18:56:54 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=zHymszzWYl8&mode=related&search=

134 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 20:18:00 ID:???
>>129
スカンジナビア王国はユニウス条約の提唱国なんで、それは無い。

135 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 21:35:49 ID:???
キラVSメインキャラ全員の戦いなら見応えがあると思うが。


136 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:28:18 ID:???
億が一、劇場版で負債降板にでもなれば、逆襲のシンもありえるんだけどな(某赤い人のように敵ではなく主人公で)
つーかシンに指揮、司令官は絶対に向かないよシン厨の俺でも思うわ。
最近デストレイでミナさままでオーブの軍門に下ってしまったけど、アスハ&ピンク反抗勢力の大将としては彼女がいいんだが…
この際シン主人公でなくても、旧キャラ勢が叩き潰される内容が見れれば今までの100話分の憤り全部吹き飛ぶ

137 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:38:49 ID:???
シン的にも「総大将」は嫌だろうな。
立場だけ「総大将」で、実際の細部のサポートは参謀が行う。

138 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:50:50 ID:???
「8年前、地球圏に永遠の平和を望む歓呼のもと建国されたラクス帝国が、
既にその地盤を沈下させつつあるのは周知の通りである。
美しき女帝ラクス・クラインは政治を顧みず、主だった都市や、旧プラントの
華美な繁栄の陰に押し退けられる人々は確実に増えている。
ロゴスと呼ばれた独善的な企業連合が解体されたのはいい! しかし、大規模な
資本の投下が許されず、宇宙から拒絶された地球の多くの地域は、あの大戦の傷跡に
今もって喘いでいる。
一方でコーディネーターは、地球からの移民を拒絶してシリンダーの中に閉じこもり、
緩慢な滅びの道を辿りつつあるのだ。
未来の危機を確かに知りながら、それを回避する力のある者は、目前の享楽と、
女帝への盲目的な崇拝に目を奪われている。
もし私の言葉が欺瞞と響くなら、どうか人々よ、その目で確かめてほしい!
美しさ、眩しさに惑わされず!
メインストリートを折れた日の当たらない裏路地。
元気な泣き声が聞こえるべき病院の新生児室。
安全な真空であったはずの宇宙(そら)の航路。
綻びの証しは、皆さん自身の目で見、触れられる場所にあるはずだ。

……10年前、私は確かに過ちを犯した。デュランダル議長の急進的なやり方を、
目前にいながら見過ごし、破局を避けられなかったのだ。
宣言する。私は、ギルバート・デュランダルの遺志を継ぐ者ではない!
ただ、地球と宇宙に住まい、未来を願う人々と共に歩もうと願うだけである!」

・・・

シン「……本音だけどさ、道化の気分だよ」
コニール「まあ、及第だな。アドリブもなかなかのものだ」
ルナ「コニールの台本のお陰でね。お疲れさま、シン」

139 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 22:56:51 ID:???
どちらかと言えば、キラVS種メインキャラ総出の方が、余程面白いと思うぞ。

140 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:14:50 ID:???
最強キラ様の雑魚キャラリンチショーは種死でおなかいっぱい

141 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:38:55 ID:???
 戦争は終わり、世界には平和が訪れた。勝利を収めたのはプラントでも連合でもなく、ラクス=クラインの
私兵にして最強の軍事勢力、『歌姫の騎士団』。プラント最高議長ギルバート=デュランダルを火力にて
永遠に沈黙させた彼らは、再び戦争を終結させた英雄として返り咲いた。連合艦隊の事実上最高権力者であった
時のオーブ代表、カガリ=ユラ=アスハもまたその1人であった為、プラント側に課せられた戦争賠償金など、
敗北のペナルティが極めて小さかった事も、世論が彼らを受け入れた一因であろう。
 きな臭い中立国だったオーブが一転して地球連合の中心となった事は、少なからず旧権力者の不興を買ったが、
国力が疲弊しきっていた上、何より歌姫の騎士団の影をチラつかされては交渉も成り立たず、公的な
反対、批判は起こらなかった。
 C.E.74、宇宙をプラント最高議長ラクス=クラインが、地球をオーブ代表カガリ=ユラ=アスハがそれぞれ治める
この2大巨頭政治体制を、戦乱に疲れ果てていた世論は喝采と共に受け入れる。
 そしてC.E.76、世界は久々に訪れた平和を謳歌していた。かに、見えた。

 2度の大戦によってますますその密度と表面積を増したデブリ海の中で、2つの光の尾が蛇行する。
「駄目だ、距離を詰められている! 機体は同じだというのに!」
 噴き出したスラスターの光がMSの残骸に当たってゲイツRの姿を照らし出した。ザク、グフなどに晴れ舞台を
譲ったとはいえ、機数は未だザフト中最多の主力量産機である。
 機内にロックオンアラートが鳴り響き、パイロットは大きく操縦桿を倒した。背部大型スラスターが
傾斜し、機体はロールしつつ右に。直後、ビームが左脇を掠める。
「ちっ……うおぉっ!?」
 かわした先に立ちはだかったのは敵機でなく、スクラップとなった戦艦の主砲。逆噴射をかけて減速しつつ、
ゲイツRの両脚が大きく振り上げられ、慣性のかかった機体がそのまま反転する。背部スラスターを
目一杯噴射し、寸での所で衝突を免れた。その瞬間、デブリの隙間から放たれたビームが右肩を直撃する。
「しまった!?」

142 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:41:39 ID:???
 ビームライフルを持たせた右腕が離れていく。両腰部のレールガンが跳ね上がり、砲身上部照準器に光を
灯すが、敵機は既に見えない。レーダーには依然映し出されているが、デブリ海での戦闘には殆ど役に立たない。
遮蔽物に隠れようとパイロットがモニターの四方に視線を走らせた時、正面から何かが
飛び込んでくる。
「そこか!」
 確かめもしないままトリガーを引き絞り、腰部の2連装レールガンの砲口から光が上がって、打ち捨てられた
MSの残骸に風穴を開ける。その向こう側に、自機と同じ色に輝くモノアイが見えた。
「っ……」
 機体を逃がそうとするも、加速がついた敵機に追いすがられ、膝の突起部分で左のレールガンが蹴り潰される。
そのまま先程の艦砲に叩きつけられた。震動でシートが軋み、背部スラスターへのダメージがモニターに
表示される。
 2秒未満で揺れが収まった時、勝負は既についていた。敵機の、ビームサーベル内蔵型シールドが左脇腹に
押し当てられ、右手のビームライフルは胸部コクピットハッチに狙いをつけている。
 通信回線が開いた。
『観念しろ。MSの動力を切って、機体から降りて来い』
「お前は……シン=アスカ! 知っているぞ!」
 シンのパイロットスーツ姿に、男は嘲笑を投げつけた。
「デュランダル議長の傍近くにいたお前が、今やクラインの犬か!」
『……お前を公共物損壊の、オクトーベル3のソーラーパネル40平方メートルを損壊させた容疑で
逮捕する。お前には、以下の権利が与えられる。まず……』
「前議長に気に入られたように、あの歌姫にも取り入ったんだな? さぞ面白い芸を見せ」
『話が進まないから黙れ』
 無感動な口調と共に、シンは押し当てたシールドを僅かにずらして内蔵ビームサーベルを起動させる。
 コクピットハッチの外部装甲が赤熱して削げ落ちた所をこじ開けた。機内で凍りついたパイロットを
マニピュレーターで引きずり出す。
『今の俺はオクトーベル3の警備隊員。義務を果たすだけだ。それを犬と呼ぶなら……好きに呼べよ』

143 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:43:07 ID:???
「お見事でした、シン=アスカ。近々議長閣下から感謝状が贈られるかも知れません」
「パネルを壊される前に何とか出来てればな。俺は割った奴を捕まえただけだ」
 ソーラーパネルの破壊は、プラントの法に照らし合わせると重罪に分類される。エネルギー危機を起こす
直接の要因となるからだ。500人超まで膨張した議長直属部隊『歌姫の御手』メンバーに先程の容疑者
を引き渡した後、シンは目の前の小奇麗なザフトホワイトに小さく頭を下げた。
「じゃ、よろしく頼む」
「ならば、私の方からそのグリーンを着替えられるよう議長閣下に進言を……」
「赤も白も黒も必要ない。今の緑が良い。早く行ってくれ」
「……それでは」
 くたびれた制服を着たシンは、空港へと走り去る護送車に敬礼した後、警備隊詰め所の小さな建物へと
入っていった。自動ドアが開くなり、新人の女性兵士が声をかけてくる。
「あの、ほんとに良いんですか? アスカさん」
「何が?」
「緑のままで良いのかな?って。 あと、今日付けで回されてきたザクだって。1機目のザクですよ?」
 2年間、配属当初から他の隊員とまともにコミュニケーションを取っていなかったシンは、同僚の名前を
覚えていなかった。自分の名を呼ぶ彼女を、何処か眩しそうに見つめ返す。
「あたしが一番MSに慣れてないのに、一番新しいのに乗っちゃうなんて……」
「服の色なんてどうだって良いだろ……それに、ザクウォーリアは嫌か? 良い機体だと思うけど」
「いえ、違います! でもアスカさんは元ザフトレッドで、元FAITHですし!」
「そう。全部、元だよ。……ザクは装甲が厚めだから、慣れない奴に丁度良い。せいぜい腕を上げてくれ」
 彼女の目を見ず、何処か気の抜けた表情で言葉を返した後、シンはロッカーから荷物を引っ張り出す。
「腕を上げてさ……死んで、くれるなよな。アンタだけに言う事じゃ無いけど」
「は、はい!」
「じゃ、お先に」
「お疲れ様でした! あの!」
 ドラムバッグを引きずるように持って歩くシンに、女性兵士が声をかける。
「明日は、シミュレーターに付き合って貰えますか?」
「…………ああ」

144 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:46:43 ID:???
 オクトーベル3の時刻は夜。陽光を模した照明が落とされ、省電力モードに入った都市は眠りについていた。
赤い光を点滅させる、薄い雲を越えた遥か頭上の大型ハッチを見上げたまま、シンは歩く。
しかし、直ぐに視線を正面に戻す事になる。車のクラクションが鳴ったからだ。
「シン! 此処で働いてたんだ!」
「ルナ……よく、解ったなあ」
 高級車と呼ばれるカテゴリーに位置するエレカの助手席から降りてきたかつての戦友を見て、シンは口の両端
を小さく持ち上げた。
「『彼』が調べてくれたの! ねえ、あれ、シン=アスカよ」
「ん? ああ、そうなんだ」
 車内から聞こえた気のない男の声に、シンは僅かに苦笑する。胸元が大きく開いたドレスを着た
ルナマリアが、ヒールをつっかけて歩いてきた。
「今ね、パーティから帰って来たの。彼、オクトーベルのセレブなのよ」
「そうか。……ちょっと酒臭いよ」
「やだぁー」
 眉を寄せるシンを見て笑い声を上げるルナマリア。
「彼とは前から付き合ってて……今の議長が婚姻統制とか無くしてくれたから、ステディになれたのよ」
「良かったな、ルナ」
 話の真偽など、今のシンにはどうでも良かった。
「MSから降りたかったら、此処に……電話かけて。色々助けてあげられるかもー」
 手帳にのたくった数字を書いたあと、ページを破ってシンに押し付け、ルナマリアは背中を向ける。
「シン、楽しく生きよ。楽しく……ね?」
 そして、最後のルナマリアの鼻声が、酒に酔ったからではない事も解った。彼女を乗せて動き出した
エレカを見送った後、シンは宿舎に向かって歩く。雲の向こう、無機質の空を見上げて。
「ルナ、俺は今……楽しいよ。戦争が無くなったんだから。俺は今……幸せだよ」

 彼は知らなかった。自分の『運命』が、未だに続いている事を。


妄想が止まらなかったので書いた。これ劇場版じゃなくてOVAサイズだな、と気付いた。
あのファイナルプラスの後だと、やっぱ最初はこうだろうと思ってさ。

145 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:55:27 ID:???
逆襲のシン・アスカが始まってるじゃねーか!?オイオイ!!

偽善者どもに自分たちの偽善を自覚させろ!!

146 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/10(水) 23:59:20 ID:???
アスカ一家を吹き飛ばしたやつは、何食わぬ顔で自分たちの正義に酔いしれてるぞ
大嘘を暴け!
気づかせろ!

147 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 00:15:11 ID:???
つかSS投下のおかげで妄想力が拡大してきた
ポスターとかCMとかで付いてるキャッチフレーズはキラのセリフのアンチで
>>115 の「一度吹き飛んだ花と同じ花はもう二度と咲かない 」がいいかと

148 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 00:23:30 ID:???
うっわぁ重いなw
続き待ってる

149 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 03:32:30 ID:???
>>134
じゃあ赤道連合あたりか?
ブレイク・ザ・ワールドの回復のため、核実験データを売って資金を得ようと。
まあ、オーブとスカンジナビアが中心にユニウス条約締結したんだから、どっちにしろ>>104>>129も無しだわな
あんまり細かいことは気にしないけどな。種だし。作品が面白ければいいぜぃ

150 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 04:34:22 ID:???
>>139
昔あったな、そんなスレ。ゴキラだったか李だったかが書いたやつ。逆襲のキラ
まあ、ここで書いてもスレ違いだ罠

151 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 05:00:24 ID:???
シン「例え俺が悪と世慣れようとも構わない!貴様が正義なら俺を撃ってみせろォ
命に変えても守りたい世界があるんだー!!」

152 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 13:16:13 ID:???
ハカイダーだ…
それだとホンは井上がいいなぁ…

153 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 14:13:35 ID:???
シンが、キラに忠誠を誓いキラの配下にならなければ、シンに生きる場所は何処にもないよ。

あの時点では、シンはザフトを首になるのは確実だろうし、プラントにもいられないだろうし、オーブに戻っても危険人物として排除されるのは、間違いないだろう。

154 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 14:20:52 ID:???
偽善者教団から抜け出て一人で歩いていくのがよろしい
教団は、自分たちの足元をよおく見てみると良い


155 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 14:30:22 ID:???
SEED 外伝 
コードネームはシン=アスカ

第一話 反逆の狼煙
第二話 オーブ壊滅作戦(前編)
第三話 オーブ壊滅作戦(後編)
第四話 運命の再会

最終話 鎮魂歌



156 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/11(木) 18:14:51 ID:???
>>153
それなんてDP?

157 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 00:44:16 ID:???
シンには基本的な社会的知識が、足りない部分があるから一人で生きて往くのは不可能だよ。
ルナマリアもプラントの枠組みからは、離れる気はなさそうだし。


158 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 00:50:15 ID:???
そういえばシンってプラント行って直ぐアカデミーに入ったんだっけ?
つーか、アカデミーってどれぐらいの期間いれば卒業できるんだ?

159 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:08:41 ID:???
>>157
 大丈夫だろ。生まれる時はみんな社会的知識不足だし、15歳以降から教えられたって
出来る奴は出来る。まあ、出来ないようなキャラは見たくないというかw
 あ、でもさ。ファイナルプラスで、幾ら吹き飛ばされてもまた花を植えるよ、って
キラに言われた時、シンは確か逆上して殴りかかったんじゃなく、泣いて握手しなかったか?
便利そうな奴にくっついとくっていう心理は働いたみたいだし、群を作る動物の本能みたいな
ものはあるんじゃない? 悔し泣きする辺り、自制が出来てないみたいだけど。

160 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:15:40 ID:???
それは嫁の破綻した脚本が収拾つかなくなったから泣かせただけだな
悔し涙ではなく、
俺が間違ってました涙っつー、最悪のシナリオ

前作SEEDへのアンチテーゼってことではじめた筈の種死が、
力不足で描けなかった

161 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:46:00 ID:???
>>160
そうか。でも公式サイトのどっかに、「一度提示された作品は誤読や曲解も含めて視聴者の物であると思う」とかいう
コメントがあったような気がする。だから俺はそう解釈しつつ、このスレを楽しむ事にするよ。

162 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:50:35 ID:???
http://ayuran.s11.xrea.com/cgi-bin/seed_g/ziten.cgi
機動戦士ガンダムSEED DESTINY


# やたらと前作キャラの待遇がいい。

# 既に前作メンバーの独断場と化している。

# ストーリーはかなりメチャクチャだが、それでも戦闘描写は毎回優れていると、そこだけは好評。
逆に言えば、戦闘シーンがなければ不評。

# 綿密に組み込んだストーリーっぽくも思えるが、中身を開くと穴だらけなのが真実。

# 最初は本当に「アスカ家殺害の原因はキラ」でやるはずだったとのこと。

# 商業的にも伸びは今ひとつ。特に一番稼げるであろうガンプラ面では主役機が大量に売れ残ると言った状態が続いている。
ただし、何故かザクやウィンダムなどの量産機のプラモは非常に出来が良いものが多い。

# 組織というものを馬鹿にし過ぎる感がある。冷静に見るならば、脱走するアスランの方が悪いのに、何故か追うザフトが悪者にされたりなど。

# 登場人物(特にシン、アスラン、キラ、カガリ、ラクス)の行動のチグハグさにイライラさせられる展開が多い。

# 本来はもっと「行為責任」や「結果責任」を明確に描く予定だったのを、片っ端から骨抜きにしてしまったため、かなりメリハリを欠く結果になってしまっている。

# 前作が「戦争」に対し、むしろ「革命」の要素が強い。(特に中国文化大革命を思わせる場面が。)

# 一説では、フリーダム復活以来の前作キャラの再主役化路線はスポンサーからの強力な要請による物とのこと。

# 当初は新キャラ主体の予定だったため、その後の手直しなどで、設定レベルで相当な混乱と無理が発生している模様。

# 「世界情勢」等を表現する前に、「大人のズルさ」を表現してしまったアニメ。



163 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:52:42 ID:???
# 視聴者視点はともかく、物語内では何故か旧キャラ勢が無条件のカリスマとして扱われている。DESTINY本編でその地位から転落したのはアスランぐらいで、他のキャラはいくら非常識的な行動をとり続けてもその人気が揺らぐこと無く支持され続けている。

# 監督自身は訴えたいものがあるらしいが、視聴者にはその訴えたいものが全く伝わらない作品。

# 45話で30分アニメなのに絵コンテが四人もいるという、通常では考えられない真似をしでかした。制作体制のヤバさが尋常ではない証である。

# 「最強」と「聖女」の主人公カップル。それに反発と対抗心を感じる対抗者という図式は『V』が一番近いが、
それを四人(ウッソ・シャクティ・カテジナ・クロノクル)に絞った『V』と違い、中核の人数が多すぎるために、今一つ焦点が合わない。

# 「キラの主役復帰」が色々と論じられているが、実質的には本当の核といえる存在のいない「主役不在」といった方が正確。(『Z』の場合は「主役」は唯一の全話登場のカミーユである。)

# 前作からラクスの主張が180度変わった。

前作では「自分達は戦わなくても良かったはず。戦うという選択肢は間違いかもしれない。たとえ戦って未来を得たとしてもそれは踏み潰された敵があっての未来」、今作では「未来を阻むものとは戦わなければ駄目だ」

# 放映当初からあった懸念通り、回収しなかった伏線・使用されなかった設定・解決法が提示されなかった問題等が山積みのまま終了。

# 全50話中、総集編はPHASE_20「PAST」(解説者シン)・PHASE_29「FATES」(同デュランダル)・ PHASE_41「リフレイン」(同アスラン・キラ)の3話。そして後半は展開が若干ながら進んだ
PHASE_47「ミーア」(同ミーア)も含めれば全4話となる。
全4クール(約1年)という期間を考えると当然ながら「総集編を挿入しすぎ」という評価も受ける。

# それでも売り上げだけは、ずば抜けて高い。ただし、プラモ関連を除く。

# SEEDの続編でSEEDの名を冠した続編だったにも関らず、結局DESTINYキャラでSEEDを持つのはシンただ1人しか出てこなかった



164 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:53:28 ID:???
# 福田監督のコメントによると、当初は「デュランダルをドラマの頂点にした」上で「三人の主役が三極を形成する」予定だったはずが、「物量と精神の両面で破綻してしまった」とのこと。

# 「SDガンダム ガシャポンウォーズ」のHPにあるシンのキャラ紹介欄にて、遠回しに「SEEDキャラは全員精神不安定」と言われる。

# 結局物語りの主軸にいるのはコーディネイターだけに。

# ラクスの台詞にもあったが、この作品の戦いの勝者になるものは
「どれだけ自分の信念を貫く強さを持っているか」(言い換えればどれだけ「相手の言うことなどに耳を貸さないか」)であり、
相手の言い分に耳を傾けたり理解の姿勢を示した者は大抵負けている。

# 作品として褒められる点は何一つ無いが、それでも過去ガンダムシリーズでは最高の売り上げを出している。

# 結局、小説版でも「大衆」に対するフォローは無し。



165 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 01:55:35 ID:???
# 意識的か結果的か、なぜか中国文化大革命を思わせるシチュエーションがやたらと多い。

# 他の作品ならば(ジャンル違いも含め)笑って許される作品の破綻もこの作品ではここぞとばかりに叩かれてる。ガンダムというブランドに似合うものを作れたかどうかが判断基準でもあったようだ。

# その一因は「説教臭さ」にもあったといえる。

# ぶっちゃけた話、「ガンダムが云々」というレベル以前の問題点しかない

# 同人ファン向けの阿諛追従作品に過ぎないとの声も大きい。

# その売り上げがガンダム自体よりもDVD販売に依存していたこともあって、それをより「作品」として整理・追求した『コードギアス』が生み出されることとなる。

# 前作からのヒロイン(ラクス&カガリ)の責任放棄が事態の悪化を招いたことに登場人物のほとんどが指摘しない。

# メインの5人(シン、キラ、アスラン、カガリ、ラクス)は自分の選択による結果に対して責任をとろうとしてなかった。

# 「黙って見逃せない」のは「馬鹿にするにも程がある」くらいの御都合主義のためと思われる。(亀田のボクシング戦みたいに。)

# なまじシンのようなキャラを作ってしまったため逆に「旧キャラなら何をやってもどんな不条理や御都合主義も許される」形になってしまっている。

# 前作以上に思わせぶりの偽伏線を乱用していた。

# 結局この作品の本来的なテーマは『コードギアス』に発展移動している。


166 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 02:05:42 ID:???
これは大前提なんだが、福田と嫁はどうあってもアニメ大好きな(あたりまえだが)オタクで、
世間知らずの国際情勢知らずなんだな

妄想でセカイを語っちゃうわけだ
んで、無責任な権力批判大好き
与党精神が無い、自分が何か国の大事なこと任されたら逃げるな、こいつら

最初の頃、旧作キャラの数々の言動の落ち度を、
シンが片っ端から指摘していくアニメになるのかと思った

妄想にふけってる連中や、無責任なやつら、力不足な連中、
現実が見えてない(見たくない)連中に、地に足着いた現実を見せ付けるアニメ
戦争や政治について


それが、嫁のちから不足で、王子様とお姫様のヌル〜イ妄想アニメで終わっちまったもんだなあ


167 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 07:51:30 ID:???
>最初の頃、旧作キャラの数々の言動の落ち度を、
>シンが片っ端から指摘していくアニメになるのかと思った

誰もがそれを期待していた。

168 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 17:35:38 ID:???
「ロンド=ミナ=サハク代表、貴女にお訊ねしたい事があります」
 議長執務室の通信スクリーンに映った人物に対し、ラクスは何時もの笑みを浮かべた。直ぐ傍には、
指揮官クラスの証である白服を着たキラと、ラクスの補佐官が控えている。
『伺おう、議長……答えられる範囲であれば』
 そして世界の軍事バランスを左右する2人を前にしても、映し出された黒髪の女性は何処までも尊大
であった。薄く紅を差した唇の片方を持ち上げ、軽く頬杖を突いている。
「アメノミハシラの高機動部隊をこの2年で大幅に増強されたそうですが、何故です?」
『言うまでも無い。宇宙航路の治安維持の為だ』
「戦争は終わり、世界には平和が訪れたというのに?」
『戦争の後には戦災がやってくる。2度の大戦が生んだ物は残骸だけではない。この広大な宇宙には今、
重武装した宙賊共が激増しつつあるのだ。とりわけ、非武装中立地帯で』
 此処での非武装中立地帯とはそのままの意味で、プラントの物でも地球連合の物でもない宙域の事である。
「宙賊ならば世界共通の問題。サハク代表のお仕事は、わたくしやカガリさんの仕事でもあります。ならば、
独立しているミハシラの軍備を双方の組織に組み込んだ方が、連携を取りやすくなりませんか?」
『議長。知っての通り、ナチュラルとコーディネイターの問題は未だ解決していない。だから先程、特に
中立地帯で、と申し上げた。かつての敵が互いを守り合うというのは極めて困難だからだ』
「この2年間で、双方の和解は進みつつあります。わたくしの言葉は、皆様に届いて……」
 ラクスの言葉を掌で遮り、ミナはかぶりを振った。
『確かに議長の目にはそう映るだろう。……周囲はそう見せたがる。しかし現実を直視して頂きたい。
世論が議長やアスハに従っているのは共感からではないのだ。圧倒的な戦力に対する恐怖と、あわよくば
その強力無比な力を活用せんとする野心からに過ぎん』
「くっ……それは偏見ではないですか!? 自分が力を持ちたいが為に、ラクスを中傷するのは止めて下さい!」
 たまりかねたか、キラが抗弁する。力が自分の全てでは無いという、彼の心情を鑑みれば無理からぬ
苛立ちだろう。室内の照明に輝くFAITH徽章に、ミナは冷笑で返した。
『これはこれは。貴官は先の大戦で、自分達がやった事をもう忘れてしまったのか?』

169 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 17:39:43 ID:???
「どういう意味です……?」
「お止めなさい、キラ。……サハク代表、せめてオブザーバーを司令部に派遣させて頂けませんか?」
『承服できない。コーディネイターかナチュラルか……どちらかに偏った見方を持ち込まれては、我が部隊の
存在意義に関わる』
 ミナの言葉に、ラクスは悲しげに溜息をついた。
「強すぎる力は、また新たな争いを生みます。サハク代表が善き心の持ち主である事を信じますわ」
『……他に話は? 無いならばこれにて失礼する』
 何処か疲れた表情のミナがスクリーンから消えると、早速キラが口を開いた。
「サハク代表は、本当ならカガリを助けるべき人なのに……どうして解ってくれないんだ」
「人物の善悪はともかく、サハク代表の考えは合理的です」
 ずっと黙っていた補佐官が話に割って入った。
「もし今、サハク代表の掌握する部隊を解体した場合、中立地帯の警備をプラントと連合で全て担当する事に
なります。その維持費は莫大であり、とても支えきれるものではありません」
「じゃあ補佐官は、サハク代表の動きを放っておいて良いって言うんですか!?」
「放っておく以外の選択肢がありません。今の所は、航行する商船に過剰な通行料を払わせる、といった
事もやっていないようですし、介入する理由も、介入した後のケアも出来ないからです」
 怜悧な細面を持つ補佐官の言葉に、キラは言葉を詰まらせて肩を落とした。
「それは解っています。でも……」
「ともかく、わたくし達は信じるだけです。サハク代表が、この平和を快いと思い、持続させたいと思う
人物である事を、わたくしは願います」
 何処か祈るように、ラクスは宇宙を臨む展望窓に向き直り、目を閉じて指を組んだ。

 この非公式会見から2時間後、オクトーベル3付近の宙域にてナチュラルの武装商船が賊の襲撃を受けた、
との報告がザフトに入った。ナチュラルに対し少なからぬ差別意識を持った当直指揮官が対応した為に、
本件は瑣末な小競り合いとされ、情報がラクスに伝わるまで30時間もの遅れが発生した。
 襲撃発生から同時刻、中継基地に待機していたミナは自ら部隊を率い、商船救出に出撃。シンの所属する
オクトーベル3の警備部隊もまた、プラントへの被害を防ぐ為に出動した。
 今、『運命』が交錯する。

170 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 17:44:35 ID:???
交錯する(語尾上がり)。

今回は此処まで。つか、本来なら前回と合わせて此処までが一まとまりだった。
先走って申し訳ない。

171 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 18:53:25 ID:???
>>152
ほぼ同時期に3本以上のシリーズ構成同時掛け持ち
しかも酔った勢いでの発言にすら責任を持つあの井上敏樹ですか

172 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 19:35:37 ID:???
>>170
>>141-144の人でいいんだよね?
GJだ。でもタイトルやコテハン、トリが欲しいとこではある。

静かに緊張感が盛り上がってるのがいい。
ラクスよりキラの方がより先鋭的にヤバイのが新しくていいかな?
某所でちょろっと書いたが、種死終了時点でシンとキラが和解したように見えて、
実は全然別の方向を見てるんじゃないかと思ったのだがそういう話になるのかな?

期待して待ちまつ。

173 :GSCI◇MS/53k85:2007/01/12(金) 20:25:58 ID:???
>>172
はい、俺です俺俺。色々直ぐには決めがたいので、仮称で、
タイトル:GSC
コテハン(トリ付):GSCI◆MS/53K85

トリとか解らないけど見よう見まねで。これで良いかな?

174 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 20:38:03 ID:???
和解したけど相変わらず自分勝手な妄想を押し付けるラクシズに失望したとか

175 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 21:49:43 ID:???
逆襲のシン・アスカ2キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

>>168

ラクスの勘違いと思い込みの妄想を指摘しまくっててイイゾ!
そうだよ、全然解決してないんだよ、ナチュとコーディ。
それなのに、

「武装解除してください。」


おめでた杉だぜーーーーーーーー!!

176 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/12(金) 22:45:31 ID:???
シンにはミナ様という希望が残されていたか!
あの豚が外伝の設定を素直に使う気になるかどうかは疑問だが…

177 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:27:59 ID:???
現実の世界で、欧米諸国とイスラム圏で、今でも緊張があるってのに、
アニメ種死でラクスが議長になったからといって全部解決するわけがない
ありえないことを描き過ぎると、フィクションフィクションし過ぎてウソに見える
それが種死

178 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 00:39:25 ID:???
>>142

「お前は……シン=アスカ! 知っているぞ!」
 シンのパイロットスーツ姿に、男は嘲笑を投げつけた。

「デュランダル議長の傍近くにいたお前が、今やクラインの犬か!」

「前議長に気に入られたように、あの歌姫にも取り入ったんだな? さぞ面白い芸を見せ」

『今の俺はオクトーベル3の警備隊員。義務を果たすだけだ。それを犬と呼ぶなら……好きに呼べよ』



これ良すぎ


179 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 02:00:00 ID:???
>>173
トリことトリップは半角のシャープの後ろに適当な文字列を入れると、
その文字列を暗号化してくれるというものです。
黒ダイヤ(◆)の後ろの文字列は個人が書き込むものではなく、他の文字列を暗号化したものです。
あなたの場合は名前欄に「GSCI◆MS/53K85」と書くのではなく、
「GSCI#******」と記入すると#******の部分が◆XXXXXXと暗号化されて、
******の部分を知らないかぎり◆XXXXXXとおなじトリップは書き込めないというもので、
これで成りすましなどを防止したり、同一投稿者のレスを抽出しやすくすることが可能です。
実際に使用の際は******の部分を任意の文字列(4文字以上が望ましいです)に変えてください。

173の名前欄を見ればわかる通り、
◆を名前に記入してもシステムが◇(白ヌキ)に強制的に変換してしまうので、
他人のトリップをコピーしても一発で成りすましがばれます。
まあ、単に抽出しやすくするだけなら、作品タイトルをコテハンにすればいいんですけどね。

180 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 11:03:24 ID:???
>>179
御丁寧に有難う。これで大丈夫でしょうか。

181 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 11:18:58 ID:???
キラは、まったく成長していないようです。
まあ、分かりきった事だったのですがね…

182 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 12:09:11 ID:???
9 通常の名無しさんの3倍 sage New! 2007/01/13(土) 10:20:47 ID:???
            /::::l、l、:::トへ:::-=_'′          ´ /,/ : __ : : : . : : .     , l
         イ::N:lヘN:::Nヘl:::::::::ヽ             /' l l: ヽ,l: : : : : : : . : . lN  駄目かな?
         ,l:;l:::::::lィ/l:::/:/!:::::::トl                l/l: l:f'l : : : : : : : : : : l'
        ´l{i!::、N左l:/|:lrlィ::::、ヽ              ' ! トトlヘ l、:トト、lヘ∧Nl\   __
         N:::::l  l' リ^ソl:::!`ヽ             リ く ` `-‐`__ {ゝ.ミ v彡'^~
         ' |:从、  -' ∠ト!/              _ -‐''^ ̄       ``<
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     |{  \    ヘ: : ヘ :::  .::/l           、: l: : : . :V: . : .     . : : :   !
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     |: .:::l::: \  ヘ: :l .:/::l::|               }: : : : :l : : : : : : : : : : : : : : , ′
      |:: .::::レ:::.  \ ヘ:l.::/::::|::|           |: : : : :l: : : : : : : : : : : : : : /
      |:l .:::::f::::::.   ヽ l:V:::::::|::|            |: : : : :l : : : : : : : : : :   f
      lノ ::: :|:::::::     |: |::::::::|::|              |: : : :l : : : : : :  : : :   |
       j : .:|:::::::      |: :|:::::::|::.、       __   ノ : : イ: : : : : :  : : : : .  |
     {   .::|:::::       | : |: ::::|::::ヽ     ⊂ 、 `7: : .  :l: : : : : . : : : : . : .l |
     |  .::::|::::     |: : | :::l::::::l      /`./: : : : /: : : : : : : : :/ : : j/
     |  :::::|::::      |: : :|  ::l:::::|     f彡'ッl : : : : /"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}
                          ↑手に画鋲仕込んでる



183 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 12:58:10 ID:???
あああ

184 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 13:57:12 ID:???
補佐官まともだなー
ラクシズにこんな人員が居るとは

185 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:14:25 ID:???
機動戦士ガンダムSEED-DESTINY
〜逆襲のシン――Shinn’s Counter Attack――〜


 Phase 1 「シン、その瞳に映して」


 その日、シン・アスカはひどく憂鬱な気分だった。
『オーブのスカンジナビア王国殲滅戦に、支掩部隊として参加されたし』
 その命令が上層部(うえ)から下ってきてからというもの、シンはずっと気分が悪い。
 オーブとプラントは、コズミック・イラ74の戦争の終結から、半ば同盟国のような関係にある。
 偏に、プラント最高評議会議長ラクス・クラインと、オーブ首長国代表カガリ・ユラ・アスハとの間に深い親交があることに由来するのだが、そんなことは、いまのシンにはそうでもいいことだった。

 ――オーブなんて、信じた俺が馬鹿だった……。
 そういった憤りを、今のシンは感じているのである。

“他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入せず”

 これが、オーブの理念とやらである(大層ご立派なものだ)。しかし、オーブがこの理念をきちんと守っているのかといえば、シンは断固としてノーと言うであろう。
 そもそも、このスカンジナビア王国殲滅戦などという事態に至ったのは、オーブの核武装問題が原因なのである。
 オーブの核武装。これは、世界中を震撼させるには充分すぎた。
 コズミック・イラ74に戦争が終結して以来、実質的に世界を牽引してきたオーブが核の保有を始めると、次々と芋蔓式に連合諸国が、こぞって核開発・武装を開始。
 ユニウス条約が確実に有名無実化いていく中で、条約の立役者であるスカンジナビア王国は、そのユニウス条約、そしてオーブの理念を盾に、オーブ始め諸国へ、核の廃絶を強く要求。
 しかし諸国の反応は冷たく、スカンジナビア王国とオーブの間の緊張は、日増しに強くなっていった。
 その頃からシンは本能的に、大きな事件の奔流を感じていた。そしてその予感は、思わぬ形で現れることとなる。


186 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:17:29 ID:???
 スカンジナビア王国が、ほとんど冷戦状態であったオーブへ、大使を派遣したのである。名目はもちろん、核廃絶要求である。
 ある意味冒険ともいえるスカンジナビア王国のこの行動は、全世界の注目を集めていた。
 そしてコズミック・イラ78年9月10日……事件は起きる。

 スカンジナビア王国の外務大臣マーカス・グレッグを乗せた車が、オーブ首長官邸に訪問する道中、王国の核廃絶要求を内政干渉だと抗議する過激派のデモ隊と衝突。
 送迎していた車は破壊され、中から引きずり出されたマーカス・グレッグがデモ隊のリンチに遭い死亡するという事件が起きたのだ。
 当然激昂した王国政府は、オーブに対して謝罪と賠償を要求。
 しかし、オーブからの反応はなく、あくまで非は無いと主張するオーブに対し王国はついに、オーブ首長国連合との国交断絶を決定。
 それに伴いオーブは、王国のコーディネイターの人材資源返還を要求するも、帰還希望者は少数として、オーブへと返還されたのは僅か数人であった。
 これを不満としたオーブは、開戦の意を表明。外交的手段での和解は不可能として、スカンジナビア王国へ宣戦布告したのである。外務大臣殺害事件から、約一年後のことだった。

 戦闘は、モビルスーツも投入されるほどの規模のものとなった。モビルスーツ開発の最大企業モルゲンレーテを有するオーブである。戦闘の大勢は始めから決まっていた。
 オーブ軍は瞬く間に王国軍を追い込み、ついに一週間後に決定したスカンジナビア王国殲滅戦に、シンは支掩部隊として参加することになったのである。
 殲滅戦を展開するくらいなのだから、わざわざプラントからシンたちザフトを呼びつけることは無いのだが、それをするということは、これから先同じようなことがあった場合のための見せしめということだろう。



187 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:20:07 ID:???
「くだらない……何が“他国を侵略せず”だ。蹂躙するつもりじゃないか」
 シンは舌打ちをして、独りごちた。明日にはオーブへ出発しなくてはならない。本当に気が滅入る思いで、シンはモビルスーツ・デッキへと向かった。


 ヴォルテール。シンが搭乗する艦の名前だ。これは、ザフト軍第十八MS大隊――通称ジュール隊の旗艦である。
 ザフトでもトップクラスの人員が集まるこの隊でシンは、第二MS小隊の隊長を任されていた。戦後、軍には残ったものの、目的もなく無気力に過ごしていたシンを見かねて、ほとんど無理矢理イザークが引っ張ってきたのだ。そのことでシンは、イザークにはひどく感謝していた
 実戦は久しぶりである。そのため、モビルスーツ・デッキの中は忙しさがありありと見てとれる。シンにとっても、軍服が緑になってからは、初めての実戦だ。
「シン、シン!」
「ヨウラン、俺のザクはどうだ?」
「バッチリだよ! こんな入念なチェックをしたのは久しぶりだ」
 オイルにまみれたキャップを逆さにかぶった、メカニックのヨウラン・ケントはシンの方へいちど笑ってみせるとすぐに、真赤に塗装されたシンのブレイズザクファントムのコックピットへ姿を消した。遠目のシンにさえ、その褐色の肌に光る汗はしっかりと見えていた。
「そうか、ありがとう」
 シンはヨウランの背中へそう言うと、そのままヴォルテールの廊下を抜けていった。

「あれ? おっかしいな……」
 艦内の集合食堂にある自販機の前でシンは、ポケットをまさぐっていた。少しばかりの小銭が入っていたはずだが、どうやら落としたらしい。と、シンの横から別の手が伸びて、自販機に二人分の金を入れてしまった。
「なにシケたツラしてんだ」
「ふ、副長」
 敬礼しようとしたシンを、ヴォルテールの副長ディアッカ・エルスマンは手で制した。同時に、一緒に買ったシンの分のドリンクを投げる。

「す、すみません……」
「考え事か?」
「いえ……」
「まあ、分からないでもないけどな」
 ディアッカが、ぐいとドリンクを呷った。
「は……?」
 シンは、未だタブにすら指をかけず、ディアッカをみた。
「オーブのことだろ」
「……お見通しですか」
「そのくらいはな」
 そこまで言われて、シンはようやく缶を開けた。
「……自分は、納得できませんから」
「いいんじゃないの? 明日には分かるだろ」
 ディアッカが暗に言っているのは、機会があればアスランに訊いてみろ、ということだ。
「イザークもおまえも、始まる前から決めつけすぎ」
「隊長が、なにか?」
「別に。でも、今アイツすこぶる機嫌が悪いから、俺は逃げてきたの」
「ハハ……そりゃ怖いですね」
「俺も……近頃のオーブは、どうかしてると思う」
 急に言葉の調子を変え、ディアッカがぽつりと言った。シンは、黙って次の言葉を待った。

「考えてもみろ? オーブが核を持ってるって噂が出てから、アスハの代表は一度もメディアに姿を見せていない。噂が本当だったと分かった今でも、コメントをするのは、いつもグロードの奴らだ。
代表であるはずのアスハは、いつもファックスで曖昧な声明を出すだけ……突っ込みどころ満載だ。うちの議長が何もアクションを見せないのも、それの証明と言えるんじゃないか」
「はあ……」


188 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:20:51 ID:???
支援

189 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:23:25 ID:???

シンの反応にディアッカは苦笑してみせると、「おまえは腕は良いんだけど、こっちのがまだまだだな」といって、こめかみを人差指で小突いた。
「今日は、早く休め。明日は降下作戦もあるんだからな」
「はい」
 ディアッカは頷くと、「俺は、艦長さんの眉間を広げにゃならん仕事があるから、今日はまだまだ眠れそうにないよ」とため息をついて、食堂を出ていった。
 シンも倣って部屋へ戻り、ハンガーに制服をかけ、シャワーを浴びた。短髪にした髪をろくに乾かすこともせず、ベッドに体を投げ出した。眠れそうにはなかったが、無理にでも眠ることにした。部屋でじっとしていると、余計なことを考えてしまうだろうから……。


「いいか、カウントスリーで降下する。俺の隊に次いでディアッカの隊、最後はアスカの隊だ。遅れるなよ」
「了解」
 イザークのブレイズザクファントムから通信が入る。返事を返すと、イザークのザクが屈んで降下体勢を作った。
「カウント……3、2、1……ジュール隊、発進する」
 イザークの掛け声で、大気圏突入カプセルに身を包んだモビルスーツの一群が、一斉に地球へ向け降下を開始した。鬱陶しい暑さの中シンは、睨むように、ただ青い地球を、カプセルのモニター越しに見つめていた。


 ジュール隊の降下作戦が始まったころ、オーブのアレックス・ディノは、陰鬱な気分でその到着を待っていた。
「よりによって、イザークの部隊も来るのか……」
 アレックスは頭を抱えた。彼とイザークは古い付き合いだった。アレックスがまだアスラン・ザラと名乗っていた頃からで、アカデミーでも常に成績を競っていたほどの、である。
 74年の戦争後の事後処理では、アレックスはイザークにうまくやってもらっていた。恩は大きい。
 そこまでやってもらって、今国はこの有様だ。顔を突き合わせるようなことになったら、ありったけの罵声と拳の一発や二発は覚悟しなければならない。アレックスは、もう一度大きくため息をついた。

 アレックスが、間近に控えたスカンジナビア攻略の作戦概要の見直しをしていたころに、報告は入った。
「アレックス一尉。ザフトのジュール隊がご到着です」
「もうか? 聞いていた時間より早いな……」
 アレックスは時計を見た。時刻は夜の1時を示していた。降下作戦は夜に行うのが基本なので、このくらいの時間になるのは珍しくない。
 アレックスは、当日支掩してもらうモビルスーツ隊の隊長であるため、出迎えに出なくてはならない。軍服を羽織ると、足早に部屋を出た。

「ザフト軍第十八モビルスーツ隊々長イザーク・ジュール以下十二名、オーブの支掩部隊として只今到着致しました」
「ご苦労です。私が、当日現場の総指揮を執りますクニミです。今日はお疲れでしょうから、ゆっくりお休みになってください。作戦の詳しいことなどは、あちらにおりますアレックスに」
「アレックス・ディノであります」
 クニミの後ろで敬礼をしていたアレックスが、一歩前へ出た。イザークとアレックスの視線がかち合う。
 イザークは今にも破裂しそうなはずだが、アレックスからは、そんな様子は微塵も見えなかった。それよりもアレックスを遥かに驚かせたのは、イザークの後ろで同じく敬礼をしている男の存在だった。

(シン……!?)
 アレックスは思わず目を見開いた。髪は短髪になり、制服は緑になっているが、その黒髪、焔のように紅い瞳。それは、間違いなくシン・アスカであった。
 74年の戦争後は、てっきり除隊したのだろうと思っていたアレックスにとって、それは少なからず驚愕に値することだった。
 どうしているのだろうとは気になっていた。だが、訊ける立場でもない。幸せに暮らしてくれてればいいと思っていたが、まさか、まだザフトにいたとは……。
 一方のシンは、無表情に……本当に無表情に、アレックス――アスランを見ていた。その胸中は、誰の図り知るところではない。



190 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:25:40 ID:???
 当日は、一緒に連帯して行動するのである。
 本来ならば、アスランがイザークたちと食事のひとつでもするはずなのであろうが、とてもそんな雰囲気ではないことはアスランも重々承知していた。
 ひたすらに重い空気を抱えてアスランは、イザークとディアッカをホテルの宿泊する部屋まで案内していた。その間ディアッカは何度かアスランの方へ苦笑を投げかけたりもしたが、イザークは一度たりともアスランの方へ向き直るようなことはせず、ただ足早に歩を進めていた。

「イザーク……」
 部屋の前まで来て、ようやくアスランは口を開くことができた。それを待っていたかのように、イザークが弾かれたようにアスランの襟首を掴んだ。
「貴様……!」
 絞り出すようにイザークはそれだけ言うと、今にも飛びかかってきそうな瞳でアスランを睨みつけた。
「イザーク、やめろ」
 ディアッカの制止もきかない。アスランは成すがままにされ、哀しみを帯びた瞳でイザークの眼を見ていた。
「なにがあったとは聞かん。どうしてこうなったとも言わん。……だが、これだけは教えろ。これは、貴様の望んだ形ではないな……!」
「当たり前だ。馬鹿なことを言うな」
「その馬鹿なことをなぜ止めなかった!」
「イザーク!」
 激昂するイザークをディアッカが強めに止める。それでイザークも、ようやくアスランから手を離した。
「作戦の説明は明日聞く!」
 それだけ叩きつけるように言うと、イザークは力任せにドアを閉めた。

「すまない」
「いや、こっちこそ。大丈夫か?」
「ああ。相変わらずだな、イザークも」
「やめとけ。それ以上言ったら殺されるぜ?」
「そうだな、気をつける」
 ディアッカの軽い冗談に、笑ってそう返す。
「でも、安心したぜ?」
「えっ?」
「正直、俺も少し心配だったし。おまえの口から不本意な形だって聞けてよかったよ」
「ああ……」
「色々複雑なんだろ? 政治なんてそんなもんだ」
「…………」
「イザークだって、その辺のことは分かってる。気にしなくて大丈夫だ」
「ン……」
「俺も寝るよ。悪かったな、案内までしてもらって。じゃあ、また明日な」
「ああ」
「そうそう、アスカにも会いに行ってやれよ? ずっと会ってなかったんだろ。積もる話もあるだろうし、会ってやれよ」
「ああ、時間があったらな」
 ディアッカは小さく頷き、静かにドアを閉めた。イザークが行動し、ディアッカがフォローする。お互い大人と呼ぶにふさわしい年齢になった今でも、その関係は些かも変わることはない。そしてそれはこれからもだろうと、アスランは確信していた。

 ホテルの三階のフロアを、アスランはふらふらとしていた。
 シンの部屋番号は分かるが、いざ会いに行ってみようと思うと、なかなか腹が決まらないのである。何故なら自分は、アイツを裏切ったから。
 やったことに対して後悔はしていない。だが、許してもらえると思うほどアスランも甘くはない。突き帰されてもおかしくはないし、むしろそれが普通なくらいだ。
 結局アスランはインターホンを押すことが出来ずに、展望フロアまで来てしまった。優柔不断な気があるのは自覚しているが、こうなると笑うしかない。
 だが、そこには都合よくシンがいた。全周囲モニターガラスで構成された、このホテルの名物のフロアにひとり佇むシンは、まるで宙に浮いているようだった。



191 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:26:27 ID:???
「久しぶりだな、シン」
 こうなれば、話しかけるほかない。アスランは、随分たくましくなったシンの背中に声をかけた。シンがゆっくりと振り返り、そのまっすぐな瞳をアスランへと向けた。
「これはこれは、ディノ一尉。私のような下士官に、何かご用でしょうか?」
 アスランが予想していた反応の、どれとも異なる反応がシンから返ってきた。もちろん、言葉に敬いなどなく、冷笑がたっぷりと含まれた、棘のある言葉だった。
「君がまだザフトに、しかもイザークの隊にいたなんて、ちょっと驚いたよ」
 言葉の棘には気づかないフリをして、アスランは言葉を継いだ。昔のように、おまえと言うことは出来なかった。
「私には身寄りがありませんから。軍にいるしかないのです」
「なあ……やめないか、そういうの」
「…………」
 そう言うアスランを見つめるシンの瞳は、その真っ赤な色が信じられないくらいに、冷たい光を放っていた。
「君の気持ちは分かる。許してくれなんて言わない。でも、少し話をするくらいは構わないだろう? ずっと、君に会いたいと思っていた」
「…………」
 アスランが、一歩シンの方へ歩み寄ったとき、「なんで……」と小さくシンが呟いた。アスランが止まる。

「なんでアンタは、いつもそうやって人の心に簡単に踏み込んでくるんだ」
「えっ?」
「なんで簡単にそういうことが言えるんですか? 俺は、あなたになんて会いたくなかった。見たくもなかった」
「……そうか……」
 アスランは、沈むように視線を下へ落とした。
「ほっといてくださいよ。なんで俺なんか探したんですか。他にやることが山ほどあるでしょう。違いますか? 裏切り者のくせに!」
「そうだな……」
「俺なんかを探すヒマがあるなら、戦いを回避する方法を探してくださいよ! ザフトの時、散々それを俺に説いたのはあなたでしょうに!」
「そうだな……」
「なんで何も言い返さないんですか? 昔みたいに、俺を説き伏せてくださいよ……」
 語尾がかすれた。アスランは、シンが泣いているのだとわかった。痛ましいくらいの、シンの感情の発露だった。
「シン……」
「アスハは! アスハは何をしてるんですか? おかしいじゃないですか。教えてくださいよ!」
「カガリは……いない」
「いない? なんで……」
「理由は言えない……すまないが」
「…………」
 沈黙が流れた。だがアスランは、不思議とそれを息苦しいとは感じなかった。こんな会話中に不謹慎だが、アスランはシンが包み隠さずぶつかってきてくれたことが嬉しかった。
「分かりました。無礼の数々、申し訳ありませんでした。失礼します」
 沈黙を破ってシンはそう言うと、アスランの横をすり抜けていった。
「シン」
 それを、アスランが止めた。
「いくつに……なったんだ?」
「22ですよ」
「そうか……大人になったな」
「子ども扱いはやめてください」
「そうだな、すまない」
「……失礼します」
 シンが去った後もアスランは、ひとりガラスの向こうの空を、しばらく見つめていた。



192 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:29:10 ID:???
 それから作戦が始まるまでの間は、まさに矢のように早かった。
 シンにとっては、地図と作戦概要、自分たちの役割を頭に叩き込んでいるうちに、あっという間に過ぎてしまった。シンたちの役割は、アスランの指揮する西方侵攻部隊の後方支掩である。
 やることは主に三つで、空いた戦線のフォロー・援護攻撃・退路の確保で、とりわけ退路の確保は重要である。常に前線で戦ってきたシンにとって、後方は初めてであった。
もちろん動きはアカデミーでも習ったし、昨日ブリーフィングでイザークに確認もした。だが、やはり実戦は違う。
ずらりと並んだ航空部隊、戦車部隊、モビルスーツ部隊が戦場にかもし出す雰囲気がそれを物語っていた。
 スカンジナビア側も総力を注ぎ込んできているようだ。彼方に見えるモビルスーツ群がこれから散っていくのだと思うと、シンは途端に悲しい気持ちになった。そして、作戦開始時刻を迎える。

「……オーブ、そしてザフトの勇士たちよ。我々はこれから、スカンジナビア王国攻略戦を開始する。我が国の人的資源を我が物顔で使い、さらにはそれを返還しないという蛮行に及んだあの愚人どもに、正義の鉄槌を下すのだ!
我々の勝利を信じ、この戦場にいる我が軍の兵士たち全てに、ハウメアの御加護があらんことを!」

 総指揮官クニミの言葉の終わりを合図に、一斉に轟音が鳴り響いた。ビームが、薬莢が、あられのようにスカンジナビア王国へと降り注いで。
 シンは、ただザクで突っ立っているだけだった。とてもじゃないが、弾を撃つ気になどなれなかった。何故ならそれは、戦闘と呼ぶには難すぎる一方的な追い込みだったので。
 例えるならば、押し寄せてくる津波を素手で止めようとしている感覚である。
オーブの圧倒的な蹂躙は、瞬く間に王国を炎に包んでいった。シンは思っていた。これじゃあ戦線も空かない、援護も要らない、退路も必要ない。虐殺して、悠々と帰還すればいいだけだ。


193 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:30:02 ID:???
ふと、シンのザクのモニターに、突撃してくる歩兵が見えた。なにやら叫びながら、やたらに銃を乱射している。よくここまで潜り込んできたとシンが少し感心する間に、ムラサメのミサイルが着弾して歩兵のいた場所に小さなクレーターを作った。

その時、何かが飛んだ。
そしてシンの優秀な視力は、“それ”をはっきりと捉えていた。
それが地面に落ちた瞬間、シンは凍りついたように動けなくなった。
銃を握った腕が、そこにはあった。
ただ、あるのは腕のみで、それ以外のものはどこにも確認できなかった。
体から無理矢理ちぎりとったようにいびつな形をしたそれは、シンにとっての最大のトラウマを喚起させた。
「あ……ああ……」
 ちぎれ飛んだ腕から、シンは目を離すことができない。ちぎれた部分から流れだすまだ新しい血が、スカンジナビアの土に染みを広げていく。

 ――これで本当にいいのか?
 誰かの声が聞こえた。
 ――こんな悲しみだけが広がっていって、おまえは許せるのか?
――人は、何も変わらないじゃないか
それは、シン自身の声だった。
それが聞こえたとき、シンの中で何かが変わった。

 イザークがその異変に気がついたのは、シンの隊の隊員から通信が入ってからだった。
 シンのザクが、エリアから離れていっているのである。
「おい、アスカ、何をしている? 持ち場を離れるな。戦域から逸れているぞ」
 イザークは通信を送るが、シンからの返答は無い。
「おいアスカ! 聞こえているのか! 隊列を乱すな、戻れ! アスカ!」
 イザークがひとしきり叫んだ瞬間、シンのザクが爆発した。それはあまりにも呆気なくて、イザークもディアッカも、一瞬なにも反応できなかった。
「ア……アスカァァッ!!」
「なんだ!? 墜とされたのか!? どこから……」
「い、いえ! じ、自爆です!」
「自爆……そんな……」
 イザークは茫然自失した。次には、力任せにコンソールを叩いて絶叫を上げていた。
 ディアッカは成す術もなく、シンのザクが爆発したところから上がる爆煙が、ひたすら目に焼きついていた。

 後日、この戦闘の記録にはこうあった。
 ――この戦闘は、オーブ・ザフトの連合軍の勝利に終わった。
 クニミ中将の指揮の下、スカンジナビア王国の殲滅に成功。
 当初の目的であったコーディネイターの人的資源の奪還も無事に果たした――と。

 そして、戦死者リストの中には、シン・アスカの名前があった。
 なお、大破したザクの中から、シン・アスカの死体は発見されていない。


194 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:31:47 ID:???
>>104氏の案が面白そうだったので、完全に勢いに任せて書いた
今は反省している。

195 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:35:25 ID:???
大作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!乙です

196 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:43:06 ID:???
そういえばキラも勿論だが、凸もミネルバクルー何人も殺したのにシンは怨んでないのかな?
ヨウラン殺害説もあるくらいなのに

197 :SCA ◆ZiprQ.wXH6 :2007/01/13(土) 18:44:11 ID:???
漏れも一応酉付けておく。
つーか、パソからこんなに真紀子したの初めてだったから、エラーが大杉で困った。
字数やら改行やら。本来改行してなかったところにも改行入れざるを得なかったから、見にくかったらごめんよ(・ω・`)

198 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 18:46:24 ID:???
種死の失敗の総検証的なものがもっともっとほしい

>>162
>>163
>>164
>>165


これらを全て盛り込んだような
伏線張っておいて放置したものの続きや、なんでおまえらの主張が通ってるねんってやつも
>国のトップカガリ vs 市民シン

シンの主張が勝つはずなのに、女脚本家補正でシンが負けってありえん


199 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 20:05:27 ID:???


389 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 16:29:53 ID:???
ついでに>>387の事について嘘もついてなければ否定もされていないよな
管理社会だからどうとか自由が無くなるとかは言われるけどな

さらに実際は世の中管理されていない物なんてごくわずかでさ
車、ネット、核・・・野放しにすれば不都合な物は管理されなければならない
種世界では絶滅寸前まで行き着くところまで行った
だからそれ相応に管理されなければならないというのは道理の一つではある

「管理」という言葉に妙な偏見を持って「自由」というのを勘違いすれば負債の描く正義は理解できるが



200 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:26:45 ID:???
 オクトーベル3の大型エアロックから発進した4機のゲイツRと1機のガナーザクが5角形に陣形を組み、
機体をゆっくりと回転させて全方位サーチを行う。
『シン、付近には何も無い。宙賊の別働隊はいないみたいだ』
「偽装作戦の可能性は低いか、……ごめん。アンタの名前、覚えてないんだ」
『良いさ、機体番号で呼べよ。もし名前を呼ぶなってんなら、俺も3番機って呼ぶからさ』
『ただし、この後で覚えて貰うけどな。もう2年になるんだぞ?』
 僚機からの通信に、シンは思わず苦笑いを浮かべた。
「そうする……。俺達は警備部隊のガイドラインに沿って、商船を救出しに行く。問題無いな? 5番機」
 5番機、つまり最も新しく補給されたザクに乗る女性兵士が、緊張感を孕む声で返答する。
『はい……プラントへの直接被害の危険が無い場合、二次的な脅威の排除に移行せよ、とありますから』
「近くに宙賊の基地が無い事は、一週間前の調査で分ってる。賊は母艦を持ってる筈だ。後、MSもな」
 シンの何気ない言葉に、隊員達はそれぞれ表情を強張らせた。
 戦争が終わり、戦力の補充あるいは増強が必要なくなると、当然ながら兵器産業は新たな『顧客開拓』に
乗り出す。特に、一度の交渉も経ない、武力のみで互いの戦力を奪った末の終戦である。戦後処理の準備など
されている筈も無かった。結果、突如として発生した『赤字』を少しでも補填する為、企業は自らの在庫を
相手構わず一斉放出してしまったのである。それを買い取る顧客には事欠かなかった。
 コスト削減の為、一夜にして職を追われて放り出された軍人が溢れ返っていたからだ。
何の準備期間も無く、自分達から生活の糧を奪い去った軍部と政府を憎む彼らは、その大部分が、今まで
蓄積した戦闘技術と軍の内部情報を悪用し、『好ましからざる人物』へと変貌したのである。
『て、事は、敵は同じコーディネイター……しかも艦とMSを運用する、元プロか』
「充分ありえるな。だから、敵に正面からぶつかったら駄目だ。何が何でも母艦を叩く!」
 語気を強め、視線を鋭くさせたシンが言い放った。
「ただ、正面で敵をひきつける役も必要だ。それは俺がやる。アンタ達はとにかく艦を探して、見つけたら
直ぐに主砲の死角に回り込んで攻撃してくれ。自分達が帰る場所が危なくなれば、敵は浮き足立つからな」
『シンだけで囮をやれるのか? 危険すぎるだろ……』
「囮はなるべく弱そうなのが良い。直ぐ行こう。時間が無い」

201 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:29:05 ID:???
『お待ち下さい。許可できません』
「何……?」
 通信に落ち着き払った男の声が割り込み、シンはレーダーに現れた新しい光点を見遣る。
1機のグフが、シンの乗るゲイツRの目の前まで接近した。右肩に、『歌姫の御手』のメンバーである事を示す
白い一対の翼が描かれている。
『あなた方は現在地で待機。20分後に到着する本隊と共に商船救出にあたる事になります』
「今から20分? 遅すぎる!」
『敵戦力の詳細が分かっていませんし、襲われた商船も武装しています。これは戦闘です』
「アンタだってデータを見たろ! 商船は全部で5隻! うち武装してるのは2隻で、それだって有線操縦のメビウス
2機と対空機銃が2つだ! 何の役に立つ!?」
 同僚達が思わず息を呑んだ。この2年間、激したシンの声を聞いた事が無かったからだ。
「分かったら其処を退け! 時間の無駄だ!」
『シン、こんな小事で功を焦る必要はありません。その力さえあれば、遠からぬ内にあなたは元の……』
「アンタ達に何度も言ったが、俺はそんな物に興味は無い!」
『……シン、襲われた相手はナチュラルで、襲っているのはコーディネイターだそうです』
「それがどうしたッ!!」
 まなじりを吊り上げ、紅い瞳に凶暴な光を宿すシンに、選り抜きのザフトホワイトは醒めた表情で告げた。
『吹き飛ばされた花は、また植えれば良い。そう申し上げているのです』
 その言葉が耳に入った時、シンの頭の中は真っ白になった。手足から力が抜けていく。
<いくら吹き飛ばされても、僕らはまた、花を植えるよ。きっと>
 かつて自分が敵対し、今、事実上ザフトの頂点に立っているキラ=ヤマトの言葉。オーブの慰霊碑の前で、
言われた時、そしてザフト入りしたキラが、微笑むラクスの前で同じ事を口にした時、シンの胸中に
生まれたのは、諦観と希望だった。自分がデュランダルの下で戦っていたのは、彼のデスティニープランが
争いで命を落とす者がいない世界を創ると、そう信じ続けていたからだ。
 そして、その計画を力によって打ち砕いた彼らを、シンは新たに信じるしかなかった。手に入れた力を
自我の赴くままに振るった結果、己が起こした悲劇を覚えていたからである。だからこそ『敗北』と『管理』を
甘んじて受け入れ、キラ、ラクスの下で力を尽くそうと決めた。今日、この瞬間までは。

202 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:32:32 ID:???
 全身から抜けた力が、倍になって戻ってくる。
『シン!』
『アスカさん!』
『何を馬鹿な……』
「俺は敗者だ。だから誰でも良かったさ。誰も戦争で死ぬ必要の無い世界を創ってくれるんなら、たとえ
デュランダルだろうがキラだろうがラクスだろうが、構いやしなかった!」
 ビームライフルをグフの胸元に狙いをつけたシンが叫ぶ。
 キラがザフト将兵の前で同じ内容を語った時、彼らは熱狂と共に賛同した。傍近くに控えた
『歌姫の御手』達は特に。
「だけどアンタは、『御手』のアンタは、そのマークをつけたMSに乗って、ナチュラルなら見殺しにしても
構わないと言ったんだ! ならもう何も話す必要は無い! グフを寄越せ! 俺だけで行く!」
 このザフトホワイトは単純なミスを犯した。歳若くして元赤服、元特務隊のシンを、自分と同じく、
ナチュラルを強く蔑視する典型的なザフトのエリートと誤解したのである。
 勿論、彼の発言がシンにキラ、ラクスへの決定的な叛意を植え付けた、という事は無い。しかし、目の前で
襲われつつある弱き存在を前にして、命令によって行動を阻まれたシンに、最後の一線を越えさせるには
充分すぎる後押しだった。
 そして、怒りの最中にも兵士としてのシンは冷静だった。長銃身のビームライフルと発射間隔の長い
レールガンが主武装のゲイツRでは、単機で複数と戦ってもただ落とされるのみ。
近接戦に秀でるグフであれば、状況を打開する機会が生まれると、そう踏んだのである。
「襲撃発生から6分経った! 早くしろ! ……それともこの状況で他の対処が在るとでも思うか?!」
 対応を迫られたザフトホワイトは、差別主義者だが臆病ではなく、無能でも無かった。今直ぐにでも
ビームで蒸発させられる事に恐怖は無く、この状況でシンの射撃をかわせるとも思わない。
 彼が思考を巡らせていたのは今後である。仮にも一度キラを負かしたシンがザフトに復帰したのを快く
思っていなかった彼は、これをチャンスと捉えた。シンを脱走兵であると共に反逆者にしてしまえば、最早
情状酌量の余地は無く、プラントを追放されたシンは後援者を持たず、無力化する。
『分かりました。しかし、その前に……』

203 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:33:58 ID:???
 グフの腕がシールドに伸び、テンペストを引き出してビームを発生させる。
『動かすな!』
「御心配なく。ですが撃ちたくば撃って頂いて結構……グフを失ってもよろしければ、ね」
 そのまま、ビームソードで右肩の翼のマークを軽く撫でた。翼が焼き潰され、鈍い灰色の痕跡が残る。
「装甲表面を炙っただけです。今、コクピットを開けます」
 機内を減圧してハッチを開く。既にシンが、突き付けたゲイツRのライフルを伝ってやってきていた。最低限の
安全確認すら惜しむシンに、彼は小さく溜息を吐く。
「右腕にビームガン、左腕にウィップがついています。間違えないように」
『言われなくても外から見えた。でも、有難う』

「皆、悪かった。後、止めなかった事には感謝する」
 グフを起動させたシンが、通信回線を開く。
『なに、気にすんな……一緒には、行ってやれないからな』
「当たり前だ。……俺の自己満足になんか、付き合わせられるかよ」
 ザフトに入隊した同僚とて、力ない存在を助けるという気概はあった。反逆者、脱走者の汚名を着る勇気は
無かったが、それは責められるべき事では無いだろう。
『アスカさん。終わったら、ちゃんと戻ってきて下さい。シミュレーター、一緒に……』
『シン、ひとつお訊ねしてよろしいでしょうか』
 新人の女性兵士の言葉を遮って、ゲイツRに乗り込んだザフトホワイトが通信を入れた。
「何だ? もう8分過ぎた。短く頼む」
 手早く最後の調整を行なうシンが、そちらを見ずに答える。
『昇進や勲章に興味が無いと仰いましたが、では一体、あなたの興味対象とは何です?』
 キーボードを仕舞い、操縦桿を握り直したシンは、ザフトホワイトに正面から向き直る。
「簡単だ。この手で何人救えるのか、この手で何人救い損ねるのか……それだけだよ」
『良く分りました。シン、あなたは救いようの無い愚か者だ』
 言葉と共に敬礼する将来有望なエリートに苦笑し、シンは全ての通信を遮断した。
「そうだな。俺は……」
 戦闘宙域に進路を定め、フットペダルを目一杯踏み込んで加速。襲い来るGに目をきつく細める。
「俺は馬鹿だ。脱走者で、反逆者の……大馬鹿野郎だ……!」
 犬歯を覗かせ、凄絶な笑みを浮かべる。背部のフライトパックからスラスター光が噴き出し、青のMSは
漆黒の海へと消えた。

204 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:35:10 ID:???
 幸運にして不運な事に、宙賊の目的は目撃者の完全抹殺であった。ザフトがナチュラルを救助する筈がないと、
自らの経験と心理によって把握していた略奪者達は、大原則の速攻ではなく、念入りに標的の武装を破壊し
エンジンを止め、その上で物資を頂こうという算段を立てていたのである。
『駄目です。エンジン、ジェネレーター、レーダー、全て潰されました……』
「そうか……君は、今からでも居住ブロックに退避しろ。長くは保たんだろうが」
 そう告げた船長は、スーツのヘルメットを脱いで放った。無重力の中を漂うそれを、呆けた表情で眺めている。
「駄目だな。誰も助からん。5隻全てが無抵抗だ。私は船団長としての責任すら取れん」
「しかし、救難信号は発信できました。ザフトと……『ミハシラ軍』に!」
 通信士の言葉に船長は首を振った。無論、横にである。
「ザフトが助けるのはコーディネイターだけだ。それは分っていた。ミハシラ軍は……ふん、確かそういう
俗称だったな……プラントも連合も公的に認めていない武装組織だ。言わば、連中もまた宇宙海賊に過ぎん」
「ミハシラ軍が航路を守っているのは事実です! それに、まだ死者は出ていない。諦めるには早いですよ!」
「海賊の慈悲にでも縋ってみるかね? さっきまで嫌と言うほどやったろう。……来た」
 恐怖感を煽る為としか思えないほどブリッジに接近したゲイツが、モノアイを左右にゆっくりと滑らせる。
機体を引いて、シールドから2連装のビームクローを展開。大きく振りかぶった。
「あぁ……!」
「認めたくは無いが……世界の支配者いわく、我々は平和な時代に生きているそうだ」
 次の瞬間、シールドを握ったゲイツの腕が、頭部が、脇腹が緑のビームに撃たれて機体がよろける。
 ゲイツの眼がビームの発射方向に向いた時、ブリッジの展望窓の死角から突進した蒼い機体が、スパイク付きの
ショルダーで激突する。装甲片を散らして吹き飛んでいくゲイツに一瞥をくれた後、シンの乗ったグフが
船の甲板に触れた。ブリッジに歳若い男の声が響き渡る。
『居住区に退避してくれ! 絶対に……絶対に守り通すから!!』
 テンペストを抜き放って艦から飛び立つグフを、船長が呆然と見送る。
「馬鹿な……我々を助けるだと? ザフトだぞ……?」
 一瞬見えた、さながら罪人への烙印の如き右肩の傷が、船長の目に焼きついていた。
「……他の船にも、彼の言葉を通達しろ! 予備の通信装置でも届くはずだ!!」

205 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:35:28 ID:???
熱い!熱すぎなんだけど!
つーか、「厚い」!

206 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:36:39 ID:???
「馬鹿め、奇襲を許すとは……」
「申し訳ありません。敵機がアクティブレーダーを使わなかったもので」
 後部メインエンジンに巨大な増槽を取り付けたナスカ級高速戦艦。そのブリッジで、ザフトのスーツを着た
賊のリーダーが部下の報告に眉を上げた。
「何だ? つまり、敵はこっちの戦力を把握せずに突っ込んだのか」
「そのはずです。今、敵戦力を把握しました。グフ・イグナイテッド、1機です」
「……自殺志願者か、はたまた余程の腕利きか。推測は悪い方を採用すべきだな」
 彼はザフトに所属していた頃、堅実な指揮官として知られていた。歌姫の騎士団に対し最終段階まで抗戦
していなければ、今なおプラントの守護者としてキャリアを積み重ねていた事だろう。
「艦を2隻ともイエローラインまで下がらせろ。敵の狙いは間違いなく我ら艦だ。MS隊の状況は?」
「8機全て健在です。奇襲を受けたゲイツも、戦闘は続行可能との事」
「よろしい。商船は放置。全機でグフを狙え。フォーメーションを組んで袋叩きにしろ」
「ハッ、そのように!」

「しくじったか……!」
 迅速に後退を始めるナスカ級とローラシア級に、シンは歯噛みした。
「シン=アスカ、この大間抜け! 他人に説教しといて……!」
 敵はただのならず者ではない。教練を積んだプロフェッショナルかも知れない。その予想は見事に
的中した。追い縋ろうにも、7機のMSが椀状にシンの乗るグフを包囲して行く手を塞ぐ。MSの構成は
ゲイツ、シグー、ジンハイマニューバなど旧式だが、性能差にも限度というものがあった。
 威嚇の為か、MS隊の通信が広域回線で流れ込む。
『良いか! グフに接近戦で勝とうと思うな! ウィップとソードの間合いに入るなよ!』
『新型が気取りやがって! 避けさせやしない!』
 ジンHMが無反動砲を構え、ゲイツがビームライフルを、シグーが突撃銃で此方に狙いをつけてくる。
相対的下方、上方、側面からの、セオリーに則った射撃。だがかわす事は容易い。護衛対象を背負わなければ。
「……まずい!」
『撃てッ!』
 ビームと銃弾と砲弾が絶妙な1秒未満の時間差を隔ててグフに殺到した。しかし、回避できない。

207 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:40:58 ID:???
 敵MS隊の機敏な立ち回りで、民間船から離れられなかったからだ。シールドを突き出し、そのまま切り離す。
 目の前が閃光に彩られるも、シンは躊躇せずに突進した。スレイヤーウィップに高周波を流し、赤く輝いた鞭を
目一杯振るった左腕でしならせる。操縦桿越しに手応えが伝わり、頭部脇をシグーの膝から先が飛び去った。
 しかし、敵は手練だった。
『そうだ! グフと、商船と、我々を一本の直線で繋げ。回避させるな!』
 閃光が収まり、溶けて砕け散ったシールドが視界を流れていく。グフと敵MS隊の相対位置に変化は無かった。
光の中でグフが動いた分、敵もまたフォーメーションを保ったまま移動したに過ぎない。
 先程跳ね飛ばしたゲイツが復帰し、後方からグフにビームライフルで狙いをつける。僚機に当てまいとする
慣れた位置取りは、どう見ても正規軍の物だ。
『此処までだな、諦めろ。グフを渡せば見逃してやるが』
「ハ、降りた所を撃ち殺すんだろ……?」
『さあな。強情を張るなら、商船から落とすまでだ』
 ジンHMが構えた無反動砲を民間船に向ける。シンの瞳が、無念に震えた。
「くそ……俺は、また……!!」
『撃て。1隻沈めてやれば気が変わるかも知れん』
 まさに、その瞬間。無反動砲を構えたジンHMの腹部に、まるで内側から爆ぜたような風穴が空く。続いて、
グフの背中を狙っていたゲイツの頭部から右肘にかけて抉られたように吹き飛び、パイロットが脱出した。
『どうした!』
『アウトレンジからのスナイピングです! 恐らくはレールガンで!』
 射線を確認できない狙撃に、賊のMS隊が一瞬浮き足立つ。刹那、陣形の最奥で指示を出していた
ゲイツの背後の空間が揺らいだかと思うと、漆黒の大鎌が一対、左右から機体を挟みこんだ。直後、機体から
激しいスパークが上がる。
『こ、これは……ッ! バッテリーが!』
 駆動系の誤作動によって痙攣するゲイツの真後ろで、『それ』の姿が現れる。
 M1アストレイ系のフォルムを金色に染め、ほぼ全身を黒色の追加パーツで鎧った異形。
幾多もの改装を経たそれは、宙賊達の間ではごく短い名で呼ばれていた。

 天<アマツ>、と。

208 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/13(土) 22:45:52 ID:???
シンが人生を踏み外してしまいました。しかも不穏分子とつるみそうです。

今回は此処までです。次回更新はちょっと遅れます。

209 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:49:14 ID:???
うーむ、となると、不穏分子の領分にも光を当ててもらいたい
踏み外すのはいいけど、キラ・ラクスの思想では「足りない・届かない」ってところも強調してもらいたい
シンは凸、出っ張りすぎ、キラ・ラクスは凹、ヌル過ぎ、双方のこの辺を強調してほしいっス!

210 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:52:43 ID:???
ストーリーに入れなくてもいい、なにかインスピレーションを100分の一でも感じとって貰えるだけで
十分なので、燃料投入


391 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 21:03:58 ID:???
>>389
妙な偏見っていうか、、世界が管理されてしまえば自由は無くなるって誰もが思うでしょう。
管理っていう言葉をしっかりと理解した上での発言なのかぃ?


393 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 21:37:07 ID:???
>>391
いや実際ある程度管理されてるやん
むしろ大国が放り出してるアフリカの内戦とかは自由にやって
とんでもない死者が出てますけど



394 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 21:46:11 ID:???
>>393
地域地域は管理された方がいいとは思うけれど、
デュランダルが言う管理社会は地球を全て管理するってコト。
いくつもある大国が1つになってしまうかもしれない。
誰も納得出来ないんじゃない?それは。。。



398 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 21:54:03 ID:???
>>394
現在の現実の社会だって国連という枠で管理されているだろ
ましてや絶滅一歩手前の種世界で何を言ってるんだか?


211 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:54:19 ID:???
燃料投入

403 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 22:10:17 ID:???
種死はストーリーが破綻している
それをファイナルプラスで開き直って、スペエディで50話の本編の捏造に走った
恐るべき行為だな

ストーリーをそのまま追っていっても種死は見えてこない
むしろ、スペエディで改変されたり、消し去られたことが最重要だった



404 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 22:15:59 ID:???
まぁ、それでも「悪夢」の回の部分を改変しなかっただけでもマシだな
負債なら「迷ってたから」の証拠にキラの種割れを修正するくらいはしかねんと思ってたから


405 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 22:18:28 ID:???
ストーリーを慎重に見ていくと、デュランダルはあと付けで悪者にされたのに気づく罠
決定的な悪者がいないから、「悪者探し」でこいつが引っかかった
その後、王子様とお姫様が悪を討ってハッピーエンド
嫁の悪者探しはおそろしや
権力者(脚本家)の傲慢、この言葉をそっくりそのまま返そう


406 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 22:22:51 ID:???
伏線の回収も全然できてない
突っ込まれ慣れてないからだな
シンはかなりナイス突っ込みが多かった>さすが奇麗事はアスハのお家芸だな!

しかし、この女脚本家と福田は権力批判はするが、
自分が批判されてるのに慣れてない、
シンというキャラクターを持て余している

自己批判ができない嫁・福田
自問自答できないから、シンというキャラの言い分に言い返せない


212 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:55:08 ID:???

407 通常の名無しさんの3倍 sage 2007/01/13(土) 22:28:14 ID:???
んで、ギルは悪の権力者に仕立てあげられ、それに操られるキャラクターってことにされた、
これがシンと言うキャラクターだな

ステラがシンを目の前に、デストロイガンダムの銃口を静かに降ろした
その後、キラの乗るフリーダムが、「黒いシルエット」で襲い掛かってくる映像がステラには見えた
25話くらいだっけ?デストロイの話


一方から観れば善、一方から観れば悪
(善・悪ってのもなんだが)

あの時はまだ、善悪の両論併記が為されていたなあ

213 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:56:13 ID:???
>>208
普通におもしろい。GJ
やっぱシンは弱者の味方がよく似合う

214 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:56:37 ID:???
お疲れ!疲れたなら、1週間後とかでも全然イイヨ!
やめちゃっても・・・、いや、それは寂しいの。。;;
実生活に支障の無い範囲でがんばってくれ!>勉強とか仕事とか

215 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 22:58:30 ID:???
材料、燃料をキミのストーリーに強引にねじ込んでほしいとか、傲慢なことは言わない、
ただ、心の中の100分の1、インスピレーションの材料にしてもらえればいいね!
燃料探してくるべ。。

216 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:04:15 ID:???
>推測は悪い方を採用すべきだな」

この辺の言い回しがカッコイイ・・

>>189

(シン……!?)
 アレックスは思わず目を見開いた。髪は短髪になり、制服は緑になっているが、その黒髪、焔のように紅い瞳。それは、間違いなくシン・アスカであった。
 74年の戦争後は、てっきり除隊したのだろうと思っていたアレックスにとって、それは少なからず驚愕に値することだった。
 どうしているのだろうとは気になっていた。だが、訊ける立場でもない。幸せに暮らしてくれてればいいと思っていたが、まさか、まだザフトにいたとは……。
 一方のシンは、無表情に……本当に無表情に、アレックス――アスランを見ていた。その胸中は、誰の図り知るところではない。

>>191

「これはこれは、ディノ一尉。私のような下士官に、何かご用でしょうか?」
 アスランが予想していた反応の、どれとも異なる反応がシンから返ってきた。もちろん、言葉に敬いなどなく、冷笑がたっぷりと含まれた、棘のある言葉だった。


「私には身寄りがありませんから。軍にいるしかないのです」
「なあ……やめないか、そういうの」


SCA ◆ZiprQ.wXH6氏もいいぞ、この辺、味がある、イイ・・・

217 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:05:33 ID:???
「私には身寄りがありませんから。軍にいるしかないのです」


うわーーーーーーーーー・・・!!;;;;;
クルぞこれ、マジで

218 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:09:07 ID:???
アマツキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

219 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:13:28 ID:???
シンと周りの仲間はマッチョな仲間、思想が似合う気がする
ダイハード3のブルース・ウィリスとその仲間のやりとりとか
思わずニヤリとさせる様な、おもしろい、アソビ心の会話

>推測は悪い方を採用すべきだな」

この辺はレベル2、もう少し遊んでもいいかも!?


ゼウス(黒人の市民)「やばい、あいつらに気づかれると殺されるぞ!頭のおかしいフリをしろ!」
マクレーン警部「私は神の声を聞いた!医者に言っても誰も信じてくれない・・・、嗚呼・・・頭が痛い・・・、本当に、痛いのに!」

220 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:22:22 ID:???
『お待ち下さい。許可できません』

『シン、こんな小事で功を焦る必要はありません。その力さえあれば、遠からぬ内にあなたは元の……』


許可できません
元の…

ムカつく!!(苦笑)

221 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:25:13 ID:???
 このザフトホワイトは単純なミスを犯した。歳若くして元赤服、元特務隊のシンを、自分と同じく、
ナチュラルを強く蔑視する典型的なザフトのエリートと誤解したのである。

>ナチュラルを強く蔑視する典型的なザフトのエリート

これもいいぞ

222 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:28:30 ID:???
「認めたくは無いが……世界の支配者いわく、我々は平和な時代に生きているそうだ」

これおもすれー


223 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:32:15 ID:???
>>216-217,220-221
元の分引っ張りすぎ。いや、その辺感銘を受けたのは俺もだけど。

224 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/13(土) 23:42:51 ID:???
ミラージュコロイド+マガノイクタチ=言葉に表せないほどの恐怖

225 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 00:05:18 ID:???
シン戦争する人に絶望したり、自分の信じたものに裏切られたと思っても、
権力に反逆して暴れるかもしれないが、人類に対して粛正って方向にはいかない気がする。
逆シャアのシャアより、閃ハサのハサウェイ(マフティー)みたいなのの方がしっくりする気がする。

226 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 00:08:28 ID:???

420 通常の名無しさんの3倍 sage New! 2007/01/14(日) 00:03:49 ID:???
>>403
運命プランをスペエディでより間違っていたことにしようとしてたな
福田自体が放送直後よりもさらに、嫁の言いなりになってるのが手に取るように分かった

227 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 00:16:15 ID:???
理想を追い求めるのは悪いことではないが、
理想を現実に当てはめることは 極めて困難なことなのだと理解できてない。>嫁

228 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 00:27:45 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=SZYfrltX3Jw

http://www.youtube.com/watch?v=8_-GX73e5uQ


229 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 00:43:02 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=2oCc44Pf1sg

230 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 01:39:19 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=uWZyJtOzr8c&mode=related&search=

原点に返ろう
ストーリーが歪む前に

231 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 02:15:56 ID:???
>>230
消されている…ッ!
自由のアスカ家抹殺が消されているッ!!

232 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 02:29:05 ID:???
それは、1話を観てのお楽しみというサプライズなんだろうな
フリーダムの誤射によるアスカ一家殺害は

冒険したよなあ、1話は
なんせ前作主人公が新作主人公のカタキだってのは
しかし、その冒険を後半引っ込めて、最終話で宗教家どもに感化されるというオチとはひでぇw

233 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 02:52:39 ID:???
>>232
キラに府抜けた「ハッピーエンド」を与える為。


234 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 03:14:39 ID:???
なんかルナマリアとの関係切れてるのばっかだなと思ってたけど
そうか、あいつ対凸戦で裏切ったからか
そりゃあ関係長続きしないよな

235 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:39:09 ID:???
それもあるだろうけど『つり橋の上の恋』もあると思う。
あれだ、あれ。映画のスピードの「危機的状況でくっついた2人は,別れるのが早い」ってやつ。

236 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:46:52 ID:???

マジソン郡の橋



237 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:47:44 ID:???

 プラント最高評議会議長ラクス・クラインとザフト長官キラ・ヤマトは、議長
室で1人の男が提出した報告書を読んでいた。

「そちらに書いてある通り、いまだ世界は混沌に包まれております」

 ラクスとキラは顔を上げ、赤い軍服を纏った男を見る。男は直立不動のまま、無
表情に2人を見詰めていた。ラクスはもう一度報告書に目をやり、悲しげに溜息を
吐く。
 先の大戦から5年。外見上は戦争の傷は癒えた様に見えている。あくまでも、外
見上の話であった。いまだ人々は手に持った銃を捨てられずにいる。それが、ラク
スにはたまらなく悲しかったのだ。

「だからこそ………力が必要である」
「その通りです、議長。我々ザフトには、世界を守る義務があります。そして、そ
れこそが皆がザフトに求めるものでもあります。力は議長の下で揮われてこそ、価
値があるのですから」

 ラクスの呟きに、男は即座に反応した。だが、それでもラクスの表情は晴れなか
った。それは、かつて平和の歌姫と呼ばれたラクスにとって望むものではなかった
から。

「………ラクス、今は仕方ないよ。僕たちには、守らなきゃいけないものがあるん
だから………」

 見かねたキラが、ラクスに声をかける。キラにとっても本心ではなかったが、『仕
方の無い』こともあると考えていた。

「………分かっています、キラ。分かっています………。ですが、どうか忘れないで
ください。思いなき力は、ただの暴力であることを。そして、暴力では平和が訪れな
いことを。決して忘れないでください」

 キラの言葉に目を閉じて考えていたラクスは、ゆっくりと、紡ぎだす様に男に語り
かけた。男は敬礼で返し、ご安心くださいと答える。

「決して…。決して、忘れません」


238 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:48:30 ID:???

 男の言葉に、ラクスはようやく笑顔を浮かべる。
 だが、ラクスはこんな時まで無表情な男の真意に気づくよしもなかった。

「それで、君もそろそろ指揮官にならない? 君には、それだけの実力があると思う
んだけど」

 ひとまず話に一段落ついたことから、キラは男に前々から持ち掛けていた昇進の話
を持ち出した。
 キラは今のザフトで最もこの男の腕を評価していると思っている。なにせ、他でも
ない自分自身を落とした男なのだから。この、シン・アスカという男は。

「申し訳ありませんが、自分はただのパイロットのままでいたいので」

 しかし、シンはにべもなく断った。キラは余りに予想していた通りの返事に、思わ
ず苦笑してしまう。ただのパイロットにしておくにはシンの腕は勿体無さ過ぎるが、
本人がそれを望むなら、これも『仕方の無い』ことである。さすがに1部隊を任せて
いるが、それで我慢するしかないようだ。

「それじゃあ、たまにはアスランに連絡をとってあげてくれないかな? すごく心配
してたよ」 

 今はオーブにいる親友が何度も悩み相談をしてくるのは、キラにとってぶっちゃけ
ウザイことこの上無かった。誰だって男の悩み相談など受けたくはない。特にウジウ
ジした男ならウザサ倍増である。キラは自分のために、昇進の話の時よりも真剣な眼
で男を見る。

「………分かりました」
「そう、なら良かった」

 最後に敬礼をして部屋から出ていくシンの背中を見ながら、このまま悩ませて親友の
髪の生え際を更に後退させるのも面白そうだ、と考えたのは忘れてしまうことにした。
キラでさえ、自分の身は可愛いのだ。


239 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:49:45 ID:???


 議長室から出たシンは、長い廊下を歩きながら5年前のことを思い出していた。

―――お前が欲しかったのは本当にそんな力か!!

 あの男はそう言っていた。自分が求めていたのは戦争のない世界だ。そして、それを
創るための、弱い人を守るための力だ。ならば今の世界は自分が求めていた世界なのだ
ろうか。力で無理矢理押さえつける平和を、求めていたのだろうか。
 そこまで考えて、シンは思わず笑ってしまった。こんなことを考えても意味が無いの
だから。自分はもう、そこまで来てしまっているのだから。

(もう引き返すことなんてできないんだからな)

 もう一度、自嘲の笑みを浮かべ、前から来る一団のためにシンは道を開けた。
 廊下の端に立ったシンは議長室で被っていた無表情の鉄仮面をつけ、一団が通りすぎ
るのを待った。

(そういえば、今日は確かミハシラのお偉いさんがきてるんだっけ?)

 今回の為に見た議長のスケジュールにそう書かれているのを思い出したとき、一団の
中心を歩いていた女が立ち止まった。長い黒髪にシンより少し身長が高い女だった。名
前はロンド・ミナ・サハク。ミハシラの代表として世界に知られた人物である。

「―――お前は確か、シン・アスカだったか?」

 疑問系ではあるが確信を持っている響きの言葉に、シンは敬礼をし肯定した。何故、
自分を知っているのかという疑問は、鉄仮面の下に押し込んで。そのシンを気にもか
けずに、ミナは近づいて値踏みするかの様にシンの全身を眺める。
 一瞬の沈黙の後、
 
「ふっ、かつては『ザフトの狂犬』と恐れられた男も、今は忠犬のようだな」

 ミナはシンを見下ろし―――

「5年も飼われていると、牙を剥くことさえも忘れたか?」


240 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:50:09 ID:???
嫁「議長がデストロイをフリーダムが倒したってことを
隠してたんだから犬の家族をフリーダムが殺したってのも
変えたっていいじゃない。」

241 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 11:50:34 ID:???

 ―――嘲るように口元を歪ませた。

「………尻尾の振り方を覚えただけですよ」

 ミナの存在感は半端では無かった。ラクス・クラインともキラ・ヤマトとも違う、
だが確かに人の上に立つ者のみが発する存在感。自分では到底こんなものは出せや
しない、そう考えながらもシンは無感動にミナの眼を真っ向から見詰める。何故な
ら、そんなものを自分が持つ必要などないのだから。自分は、ただのパイロット。
ただの兵士。それに恥ずべきところなど無いのだ。

「―――なるほど、な。なら、そういう事にしておこう」

 ミナは満足した様に頷く。それはシンの言葉ではなく、瞳の中に秘められた軍人
としての輝きに。それはまさしく、未来を見ている、生きている瞳だった。
 先の大戦時に興味を抱いて調べはしたが、今の今まで忘れいた。だがこれから先、
ミナはシンのことを忘れないだろう。
 
「一度、ミハシラに来い。お前とはゆっくり話してみたい。ではな、『自由堕し』」
「えぇ、一度お邪魔させていただきます。『オーブの影の将軍』」

 シンとミナは悪戯を思いついた子供の様に笑いながら禁忌を口にし、別れた。短
い時間ではあったが、シンにとっても、ミナにとっても有意義な一時だった。




〜続く可能性は極めて低い〜
 

 


242 :237〜241:2007/01/14(日) 11:53:24 ID:???
勢いで書いたから色々おかしいとこがあると思う
正直スマンかった


243 :↑ミスッた:2007/01/14(日) 11:56:51 ID:???
ごめん間違えた
正しくは237〜240・241です
もっと確認しろよ俺・・・orz

244 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 13:17:16 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=BYyhL474hKc&mode=related&search=

245 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 16:04:43 ID:???
ミナは洗脳されちゃってるからなぁ
テロリストを『歌姫の騎士団』とか言っちゃうくらいに
でもシンの逆襲に協力してくれそうな巨大組織の人ってミナくらいしかいないんだよな

246 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/14(日) 16:45:15 ID:???
 突然の乱入者に、シンはデータベースを開いて機体を照合した。
「この金ピカ、ゴールドフレーム・アマツ……所有者はサハク家。五大氏族か!」
 先程までキビキビと動いていた敵部隊が、今はアマツを緩く包囲するに留まっている。マガノイクタチで
指揮官機を無力化され、かつその機体を盾に使われている為だ。
「って事はアスハの部下か知り合いか親戚? へ、道理で機体の趣味が似てると……!」
 アマツが機体を此方に向き直らせた隙を突き、シグーが背後に回り込もうとする。それを右腕のドラウプニルで
牽制射撃し、グフをアマツの横を通り抜けさせ、背中同士を触れさせた。
『助勢に感謝するぞ、ザフト』
 四方を敵に囲まれて尚、落ち着き払った女性の声に、シンは一瞬口篭る。
「……もうザフトじゃない、脱走兵だ。直ぐに反逆者にもなる。アンタ達、一体何なんだ?」
『フ、何だ、と? 其方ではすっかり、非合法武装組織として知られていると思ったが』
「確かにザフトじゃ、そうだ。連合軍でもそうだろう。でも俺は、アンタに聞きたいんだ」
 油断無く、後方を庇い合った2機が敵を睨む。アマツのツインアイと額のモノアイが輝度を強め、グフの
モノアイもまた素早く左右に動く。
『では、中立地域の航路安全を守ると称した私設警備隊、と言えば、お前はどうする?』
「……良く分らないけど、宙賊に狙いを絞った宙賊って意味か?」
『それは正しい表現だ。尤も、活動を宇宙に限定せんから、広義の海賊を名乗るべきだな』
 アマツのパイロット、ロンド=ミナ=サハクはそう認めて小さく笑った。
『それで、お前は此処に何をしにきたのだ?』
「襲われた商船を、助けに来た。アンタは、商船を襲った宙賊を襲いに来たんだろ?」
『そうなるな。奇しくも予とお前の目的は程近い。少なくとも、今は』
「予……って。あ、じゃ、助けてくれ! 俺じゃなくて船を!」
 ゲイツを正面に拘束したアマツの右腕が上がり、シールド、射撃武器、近接武器が一体となったトリケロスが
鈍い光を放った。
『無理を言うな。敵は6機だ。此方も1機ずつでなく、2機にならねば勝てぬ』
「わ、分った。じゃ、俺と船を助けてくれ!」
『心得た。では遅れるなよ、脱走兵!』
 バッテリーの尽きたゲイツを手近のシグー目掛けて蹴飛ばし、その後を追うようにアマツが突進する。
「ああ、アンタも! ……海賊!」
 子供じみた対抗心が頭をもたげたか、シンもまた呼び返す。
 テンペストのビーム刃を起動させたグフが、アマツの死角に入った敵へ襲い掛かった。

247 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/14(日) 16:47:29 ID:???
 ピンポイントで指揮官をやられ、取り乱した副指揮官が各機に伝達する。
「散開し、商船に接近して戦闘を行え! スナイパーに未来位置を予測されるぞ!」
『陣形を崩せば乱戦になります!』
「乱戦に持ち込めと言っている! 乱戦になれば……なれ、ば……!」
 乱戦に持ち込めば機体の性能差を少しでも埋める事が出来る、というのは基本である。彼は元堅実な軍人で
あった為、反射的にそのような指示を出した。しかし、相手が悪すぎた。
 近接戦に特化したアマツとグフに対し、乱戦で、どう性能差を埋めるというのだ?
「しまった……!」
 指揮官の動揺は全員に伝播し、フォーメーションは失われた。

「やってしまったな。犠牲覚悟で此方に引いて来れば、艦砲で援護出来たんだが」
 戦術マップを見ていた賊のリーダーは、匙を投げるように肘掛のコンソールを閉じる。
「まあ、あの副隊長は若かった。其処まで期待するのは酷、か」
「全滅ですかねえ、勿体無かったなー」
「逃げるぞ。MS戦はもう滅茶苦茶な以上、スナイパーは此方を狙ってくるからな」
 オペレーターが悲鳴を上げる。
「本艦、ロックされました!」
「それ見ろ。機関全開! 180度回頭し全速でこの宙域を離脱する!」
「僚艦はどうします?」
「ローラシア級の装甲は厚い……多分。増槽を切り離して、商船団にくれてやれ」
 そう指示を出し、リーダーはキャプテンシートに深く身を沈めた。
「追手を少しでも鈍らせる。それでも駄目なら諦めるさ」

 重斬刀で殴りつけてくるシグーの手首にスレイヤーウィップを巻きつけ、遠心力を使って、突撃銃を
撃つジンHMに投げつける。既に片足を失っていたシグーは制動が利かず、そのまま衝突した。
「近づきすぎなきゃ、そうはならなかったんだぞ!」
 動きを止めた2機を正面に捉えて、ドラウプニルを連射する。収束率の弱いビームが雨あられと撃ち込まれ、
機体各部から火花と小爆発を起こした。主機関の爆発を防ぐ為、ブロック毎に遮蔽されてモノアイが光を失う。
「後は……!」
 相対的上方からのロックオンアラート。右足を蹴り上げて機体を振り向かせ、ゲイツをモニター中央に捉えた。

248 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/14(日) 16:50:30 ID:???
 撃ち込まれるビームを、接近しつつ機体を左右に振ってかわす。
『当たれ!当たれよ!』
「無理だ!」
 振り上げられたテンペストが回避行動に入ったゲイツの右足を溶断し、その足元からモノアイを輝かせた
グフが飛び上がった。
『くそ……』
 上げた物を、下ろす。振り上げたテンペストで袈裟懸けに斬り付け、頭部と腕とビームライフルを焼き斬った。
「はあ、はぁ……だっ!?」
 頭部の辺りにジンHMの下半身がぶつかり、グフがつんのめる。上半身はアマツの腕の中にあった。
「何すんだ!」
『遅れるなと言ったろう。しっかり避けんか』
 頭部をランサーダートで貫かれ、両肩をマガノシラホコで撃ち抜かれ、マガノイクタチで挟まれるという
まさに滅多打ちを喰らったジンHMの上半身を打ち棄てたアマツは、大鎌とワイヤーを背部に納めた。
「それで、敵は! やったのか!」
『無論だ。予の相手は何故か逃げ、先に船を破壊しようとしたものでな。まあ、楽だった』
 何処か不満げなミナを訝りつつも、シンは船団を確かめる。特に致命的な攻撃を加えられた船は無かった。
「良かった……守りきれたんだ。良かっ……何か来る! 2機だ!」
『構える必要は無い。予の部下だ』
 遠目に見えた蒼いMAにシンは警戒の声を上げたが、そう聞けば再び力を抜く。
『司令官、退避を』
『何事だ。そして宙賊の母艦はどうした』
『その艦が民間船を狙って増槽を打ち出してきました。追撃の旨は周辺部隊に連絡を入れておきましたが……』
『ふん、小賢しい』
「お、おい。増槽って、大丈夫なのか?」
 手早く進む会話に戸惑うシン。
『お前も離れろ。予は宙賊の生存者を回収せねばならぬ。敵に死の制裁を与える事が目的では無いからな』
「海賊なのに、警察みたいな事もするんだな?」
『そうだ。急げ、オオツキガタが……あの青い機体が狙撃するといっても、破片が来る』

249 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/14(日) 16:52:32 ID:???
「分った。……気をつけて!」
『フフ……』
 最後の笑みが引っかかりつつも、シンは機体を下がらせる。その直後、タンク状の物体が2つ視界に入った。
物体が減速することの無い真空を、慣性に任せ高速で接近してくる。MA形態のオオツキガタが狙撃用レールガンを
セットし、撃ち抜いた。遥か彼方で炎の華が二輪咲いて、赤熱した破片が散る。
『排除完了しました。船の装甲なら、この程度は大丈夫でしょう。それより、ザフトの部隊が接近してきます。
……通信が入りました。脱走者の乗ったグフを捜索しているが、見かけなかったか? と』
『フン、随分ゆっくりの御到着だな。救出の手柄だけをモノにしようというわけだ……まあ良い。それより、
どうするのだ? 脱走兵よ』
「この程度の破片は、船の装甲なら大丈夫だ」
『何?』
 ミナの問いかけには答えず、シンの見開かれた瞳は向かってくる破片を映し出す。
「けど、船はあちこち破壊されて、装甲が剥がれてるんだ。だから……」
 平淡な口調で言葉を続ける。光の尾を引く無数の破片が映り込んだ瞳が、焦点を失いガラス玉のようになった。
『……! 一定サイズ以上の破片を特定し、コースを割り出せ!』
 その言葉の意味に気付いたミナが視線を鋭くさせた。
「だから……」
 グフが弾かれたように前進する。

 全ての破片が船団目掛けて飛んできた訳ではない。船の装甲が全て剥がれていた訳でもない。ただ1つだけ、
回転が掛かり、僅かに軌道を変えながら迫る、MSの半分ほどの破片が在った。亜音速のそれが目指す所は、
船団の中央の船。宙賊の攻撃によって船腹に出来た、大きな亀裂。意思を持たない無慈悲な一撃。
『あれだ。横腹に直撃されては、船内深くまで食い込む!』
『ですが最早……間に合いません!』
 否、ただ1人だけ間に合った。
衝突コースに飛び込んだグフが、破片に対し真正面に姿勢を合わせる。虚ろな瞳のまま、シンは淡々と
ビームソードをグフの両手で構え、突き出させ、渾身の力を込めてペダルを踏み込んだ。

250 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/14(日) 16:53:53 ID:???
 テンペストの剣先にはビームが発生しない。故に、テンペストは『破片もろとも』粉砕された。
 背部スラスターを全開させた状態で亜音速の一撃を受け止める。両肩から火花が上がって関節が潰され、
細かな砕片が頭部モノアイと角を吹き飛ばす。左膝を破片が撃ち抜いて脚部が千切れ、コクピットハッチも
一発当たって大きく窪む。
 全身に破片を浴びたグフは機関を停止させ、テンペストの柄だけを握った機体は空を仰ぎ見るような姿勢で
ゆっくりと漂い、やがて、自分が守り抜いた商船の甲板に引っかかって横たわった。
『聞こ……か、……は、無事に…………』
「ぁー……頭、打ったな。……だるくて……舌、が回らな……」
 コンソールが白煙を噴き上げる機内で、シンの瞳が中空を見つめる。額からの出血が球となって浮かんだ。
「でも、今度こそ……だよな。父さん、見てる? 母さん、マユ……」
 通信機からまだ何か声が聞こえているが、もう意味が分らない。何故だか涙が溢れてきて、目を閉じた。
「……ステラ」

「中々に、驚かせてくれる」
 アマツのコクピットで事の有様を見届けたミナが、大破したグフに近づいた。
『近接戦を想定したグフでなければ装甲が保たなかったでしょう。……計算尽くだったのでしょうか』
「さて、どうかな」
『ザフト部隊、後5分で有視界距離に入ります。どうやらそのグフも、奪われたもののようです』
「なるほど。確かにそれでは、この男、帰っても終身刑か銃殺刑は間違いない」
 目を細め、腕組みするミナ。
「ふむ……こういう事をやってのける男がこの先、世に出んのは惜しいな」
『しかし脱走兵にして反逆者です。凄さは分りましたが、役に立つかは定かで無いかと』
「確かにな。……分った。パイロットを回収し、コクピットを破壊する」
 トツカノツルギを窪んだハッチに食い込ませ、梃子の原理で剥ぎ取った。
『つまり、ザフトに対し偽装工作をするおつもりで? 司令官』
「構わん。別にこれが最初ではないし、恐らく最後でもないのだ……ふむ、生きているな」
 緑のパイロットスーツを掌に納めたアマツが、無人のコクピットにトリケロスを向ける。
『それにクライン議長の説教より、この者との語らいの方が楽しめそうではないか』

251 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/14(日) 16:55:16 ID:???
前回の所から一週間空くのはまずいかなと思って、一息に。壊してごめん、グフ……。

とりあえず此処までです。次回更新は本当に遅れます。
俺の課題はこれからだ! 御愛読有難うございま(ry) orz

252 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 17:55:32 ID:???
ひゃっほう!(゚∀゚)
オツカレ!

253 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 17:58:30 ID:???
戦闘シーン、すごくよく描け過ぎてて濃すぎてついていくのがやっとだw
でもこのくらいじゃないと旧来のガノタは受け付けてくれんだろうね
いいねえ、いいねえ

254 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 18:08:25 ID:???
『心得た。では遅れるなよ、脱走兵!』

「ああ、アンタも! ……海賊!」


思わずニヤリとさせるやり取りだな
いい感じだと思うぜ

255 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/14(日) 18:39:19 ID:???
>>246-251
ヴォースゲー!

256 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 18:42:04 ID:???
保守で

257 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 21:29:59 ID:MgLQFfjk
劇場版SEEDって主人公は新キャラ?F91以来の完全新作らしいけど?

258 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 21:39:46 ID:???
完全新作?

259 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 21:41:41 ID:???
出たってキララクが主人公の座を乗っ取るから、出るだけムダだろ。

260 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 21:51:54 ID:???
またかよ!!!!!!!wwww

261 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/16(火) 22:32:14 ID:???
 青と白の病人服を着て、額に包帯を巻かれたシンが目を覚ましたのは、暖かい白いベッドの中だった。
「……重力が、あるな」
 大きく伸びをする。意識を失う前まで狭いコクピットにいたので気持ちが良い。ベッドと同じく白い天井を
見上げていると、ふとある事に気付いて跳ね起きる。点滴の針が入っていなかったのは幸運だった。
「ど、何処だ此処!」
 両手を見下ろすも、手錠などは掛かっていない。ベッドにも拘束用のベルトが取り付けられていない。
「ザフトの艦じゃない……」
 直ぐ見上げた所で回り続ける監視カメラをひと睨みした後、シンはベッドから降りる。軽い眩暈を堪え、
目の前のスライド式のドアへ歩いていこうとした時、それが開いた。
「気分はどうだ? シン=アスカ。24時間寝続けた所を見ると、ベッドが良かったようだな」
 その声に聞き覚えのあったシンは警戒心も露に、やってきた長身、黒髪の女性から後ずさりする。
「アマツの、パイロットだよな。サハク家の傭兵か何かか?」
「違うな。予はロンド=ミナ=サハク。サハク家の現当主だ」
「当……! いや、それは良い! 此処は何処だ! 何で俺の名前を知ってるんだよ!」
 傷ついた獣のように唸り、矢継ぎ早に質問を浴びせるシンに、ミナは低い笑みで答えた。
「此処は予の武装組織……ミハシラ軍などという俗称をつけられているが……それが保有する中継基地だ。
お前はその医務室で治療を受け、今の今まで眠っていた。そして、軍関係者の間でお前は有名人だ」
「有名人……?」
「フフ、キラ=ヤマトの乗るフリーダムを落としたパイロットだ。有名にもなろう」
 そう言われ、直後の事を思い出したシンは苦々しい表情と共に頷いた。
「あったな、そんな事も。……プラントに、帰してくれ。俺にはやる事が残ってるんだ」
「尤も、そのシン=アスカもあっさり死んだが」
「死んだ?」
「見ろ」
 不思議そうな顔をする彼の鼻先に、ミナは一枚の紙を突きつけた。それに目を走らせるシンの瞳が大きく
見開かれた。己の死亡報告書など、人生でそう何度も見られる物ではない。
「友軍機を奪い脱走し、オクトーベル3付近で起こった戦闘に巻き込まれ……死亡……」

262 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/16(火) 22:33:36 ID:???
「そうだ。現場からはコクピットが潰れて大破したグフが1機見つかったらしいな」
 シンの手から報告書を奪い返し、ミナは懐に収めた。
「お前がプラントで何をするつもりか知らぬが、お前は既にシン=アスカではない。脱走兵シン=アスカは
死んだ。今のお前がどう自分を説明しようと、シン=アスカを名乗る何者かにしかなれん。そして、お前の
市民IDでは最早キャッシュカードを作れず借金も出来ず、定職にも就けなくなった」
「余計な事を……!」
 シンの視線が怒気を孕む。ミナはというと、変わらぬ笑みを浮かべていた。
「俺は覚悟を決めて行った! 罰は受けに行く!」
「そう言っても、罰せられる対象は既に死んだ……」
「アンタが妙な真似をしただけだ! 目的は果たした! もう俺は! 必要ないんだよ!」
 その言葉に、シンを見つめる彼女の瞳が冷たい光を帯びる。
「目的を果たした? 果たしてなどいまい、シン。お前が助けたかったのは、あの商船だけか? あの時あの瞬間、
あの場所を通っていた者だけを助ける事が、お前の望みだったのか?」
 畳み掛けられるように問われ、シンは俯き、先程とは違う感情によって一歩下がる。
彼の脳裏に、瓦礫の中に転がった小さく白い片腕が浮かんだ。
「それは……」
「シン、疲弊したプラントと地球連合では、中立宙域の治安を守る事は出来ぬ。地球もまた同様だ。公海上の
治安はこの2年で大きく悪化した。
そしてクラインの娘は、死んだデュランダル議長のデスティニープランを跳ねつけ、自由を望むと宣言した。
痛めつけられ、疲れ切った世界でも、管理社会は必要ないと言った。その意味が解るか?」
 焼き尽くされた、ベルリンの街が浮かんだ。
 視線を鋭くさせたまま、ミナはシンに詰め寄って、真紅の瞳を見つめる。
「…………」
「強者の力がより増大する事を認め、弱者の力がより減退する事をも認めたのだ、彼女は」
 シンの肩が震え、きつく目が閉じられた。悲しいほど軽い、少女の身体を思い出した。
「善悪を問うつもりはない。そもそも善悪などは存在しない……だが、だからこそ強者の責任もより拡大した。
認めたくは無かろうが、お前も強者なのだ。人を傷つけ、殺す術に長けているのだから!」
「俺は、強くなんかない……っ」
 シンがミナを振り払って背中を向けようとするも、彼女の手がその腕を掴む。
「お前はこの手で何を為す? 自身の死か、他者の破壊か、それとも……」

263 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/16(火) 22:34:53 ID:???
「俺は……俺は……!!」
 シンは跪き、荒い呼吸を繰り返した。2年間凍て付かせた想いが、思考が飽和して、熱い物が頬を濡らした。

 震える息を吐きながら、ベッドに腰掛けたシンはコップの水を飲み干す。目の前に立つミナを見上げ、
たどたどしく話し始めた。
「昔……俺は、家族を助けられなかった。……力が、無かったからだ」
 時々しゃくり上げながらも、シンは取り乱していなかった。その時を思い返すように、唇を噛み締める。
「俺は力が欲しくて……俺を世話してくれた人に、プラントへ行かせて貰った。そこで俺はザフトに入隊して、
力を……手に、入れた。赤を着て、新型MSのパイロットになった」
 医務室に置かれた時計の針が、乾いた音で時を刻む。
「それで、オーブがザフトと敵対した時……俺は戦闘で……自分の世話をしてくれたおじさんを、殺した!」
 コップを持つ手が震え、空いた片手でその手首をきつく掴んだ。
「その後も……守りたかった、女の子がいて……守るって約束した子がいて……また、助けられなくて……!」
 掠れた声を無理に絞り出して、シンはミナの瞳を見つめる。
「力を持ったって、強くたって、誰も守れなかった! 俺は役立たずだ! 役立たずで……独りなんだ」
 血を吐くような叫びと共に、濡れた瞳を閉じる。
「守る為に手に入れた力で、恩人を殺して! その癖に誰も助けられなかった!」
「では、守りたい者は……最早この世界にいない、か」
 ミナの静かな問いが、シンの瞳を見開かせる。
「冗談じゃない! 皆を守らせて欲しい! もう誰も、俺の前で死なせたくない! 俺の前でなくたって……!」
 再び溢れ出した涙を散し、シンはミナを睨み付けた。
「でも、俺に何が出来た!? 今回だって、アンタが来てくれなかったら!」
「独りでは、何も出来ぬ。お前もそれを分っていたからこそ、ザフトに複隊したのだろう」
 淡く微笑んで、ミナはシンの肩に手を置いた。
「戦後、予の所には実に様々な人間が訪れた。プラントか連合に与せよと脅迫する者、権力を簒奪した
ラクス=クラインやアスハを叩き潰す為に手を貸せと息巻く者、だが、お前ほど大言を吐いた者は居らぬ」

264 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/16(火) 22:36:27 ID:???
「大言……?」
「守りたい、という大言だ。何かに勝ちたいとか、相手の物を奪ってやりたいとか、そういう小物揃いの中、
お前はまたなんと身の程を知らぬ、面白い男だ……実に、気に入った」
 涙を滲ませる男に構わず、ミナは声を上げて笑う。呆気に取られて、シンは彼女を見上げていた。
「シン、宙賊は幾らでもいる。先のように襲われる者も後を断たぬ。お前、まだ誰かを守りたいという
意思は残っているか?」
「当たり前だ……!」
「ならば予を利用せよ」
「へっ?」
 続いた言葉に、間の抜けた声を上げるシン。ついで間の抜けた顔で涙を拭う。
「……アンタを、利用する?」
「どうした? お前は守る為の力を欲し、ザフトに入隊した。そして独りでは何も守れぬと判断して、ザフトに
戻った。そして今、ザフトに手を回して死亡報告書まで作った物好きが、自分を利用してよいと言っている。
その力、覚悟、先の戦いで見極めさせて貰った。お前には予を利用するだけの価値がある」
「俺に、宙……海賊を襲う、海賊になれって事かよ」
「今の所この世界において、それがお前の目的を……力無き者を守る事に、最も手早く合致するからな」
 ミナの、身も蓋も無くかつ簡潔な物言いに、シンはしばらく沈黙する。そして、おずおずと口を開いた。
「今の俺は……死ぬ覚悟が薄れて、怖気づいただけかもしれない。アンタの信用を食い物にして、楽な生活を
しようとしてるだけかもしれない。そういう事を考えた上で……聞いてくれ」
「見くびるな、シン。予は不穏分子の頭目。そのような考慮をしていない筈が無かろう?」
 先程と違う、何処か優しげな笑みを湛え、ミナは小首を傾げた。シンは立ち上がって、病人服の袖で
乱暴に涙を拭う。背筋を伸ばし、男は海賊の首領の瞳をしっかりと見据えた。
「アンタに俺の力を貸す。だから……俺に、もう一度チャンスをくれ!」
「良かろう。……ようこそ、『ミハシラ軍』へ。歓迎するぞ、シン=アスカ」
 ミナが差し出した右手を、シンはしっかりと握り締めた。
「……そうだ、給料どれくらい出るんですか?」
「出来高払いだ」

265 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/16(火) 22:38:20 ID:???
シンの乗るMSを考えてたらまんま某ガンダムF97になってしまいました。
断!念!

今回は此処までです。
2ch閉鎖するか、劇場版SEEDが上映されるまでは続けようと思います。

266 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 22:41:42 ID:???
閉鎖は釣りだから安心汁

267 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/16(火) 22:43:45 ID:???
いや〜、厚いねぇ〜熱くて厚い、いいよぉ〜
またなにか感想と燃料を持ってこねば・・


268 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 13:26:55 ID:???
丁寧なテクにおっきしたお

本編もトダカの死をちゃんと使ってれば…。
給料気にするのは地に足ついてて良いんだけど、
ちょと今までのシンは浮世離れ気味な描写だったから唐突な気はした。

269 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/17(水) 14:49:46 ID:???
ちゃんと地に足がついた考えでいいねぇ。
死んだことになったと聞いた瞬間「俺をシンと呼ぶな」と言い出さないあたりも良い。

270 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/18(木) 18:25:11 ID:???
なんかかなり理想的なシン像なんだけど
そう、最初はこういう骨太の展開&現実主義的なキャラ(シン)で種死は進むはずだったんだよな

シンがんばれ
おまえは涙、鼻水、吐血、額から出欠、骨折&ギブス固定、ボロボロになっても
這ってでも前進する、そういうヤツだ

271 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/19(金) 18:58:50 ID:???
 最高議長ラクス=クラインの議長執務室は、馴染まぬ客を2人招いた事で何時もより手狭に感じられた。
「お手元の資料の通り、オクトーベル3付近で襲われた商船団は、我らザフトが救助に成功しました、議長」
 今やザフトの長となったイザーク=ジュールはそう言い切って、誇らしげに胸を張った。
傍らに控える、黒服を着たディアッカ=エルスマンが、彼の死角で大げさに肩を竦める。
「『御手』らが率先して救助にあたり、民間人の犠牲者はゼロ。賊の生存者も確保しました」
「何よりです。……やはりサハク代表のお考えは少々現状に適合していないようですね。ナチュラルと
コーディネイターの確執などと……」
「当然です議長! 特に『歌姫の御手』は、議長の平和と自由への姿勢に共鳴し……」
 その後も続く。お追従でも何でも無く、本音で言い切る所がイザークの愛すべき点であり、欠点でもあった。
ラクスも、キラもまた、笑顔を浮かべてそれに頷く。
「クライン議長……」
 ひとしきりイザークの独演会が終わると、細面の補佐官が口を開いた。
「ジュール殿には申し訳ないが、『歌姫の御手』に解散の指示を出されるべきです」
「なっ!?」
 場の雰囲気にまるで無視する発言に、3人の表情が固まる。
「どういう事だ、補佐官!」
「不自然過ぎます。襲撃事件発生の報から20分後にオクトーベル3を出発した『御手』の部隊が、宇宙海賊に
襲われた商船団を犠牲者無しに助けられる訳が無い。報告には明らかな虚偽があります」
「結果的には犠牲無しで救助できた! それに補佐官は、同胞のザフトを疑うのか!?」
「本来、『御手』は議長のご意思とは無関係に、自発的に生まれたグループです」
 ラクスを真っ直ぐに見据えた補佐官は、イザークを無視して淡々と言葉を続ける。
「にも関わらず、彼らは自らの団体名を公共の場で公言し、独自の装飾をMSに施し、あろう事か『御手』に
加わる事を拒否した兵士を部隊内で孤立させようと工作する始末。言うまでもありませんが、軍事力を
保持する組織において、先鋭化した非公式の小集団は害悪でしかありません。即刻、解散のご指示を」
「そんな!」
 憤慨したキラが、ラクスと補佐官の間に割って入った。イザークはというと、小刻みに肩を震わせている。
「彼らはラクスの想いに答えようとしているだけじゃありませんか! せめて注意で……」

272 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/19(金) 19:00:28 ID:???
「既に私の所へ告発文書が来ています。後ほど、ジュール殿とヤマト殿にもお送りします」
 感情らしい感情を見せないまま、補佐官は表情を曇らせたラクスに再び視線を戻す。
「そしてクライン議長、これは緊急ではありませんが、今ひとつ提案があります」
「……何でしょう、補佐官」
「地球連合主席、カガリ=ユラ=アスハ代表と協議し、『ミハシラ軍』を公的組織と認め、彼らに中立地帯の
警備を『任ずる』と、発表するのがよろしいかと」
 呆気に取られるキラ。横合いからイザークの腕が伸びて、補佐官の胸倉を掴み上げた。
「貴ッ様ぁ! さっきからどういうつもりで……離せディアッカッ!!」
「落ち着けってイザーク! 相手、議長の補佐官だぜ!?」
 ディアッカに羽交い絞めにされるイザークを横目に、補佐官は襟元を直した。
「その提案の根拠をお聞かせ願えますか? 補佐官」
 ラクスだけが、未だ笑みを保ったまま問い掛けた。
「この2年間で、ミハシラ軍の規模は急速に拡大しました。最近では彼らを支持する企業が増え、『援助金』も
増額の一途を辿っているとの事。このままでは、主要通商航路の治安状況を、得体の知れぬ武装組織が
掌握しているという事となり、プラント、地球連合の国際的地位に関わって来るでしょう」
 荒い息をついて此方を射殺さんばかりに睨んでくるイザークに、冷たい視線を送る。
「残念な事に、彼らは未だ連合やプラントの査察を受けざるような弱みを見せません。此処は先手を打って、
あの不穏分子に『理解』と『譲歩』を示し、彼らにメディアの視線を向けさせる事で、ミハシラ軍の細部に
光を当てるべきです。無理にでも公的な存在に仕立ててしまえば、サハク代表はグレーゾーンの戦略を取り辛く
なり、彼女の挙動をより把握しやすく、つまりミハシラ軍に、より干渉しやすくなります」
 補佐官の言葉に、ディアッカを除く3人は三者三様の、しかし共通して否定的な挙動で応える。かつて、世界を
力によって捻じ伏せて戦争を止め、今も平和を望む彼らにとって、自分以外の何者かが武装する事を厭うのは
至極当然であった。
「ザフトや連合軍では……ミハシラ軍に代わる事は出来ない、って事ですか?」
「まず、基本的に義勇軍であるザフトでは命令系統が不明瞭です。局所攻撃や狭い範囲の防衛戦は出来ても、
広範な中立地域を哨戒し、各部隊との連携を取る事は極めて難しいでしょう。また、連合軍の場合は……」

273 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/19(金) 19:01:29 ID:???
 補佐官はそこで言葉を切って、キラを見遣った。
「旧態依然の、大規模で柔軟性が低く足も遅い彼らでは、海賊の動きに追い付けません。コロニーや
ステーションに布陣して民間機を邪魔するのが精一杯でしょう。総司令がアスハ主席に代わったとはいえ、
組織が既に出来上がっている連合軍にとっては、かぶる帽子を変えた程度の変化です」
「……ザフトには俺やキラがいて、連合にはアスランやムウ=ラ=フラガもいる。それでも足りないのか!」
 イザークの唸るような声に、補佐官は頷いた。
「はい、恐らく。貴方がたが優れたパイロットでしょうが、ミハシラ軍の機能をそのまま維持するには、
緻密な情報ネットワークと、優秀で連携のとれた指揮官が何人も必要なのです」
「くっ……」
 間髪入れずに返され、イザークは俯き、黙り込んだ。銀髪が表情を隠す。
「お話は分りましたわ、補佐官。けれども直ぐには決められません。キラと話し合いたいので、他の皆様は
外して頂けると助かります……」
 何時も通り穏やかなラクスの言葉に、補佐官は一礼して踵を返す。イザークは未だ何か言いたげだったが、
ディアッカに肩を叩かれて補佐官に倣った。3人が去り、スライド式のドアが閉まる。
「大丈夫だよ、ラクス。補佐官も、いつかきっと僕らの事を分ってくれる」
「……そうですね、キラ」
 いずれにせよ、ラクス=クラインに選択肢は無かった。もし『歌姫の御手』解散を指示すれば、既に
ラクス=クラインの代弁者としてザフト内で幅を利かせている彼らの忠誠心をそのまま不信と反感に変える事と
なり、現在の、周囲が言う所の『カリスマ性』に傷が付く。
またミハシラ軍の件については、終戦時に連合とプラントに集中させた『民心』が第三者に流出してしまう
危険を孕んでいた。ミハシラ軍が公的な存在となり、リーダーであるロンド=ミナ=サハクが公人となれば、
今以上に支持が集まっていくかもしれない。世界の分裂の危機となる、とラクスは考えた。
 通常では考えられないほどの『勝利』と『成功』が、ラクスの思考を硬化させてしまっていた。世界という
重すぎる存在を背負い込めると思い込んだその慢心は、私欲の無い平和の歌姫を徐々に蝕んでいく事になる。

274 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/19(金) 19:03:16 ID:???
 潜んでいたデブリをビームで破壊され、1機のザクウォーリアが閃熱に紛れて飛び出した。
「残ったウィンダムは2機! けどこの場所なら……!」
 遮蔽物から飛び出す直前に敵機を確認し、操縦桿を握り締めたシンが掠れ声で呟く。ザクが腰に手をやって、
ハンドグレネードを掴み、一瞬見えたビームの発射元目掛けて放った。ほぼ同時に飛んできたミサイルが
左肩のシールドを掠める。火花が散った後、真後ろのデブリに着弾し爆発した。
「ぐ……!」
 衝撃に歯を食い縛った瞬間、前方の空間に眩い光が爆ぜた。投げ込んだ閃光弾である。そこを逃さず、シンは
ペダルを踏み込んでザクを突進させた。無数の、不規則な動きをするMSや戦艦の残骸を最小の動きで回避し、
目の前に迫った戦艦の甲板らしき大きな鋼板を回り込んだ。閃光で標的を見失ったダガーの真下に飛び込む。
 シールドからビームトマホークを抜き出し、振り向きかけたウィンダムを腰から背中にかけてまで一気に
斬り裂いた。許容量以上のダメージを受け、機体の各所からスパークを散らしつつ機能を停止させたその
ウィンダムを、此方に向き直った最後の1機目掛けて蹴飛ばす。
「なにっ!?」
 しかし、そのウィンダムは長銃身のビームライフルで躊躇い無く元僚機を貫通させた。咄嗟に機体に身を
捻らせてシールドで受け、熱量を吸収させる。ウィンダムが後退しつつ、2射目を構えた。
「そういうつもりなら!」
 ヘルメットのバイザーに赤いロックオンマーカーを映り込ませ、シンが叫ぶ。機体をジグザグに振って、
点在する遮蔽物で機体を庇わせながらビーム突撃銃を連射。2発まで避けたウィンダムだったが、反撃の為に
機体を安定させた瞬間、その腹部に光熱が直撃。撃ち返した1発はザクの左脚を掠めて装甲表面を焼くに
留まった。ライフルを持ったまま、蹲るような姿勢で最後の敵機もまた機能を止める。
「敵機……7機全滅。救命ボートは……8隻中、2隻沈んだか」
 右脇のサブモニターに表示されるデータに視線を通し、シンは項垂れた。
「16人も死なせた……って、あぁ!?」
『やっぱり此処か』
 メインモニターと機内が暗転し、真上の天板が分かれて白い照明が差し込んできた。

275 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/19(金) 19:04:41 ID:???
 ミハシラ軍の所有する中継ステーションは、生活設備は勿論、MS格納庫や訓練用シミュレーターも
備えている。その内の1機からシンが這い出し、乱暴にヘルメットを脱いだ。
「おい、自由に使って良いんじゃなかったのか!? データ飛んだだろ、今ので!」
「大丈夫大丈夫。外側で取ってやったから。それより、司令官からお前に通信入ったぞ」
 顎をしゃくって見せたのは、オオツキガタでシンを助けたパイロットの1人だ。
「えっ、何で?」
「何でかね? 高速通信だから、3番ブースで取ってくれ」
「ああ! ……どうも、有難う」
「つかお前、よくこのマシンに3時間も篭れるなぁ……うわ、すげースコア」

『あれから72時間、怪我も治ったようだな……きちんと着替えているのか?』
「ふ、服の種類が同じだけで、寝る前にはちゃんと替えてますよ!」
 グフを奪った際に当然私服など持って来ていなかった為、シンはメカニックの作業服を拝借していたのだった。
『ならば良い。ああ、送ったザクウォーリアは整備してあるだろうな?』
「当然です。でも良いんですか? まだ役にも立ってない俺が、あんな新型に乗って」
『問題ない。ザフトの横流し品を押さえ、今日まで持て余していたのだ。それより、仕事だ。民間船の護衛を
やって貰いたい』
「分った。直ぐに用意しますよ」
 任務の詳細さえ聞かずに了承したシンに、ミナは苦笑で答えた。
『貨客船ラルディン。270メートルクラスだ。僚機2機と共に、地球衛星軌道上まで護衛する事。乗客は150人だ。
本来なら単純な哨戒から始めてもらうつもりだったが、依頼主がお前を指名してな』
「……俺を? だいたい、何で俺がアンタの所に入ったって知ってるんです?」
『予らの部隊は情報が命だ。ネットワークを張り巡らせている分、多くが互いに知れ渡る』
「なるほどね。分りました」
『尚、依頼主はお前との会話も求めているらしい。勿論、これは拒否して構わん』
「まあ暇があれば、良いですけどね」
『では、直ぐにランデブーポイントを送信する。……シン』
 ミナは一度名前を呼んで、口篭った。その珍しさも手伝って、シンもまたどもる。
「な……なんです?」
『いや、大した事では無い。では、作戦の成功を期待する』
「了解!」
 シンは立ち上がって姿勢を正し、踵を合わせて敬礼して、笑ってみせた。

276 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/19(金) 19:07:19 ID:???
今回は此処までです。
僚機のパイロットは、ちゃんと名前を考えるかコードネームで呼ぶか、
どっちが良いんだろうかと考えています。ご意見頂ければ幸いです。

277 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 19:17:35 ID:???
138 名無しさん@恐縮です New! 2007/01/19(金) 18:41:40 ID:E9lEbOXJ0
チャンネル桜「人間の杜」 (著作権フリー)
「在日特権をなくせ」 4−1(H19.1.8)
http://www.youtube.com/watch?v=HlB96d--UDc
「在日特権をなくせ」 4−2(H19.1.8)
http://www.youtube.com/watch?v=X8DVfp5-wTM
「在日特権をなくせ」 4−3(H19.1.8)
http://www.youtube.com/watch?v=eA64LeTZL8M
「在日特権をなくせ」 4−4(H19.1.8)
http://www.youtube.com/watch?v=1AOoEhIgKl

「在日特権を許さない市民の会」発足総会
http://zai.japan.aikotoba.jp/index.html
 2007年01月20日(土)に発足集会を開催いたします。
 場所:東京都江戸川区 東部フレンドホール
 14:30 開場
 15:00 開始
 15:00〜15:30 <在特会事務手続き>
 15:30〜15:40 休憩
 15:40〜16:40  <イベント第一部>
 講演:「反日マスコミと在日特権」
 講演者:西村幸祐氏
 プロフィール:1952年東京生まれ。拉致問題、歴史問題、極東亜細亜問題について保守系論壇で活躍中。
 新しい言論の形として、コミックオピニオン誌「撃論」(オークラ出版)を出版。
 16:40〜16:50 休憩
 16:50〜17:50  <イベント第二部>
 「在日社会の未来」をテーマに座談会などを予定
 17:50〜18:00  <閉会>
 18:00 終了予定

278 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 19:22:49 ID:???
 通常では考えられないほどの『勝利』と『成功』が、ラクスの思考を硬化させてしまっていた。世界という


コレだよこれ、思い込みの激しい女が今までうまいこと行き過ぎて周りが見えなくなる
これはいいフラグだぜ



279 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 19:30:43 ID:???
イザーク好きの俺としては、
そこにイザークを使うのは???

280 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 19:31:05 ID:???
ガンダムっつーのは、戦争、というか、シチュエージョン命なんだろうと思う
種はキャラクター主体のストーリーだから、
設定やシチュエーションを覆した物語を作ってしまうのだと思うよ

これがダメなんだと思う、大前提の戦争モノなんだから、設定まずありき
じゃないと説得力がなくなっちゃうからね
常人の鑑賞に堪えないものになってしまうんだよね
腐女子はすきなキャラが動いてりゃ幸せってのが多いから、それが種死破綻の
最も大きい原因だと思うよ

設定、ガンダムという物語の箱庭が大事だと思う、
今んとこいいと思うよ〜、自由にやってくれ!
「重厚さ」、「リアリティ」は、高レベルで保てていると思うよ!


281 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 19:35:44 ID:???
全キャラ、全員、一度、悩ませたほうがいいと思う
種死キャラ、全然考えてるそぶりが描写されてないんだもんよ

全員、一度頭抱させるほどの問題抱えたほうがいいとおもう
一番言いたいのは、過去の行動について
その行動、今考えるとおかしくなかったか??
と、言いたい。。


あれでよかったのかよ!?って思い直せよおまえら!

女脚本家は、やっぱり女だから思い込みが激しくて、
全然悩まない、ある種うらやましい・・・・・・??

282 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 19:39:15 ID:???
あ、例によって、インスピレーションを100分の1でも感じてもらえればそれでイイよ
こういうストーリーにしろだの、傲慢なことは言わない

283 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 19:57:30 ID:???
>世界の分裂の危機となる、とラクスは考えた。


傲慢なんだよな、一人で全部まとめようと考えること事態が。
分裂したままの共存じゃいやなのかい、と言いたいところ
その際、国際間の緊張は終わることはないけどね

284 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 20:21:40 ID:???
制約や条件の中で、どんなことが行動可能か、選択可能か、そういうのがあった方がリアリティが出ると思う
特定のキャラがゆく所、敵無し、道を遮るもの無しってんじゃあ、ウソっぽい物語になるね
そんなキャラが、キラとラクスなんだよね(笑)


285 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 20:46:24 ID:???
>>271-276
いつもながら乙!
戦闘の描写がいいな。

286 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 21:01:20 ID:???
シンよ、旧種キャラに「おまえら全員ずれてるぞ!!」っていってやれw

287 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 21:15:09 ID:???
補佐官いいキャラだなぁ……ディアッカと補佐官だけがプラントに対する救いだよ。
メインキャラ(ラクシズ側)はもっと真剣に悩めというのは賛成。
でも」脚本だと悩むって葛藤じゃなくて迷走のことなんだよなぁ。
シンを指名して話がしたいってクライアント誰だろ?

……補佐官って暗殺フラグが立ってねぇ?とか補佐官の声って白鳥哲?とかwww

288 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 21:29:14 ID:???
ラクスは少々取り乱させた方がいい、いつも全てお見通しみたいなツラしてるから、これはおかしい絶対
「そんははずは・・・」とかなんとか
キラだってそう

289 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 21:32:18 ID:???
新種キャラは随分悩んで情勢に振り回されたのに、
旧種キャラは高みから見おろしててその場を動かねえ
将棋の王を、一歩も動かさない棋譜みたいに
一歩、上下左右、どこかにずれ落ちろ
王を全く動かさない将棋なんて、羽生、谷川でもありえないっしょ
そのありえないことが起きてるのが種死なんだがwww

290 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 21:32:42 ID:???
言い方は悪いが僚機を使い捨てるならコードネーム、
長くレギュラーで出すなら名前で呼ぶのがいいかと。
呼び方で使い捨てかそうでないかバレるという欠点があるので、
おそらく全員コードネームが無難。

291 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/19(金) 22:03:07 ID:???
ラクスに、現実を受け入れろ、と言いたい

292 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 01:26:32 ID:???
ラクス・キラが大勢の人々から帰れコール食らうと面白いかも
「帰れ!帰れ!」
どういう状況だったら帰れコールはいいんだろか

293 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 02:44:24 ID:???
>>292
貧困に喘ぐ国に慰問した時
『崇高で偉大なるプラント議長ラクス・クラインが訪問される!』
みたいな美辞麗句の塊な前宣伝が信者によって行われていて、
本人も自信満々で行ってみたら、それが逆に国民苛立たせて
「お前らの政策のせいでこっちは苦しんでるんだよ!
 慰問なんてしてもらっても腹は膨れねぇ!帰れ!」と帰れコール。
それでキラとラクスが衝撃受けて
「どうして皆わかってくれないんだろう…」
と凹む……駄目だ、自分達に非があると考えそうにない。

294 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 15:27:00 ID:???
>>271-275
言うべき言葉が見つかりません。超GJ です。なんかもう、プロっぽいんだが。よほど書き慣れてるんだろうなぁ。
政治の場における駆け引きっつーか、視点とかもここまで上手くきちんと文章に起こせる職人はちょっと見たことない。
エロ動画落すのもそっちのけで読み耽っちまった。職人さんは他の作品もやったことがあるのかな?あるなら読んでみたいぜ。

コードネームですか。コールサイン&TACネームだと、文章中でややこしくなるかなぁ。
ACなんかやってると、どうしてもコールサインで呼び合うってのが頭に浮かんできちゃうな。
使い捨てはしやすいけど、キャラ立たせるの難しいし・・・。オメガ11だったらキャラは立つけど被撃墜フラグも立っちまうwww

295 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 17:14:59 ID:???
>腐女子はすきなキャラが動いてりゃ幸せってのが多いから、それが種死破綻の
最も大きい原因だと思うよ

自分腐女子だが、あの破綻はふざけんなって思ったぞ
むしろ無印の時から、視聴者なめてんじゃねぇ!!って思ってるぞい
ぜんぜん幸せじゃないよあんな作品

296 :sage:2007/01/20(土) 20:33:00 ID:/SJw4Q24
>>295
激しく同意。自分は腐女子の上にメカフェチという奇怪な人間だが、
リアル系ロボットアニメで動かすべきはキャラよりも機体だと思っている。
そういう意味で種と種死は駄作。新約Ζの機体の動き方は惚れ惚れすると
言うのに……同じ〔ガンダム〕と名のつく作品でどうしてこうも差が出るのか

>>271-276
ワガママですが、シン専用の新型ガンダムにはディスティニーとの共通項が
あると嬉しいです。あの血涙とパルマと光の翼がとても好きなので……

297 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/20(土) 20:33:03 ID:???
 ラグビーボール型の船体を、後ろに伸びた翼状の大型パーツ2つが抱きかかえた貨客船ラルディン。その球面を
1機のザクと2機のオオツキガタがゆっくりと回転しつつ、外側に視界を向けて全方位サーチを行なっていた。
船体の正面と上下はハニカム構造の強化樹脂プレートで覆われ、巨大な展望窓となっている。凍て付く真空を
多層プラスティックでシャットアウトした船内の重力ブロックでは、豪勢な立食パーティが開かれていた。
『ちょっと! 窓には近づかないで! お客様が怖がりますから!』
「はいはい……貨客船っていうか、豪華客船だよな? これ」
 ザクの機内に飛び込む小言を生返事で受け流しつつ、シンは操縦桿を僅かに倒して、機体の進路を微調整した。
「アルファ3、デルタ4、状況は? レーダー性能はそっちの方が良いだろ」
 コードで僚機に呼びかける。海賊という職業柄、彼らは本名を明かさず、互いをナンバーで認識し、首領である
ミナを『司令官』と呼ぶのが慣行となっていた。
『こちらアルファ3異常無し。あ、連中が飲んでるワイン、50年物だな』
『デルタ4、異常なし。おい見ろ! あのピンヒール履いた短足女、やっぱコケたぜ!』
『マジか! 自重支えられんのかアイツ! 次からドレスはスラスター装備だな』
「機体性能を無駄遣いするなよ……」
 オオツキガタの高性能レーダーを最大限趣味に活用する2人に、シンは溜息をつく。
「でもこんな船なんて聞いてたら、護衛の数を増やすべきだって言ったほうが良かった。あの透明な部分じゃ、
マシンガンの流れ弾でも全壊する……」
『大丈夫だって、シン。シャッターくらいはついてるさ!』
「シャッターが閉まる前に奇襲されたら? 後、なんで俺にはコードネームが無いんだ?」
『お前の本名自体がコードネームみたいなもんだからさ。軍関係者の中じゃ超有名人の上に、本人は死んだ事に
なってるからな』
「んん……」
 ミナと出会った際、長距離狙撃で自分を救った2人の言葉にシンは黙り込んだ。この2人が口先だけでは
ない事を既に知っていたが、彼らの楽観的なお喋りには性格的に馴染めない。
「それにしても、だんだん会いたく無くなってきた」
『誰に?』
「この依頼主に。……俺と会って話したがってるらしいからさ」

298 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/20(土) 20:34:09 ID:???
『何でだ? きっとセレブか社長さんだぜシャチョーサン』
「ユニウスが落ちたり、レクイエムの攻撃があったりして、地球も宇宙も大変だってのに、こんな派手に無駄金
使って……どうかしてる。……ユニウス落としを防げなかったのは、俺の責任だけどな」
『まあな。この船造ったのはナチュラルの企業らしいが……そうだシン! お前、ネオ・ロゴスって知ってる?』
 アルファ3の言葉に対し、シンはウンザリしたように頷いた。
「プラントにいた頃、よく市民団体さんが朝っぱらから演説してたよ、それ。良く考え付くよな、ああいうの」
『いや嘘じゃないんだよ! 良いか、デュランダル議長のロゴス解体ってのは、実質的に失敗してたのさ!』
 得意げに語るアルファ3から聞き捨てならない人名が飛び出し、シンの視線が細まる。
「……どういう意味だよ」
『まぁ俺が直接見聞きしたわけじゃないが、あの連中がアッサリ捕まったのは、だいぶ前から連中の奥さん、
愛人、果ては娘が実質的な権力を握ってたからだそうだ。で、その女達は……』
 一瞬でも真剣に聞き入ってしまった自身を胸中で罵りつつ、半眼になるシン。
「通信、切って良い?」
『聞けって! で、女達は用済みになった男共を……デュランダルが名前と顔を公表した奴らを、トカゲの尻尾
にして切り落とし、裁判が開かれる前に連中の資産と権利を根こそぎ奪ったんだ!』
「地球が随分大きく見えてきた。最後のデブリ海に近づくぞ」
 通信画面には見向きもせず、彼方、白い大気が渦巻く青き星を、シンは遠い目で眺める。
『連中は本名と社名を変えて、旧ロゴスメンバーのファミリーネームだけを住民データに登録したんだ。
機能と地位をそっくりそのまま手に入れたその集団は、Sisters<魔女>って呼ば』
「時間だ。ちょっと行ってくる」
『おおぃ! ……どこに?』
「俺と話がしたいって奴の所。エアロックの外で待てって言っといたから、まず来ないだろうけどな」
 ザクの左肩と右足裏から淡いスラスター光が漏れ、姿勢を反転させた。
「多分直ぐ戻れる。けど、もう下らない話は止めろよ。閃光弾ぶつけるぞ?」
『ちぇ……そりゃ、ステーションで聞いた与太話だけどさ』
『了解。監視は任せろ。だが、なるべく機体を離れるな』
「分った。頼む」
 デルタ4に返答した後、ザクがラルディンの右舷マルチポートに流れていった。

299 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/20(土) 20:35:28 ID:???
 後方の自分達の船が、距離を変えずについてきている事を確認した後、シンはポートに視線をやって驚いた。
「な、何か一杯いる」
 電灯を振るスタッフに誘導されるまま、甲板に着地した。ザクに電源ケーブルが接続され、メカニックらしき
数人が機体に取り付いた。
「おい、勝手に……」
 叫びかけるが、通信を開いているかも怪しい。主動力を切って、スーツの気密を確認した後に機内を減圧する。
ハッチを開いた瞬間、大きなエアパックを2本背負った小柄な人物が飛び込んできた。
「うわ!?」
「シン・アスカ様でいらっしゃいますね? お会いできて光栄です」
 シンの肩に触れ接触回線が開かれる。聞こえた声は女性のそれだった。まだ少女といって良い。ヘルメットの
バイザー越しに、金髪、碧眼、白い肌と笑顔が見て取れた。ポケットから名刺を取り出す。
「ダイアモンドテクノロジー代表取締役のアズラエルと申します。以降、お見知り置きを」
 その名を聞いた瞬間、混濁していたシンの思考に先程の会話がフラッシュバックした。
「アズラ……エル?」
「ムルタ=アズラエルの娘です。16歳ですが、60年からの会社法では問題ありません」
 『D―tech』と書かれ、安っぽいビーズが散りばめられたその名刺を震える手で受け取る。
「何で……アズラエルなんて名前、使うんです。それに、元は違う社名だったでしょう」
「責任の所在を明らかにする為です。企業が解体されれば、従業員は職を失います。私達は裁かれたロゴス
メンバーの代用品として、失業者を防ぐ義務を全うします。また、社名変更は、株主総会で決まりました」
 16歳という年齢と、今まさにすらすらと出た言葉とのギャップが受け入れられないまま、シンの視線は
交代で補給に戻るオオツキガタの機影に向けられていた。
「さ、私の自己紹介などは充分でしょう? お忙しい時間を割いて来て下さったアスカ様に申し訳ありません」
「あの、アスカ様って止めて下さい。シンで良いです。何もつけず、シン、で」
 シンのその言葉に、アズラエルはあどけなさを残した微笑で応えた。
「分りました、シン。お会いしたかったのは他でもありません。その御決心となさった行いに、深く感銘を
受けたからですわ。特に、サハク様のミハシラ軍に身を置かれた事はまさに御英断……」
 その言葉は甘く、暖かく。その視線は身が裂けるが如き極寒。

300 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/20(土) 20:38:24 ID:???
「貴方様の事を知って以来、一目お会いしたいと思い焦がれておりました」
 質の良いスーツを着ているにも関わらず身体中を這いずる寒気に、シンは首を竦めた。
「……誤解、してますよ。俺はただの、海賊に落ちぶれた負け犬です」
「あら? ミハシラ軍を海賊だなどと呼ぶのは無知な太鼓持ちだけですわ。……これを」
 アズラエルが微笑み、背負ったエアパックを1つシンに差し出す。
「規格は合うはずです。それより、ミハシラ軍は既に中立地帯において揺ぎ無い地位を確立しています。
少なくとも私どもと繋がりのある企業は、無能なザフトや連合軍など眼中にありません」
「無能って決め付けるのは良くない様な……彼らだって、彼らの仕事をしてるし」
 背筋をなぞる危機感に、シンは声を上げる。しかし、何故か会話を打ち切れなかった。
「そもそも軍の目的は、武力を持たない存在を守る事です。私どもの納めた税で維持された組織なのですから。
その存在価値を放棄し、口だけを出して自らの正義に酔い痴れる彼らは、私どもにとってはただの無能です」
 駄目だ、とシンの心の何処かが警告を発する。アズラエルの言う事に耳を貸すな、と。
「そしてその傾向は、ラクス=クライン、カガリ=ユラ=アスハが権力を握って以来、悪化し続けています」
 少女の言葉が、シンの奥底に食い込んだ小さな棘に触れ、警告が掻き消された。身体から、寒気も消える。
「……そういう事を、思った事はありません」
 嘘だ。守るべき、力の無い存在を選んでザフトを棄てたからこそ、シンは脱走したのだ。
「そうでしたか。シンはそういう小事に気を取られない御方なのですね」
「そんな意味で言った訳じゃ……」
「では、キラ=ヤマトの事も既に許された、と」
 鼓膜を震わせたその名に、シンの瞳が見開かれる。両手がサイドボードの縁を握り締め損なっていたら、
それはアズラエルの細首に掛かっていた事だろう。
「アンタが何処まで俺の事を知っているかは、聞きません。けど……死んだ人間は、生き返りませんから」
「過ぎ去った事に捉われない。立派です、シン。しかし他の方はどうでしょう。そしてこの先の事は……?」
 彼女の言葉は悉くシンの胸を突く。戦う力の無い他者を守る為、安定を捨てた彼の心にその繊手が忍び寄った。
「キラ=ヤマトを讃える者は、戦闘においても命を奪おうとしない優しさをその根拠に挙げます。ですが、戦場で
センサーや推進機関、手足を破壊されたMSのパイロットがどうなるか……」

301 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/20(土) 20:40:11 ID:???
 1秒でも早くアズラエルの声に止まって欲しいのに、シンの声帯が否定の言葉を拒む。
「好きこのんで殺して回る奴に比べれば……まだ、良いでしょう?」
「けれども、彼らはいずれ裁かれるべきです」
 鼓動が、跳ねた。
「彼らの偽善が暴かれ、公正がもたらされる日が、きっと来る事でしょう」
 その時、パイロットシート脇の通信モニターに光が灯った。シンがスイッチを押す。
『こちらアルファ3だ。妙な反応が近づいてる』
「分った……今行く」
『すぐ戻るなんて言って随分話し込んでたな? ヘッドハンティングのオファーか?』
「今行くから! 待っててくれ!」
 押し隠してきた古傷が暴かれ、その痛みを思い出させられた苛立ちが声となる。
『わかったわかった。そうピリピリすんな』
「離れて。発進しますから」
 押し殺した声で告げる前に、アズラエルの小さな身体がコクピットを離れていった。
「はい。……信じております、シン」
 その言葉には答えず、シンはハッチを閉じた。膝を突いていたザクが立ち上がり、その反動で機体が
ポートから浮き上がる。電源ケーブルが外され、左足を後ろに蹴って180度旋回。背部のメインスラスターが
一瞬弱く噴かされてポートから離れ、2度目の噴射で一気に船から離脱。後方で展開するオオツキガタ2機に
向かっていく。
「鋭い御方。鋭く、鋭いゆえに脆い御方……」
 あっという間に光点の1つとなったザクを見送ったアズラエルは、歳にそぐわぬ笑みを浮かべた。
「貴方様は、相応しい力と地位を手に入れるべきですわ。そして、それはサハク様の下で得られるとも、
限らないのです……」

 シン=アスカは強く在ろうとする男だったが、聖人君子などでは無かった。過去と決別し、現在と未来に
目を向けようという決意の陰で、復讐という甘い蜜を求める隙も、また存在した。力無き他者を守るという
信念に巣食う、更に大きな力への欲求も失われたわけではなかったのである。

 咎人は女神より逃れ軍神に降りて戦士となり、今、魔女との邂逅を果たした。

302 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/20(土) 20:47:03 ID:???
権謀術数に長け、優秀にして存命し、インパクトのある原作キャラがいないか
探してみましたが、見つからなかったのでアズラエ娘を出しました。
もし居るなら、教えて頂けれると嬉しいです。

今回は此処までです。SEED以外の2次創作に手を付けた事はありません。

303 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 21:07:13 ID:???
負債世界ではまともな奴ほど早く死ぬんだよな。

304 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 22:20:54 ID:???
今日初めて読んだけど、GJ!
シンの抱える光と影がいいなぁ。人間誰しも正負両面持ってるものだし。
補佐官の声が故・塩沢さんの声で脳内再生されるな。

305 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 23:23:19 ID:???
うほーー!

306 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 23:26:55 ID:???
シン・アスカ - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%AB

307 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 23:37:11 ID:???
人の心の中はいろんなものが渦巻いてるもんなんだよな
決して一色じゃない、はず
いろんな感情が蠢いてる、それが人間シンってことなんだね

308 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/20(土) 23:40:23 ID:???
「では、キラ=ヤマトの事も既に許された、と」
 鼓膜を震わせたその名に、シンの瞳が見開かれる。両手がサイドボードの縁を握り締め損なっていたら、
それはアズラエルの細首に掛かっていた事だろう。


こればっかりは、心臓が「ドクン」となっただろうな、シン
今まで眠らせておいた感情・・

309 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 02:24:44 ID:???
>>303
<<まあ 悪い奴はなかなか死なせてくれないもんだ>>
<<本物の英雄はいつも先に死んでいく>>

某タカさんの言葉だが、まさにそのとおりだな

310 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 21:33:15 ID:???
劇種主人公必殺の台詞
「結局お前らはただのバカ」

311 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 23:26:54 ID:???
二次創作でオリキャラが活躍するのは危険なんだが、
実際問題代わりになるキャラ居ねーよな…
デュラちゃん実は生きてました、なんてのもアレだし。

312 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/21(日) 23:36:20 ID:???
しかたないっしょ? まともなキャラは出てこないし、出てきても確実に死ぬからなw
アズラエルさんの娘って言うなら、充分つながりあるだろうし。勇者姫w

313 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 06:07:44 ID:???
ラクス信者を支持基盤にしている以上これからどんどんプラントの内政は歪になっていくだろうが
そうなった際に市民の不満をどう処理するんだろう。やっぱり歌姫の騎士団が不満分子の家に火をつけてまわるのか?

314 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 08:38:05 ID:???
歌姫が一喝すれば、プラント市民は黙り込むからダイジョーブ。

どこまでそれが効くかは知らないが。

315 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 09:21:15 ID:???
『逆襲のシン』か……、何とも言えない部分があるね。
どちらかと言えば、『逆襲のキラ』の方がしっくりと来る部分がある。
その理由として、カガリ以外に、アスハ・オーブ第1宇宙軍を指揮統率する事が出来るとしたら、キラ以外にはありえない。

316 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 10:28:07 ID:???
>315

「逆襲のキラ」ならテロリスト同士の内ゲバだな

キラは勝者なのに誰に逆襲するんだよw

317 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 11:16:49 ID:???
>>316
自分を洗脳したラクス&自分の思い通りにいかない世界

318 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 12:22:22 ID:???
アスランに殺されたはずが奇跡的に生存していたファースト・キラが今のフォウとラクスに復讐するのならわからんでもない。

319 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 12:31:33 ID:???
>317
己の信念を絶対視し、己と違う信念を持つ者を悪と認定。
それと対話することなく「武力で排除する」ラクス様の下僕キラキュン。

己の成した行為で直接的にも間接的にも、苦しめられている弱者がいることを省みないラクス様の下僕キラキュン。

そんな超絶無敵絶対正義でラクス教の騎士たるキラキュンが、
ラクス様の洗脳に気付く等有り得ません。


己の意のままにならぬ世界にキラキュンが逆襲?
何その子どもの理屈?
またキラキュンが絶対正義でキラキュンに逆らう奴は悪って構図?

「プラントのカリスマ議長ラクス様」「オーブのカリスマ首長カガリ様」が、
実はナチュとコーディの融和を図る術を持たない、「指導力ゼロ」の無能の証明は是非見たいがね。
それを勝者のキラがやるのは
キラ自身が「最高のコーディ」が他者に容易にマインドコントロールされる「無能の証明」

敗者のシンがやるならまさしく「逆襲」となる罠。

320 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 18:08:01 ID:???
組織ってのは、
トップ(君主、政治指導者)
スタッフ(参謀総長)
ライン(司令官)

この三者が確立していないとなかなかうまく動かない。
だから、三者を一人で全部やろうとした諸葛孔明や、シャア・アズナブルが最終的には失敗したのも当然だと言える。

ここではトップ=アズラエル娘 スタッフ=サハク ライン=シン と言った所か。

他方、トップ=ラクス スタッフ=??? ライン=キラ、アスラン かな?


321 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 19:57:45 ID:???
ピンク首領の託宣を翻訳し、現実的手段へ変換して実行できる人間がいたとしても単なる妥協と受け取られて粛清の対象だろうね。
原作及びその製作者達の思想的背景で類推するとラクスが重用しそうなのって
自分達の入れない権威が存在することが許せないジェンフリ基地外や
支持する思想的背景を失って単なる売国主義になった世界市民さんみたいなのだろうし。

322 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 20:32:11 ID:???
>>321
己に対し苦言を呈する人間や、
己に反対する人間を遠ざけ粛正する指導者は独裁者であること、
そして徐々に破滅の道に進む事は歴史の証明するところだよね。

今更だがラクス教とタリバンは似ているな。

323 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 21:17:59 ID:???
オーブで民主化運動をやって自宅に軟禁されるサイ

324 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/22(月) 21:32:09 ID:???
『輸送船1、MS2。ラルディンに向かってくる。結構な速度だ。まだ視認出来ない』
 MAに変形したオオツキガタが、デブリ海の只中に機首を向けた。
「デブリの海をまともに進める輸送船なんてあるんだな……」
『船の方はデータベースで照合できた。こいつだ』
 デルタ4から送られた船舶データにシンが目を走らせる。背骨の両端にエンジンと推進剤タンクを取り付けた
ような形に、1つ頷いた。
「MSを繋留して運んでたわけだ。それで、どうする?」
『識別信号が出てない上に、2度の呼びかけに答えなかったから、敵だ。船から叩く』
「即決だな。威嚇射撃は?」
『しない。俺達は正規軍じゃなくて海賊だからな。アルファ3、後部熱源を頼む』
『了解。ナメられたもんだなあ。たった2機で来るか?普通。 こっちも3機だけどよ』
 アポジモーターの光と共に、センサーに連動した長距離用レールガンを突き出した2機が姿勢を微調整した。
『3、2、1、発射』
『発射』
 淡々とした指示と復唱と共に、レールガンの砲口から微弱な電光が漏れる。一瞬後、デブリ海の中で光が
2つ生まれた。
『命中。でかい方の反応が消えた。航行不能状態だろう……残り2つ、加速!』
『母船をやったってのに……ミスった、ただの海賊じゃねえ! ラルディンに通信しろ!』
 狙撃させないよう、デブリの中をジグザグに動く敵機の観測を僚機に任せ、シンは通信回線を開いた。
「ミハシラ軍だ。ラルディン、応答してくれ!」
『此方ブリッジ。どうした?』
「海賊がデブリ海方面から来る。出来るだけの防御策を取って、連合軍にも救難信号を!」
『分った。だが、何とかそっちで迎撃してくれ! 連合軍の役立たず加減は知ってるだろ!?』
「ああ……!」
 船長の言葉に嘆息し、返答の代わりとしたシンは通信を切った。公的に認知されているはずの連合軍。
彼らに対する一般的な評判を垣間見た気分になってしまったからである。
「おい……聞いたかアスハ……今は『アンタ』の連合軍だろ……」
『敵機識別。ザクファントム2機!』
 アルファ3からの報告に、遠く離れていたシンの意識が一気に現実へと復帰した。
「ザクファントム!? 警備隊にいたころは、まだゲイツRが主力だったぞ!」

325 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/22(月) 21:33:50 ID:???
『ブレイズウィザード1、スラッシュウィザード1、視認距離に入った! 来るぞ!』
 デブリ海を抜けた、ダークグレーのザクファントムが2機、シン達を挟み込むような軌道で急接近する。
背面と脚部からのスラスター光を反射し、頭部のブレードアンテナが鈍く輝いた。
『シン! ブレイズを2機がかりで止める! お前はスラッシュをやれ!』
 オオツキガタがMS形態に変形し、レールガンを背面に畳んで接近戦モードに移行した。
 ブレイズウィザードのファイアビーは火力が高い小型のミサイルを大量に放出する武装である。船尾に
取り付かれ、エンジンに斉射されてはひとたまりもない。船を狙わせる事自体、危険だ。
『そのザクウォーリアより高性能らしいが……一対一だ。やれるな!?』
「ああ、やってやる!」
 アルファ3に叫び返し、シンは機体を僅かに後退させた。その場所を2機の僚機がカバーする。
 ブレイズザクのコンテナが開き、中に詰め込まれた連装ミサイルを発射。頭部機関砲で弾幕を張りつつ、
オオツキガタが避け、開けたその空間をスラッシュザクが突破しようとする。撒かれた機銃弾にミサイル群が
突っ込んで爆発が連なり、アルファ3の機体が構えたビームライフルの照準がずれた。光熱が虚空に消えるも、
鼻先にビームを撃ち込まれたスラッシュザクの動きが鈍る。
『行け! 食らいつけ!』
 デルタ4の通信に後押しされ、オオツキガタの援護でミサイルをしのいだシンのザクが、再加速して船へと
向かったスラッシュザクを追う。ビーム突撃銃を構え、3連射した。敵機が左右に揺れ、タイミングを
読まれて防御された。
「まだだっ!」
 速度を落とさないまま突撃銃を持ち替え、右手は左肩のシールドからビームトマホークを抜き放つ。
 丁度その時、背中を向けていたスラッシュザクが姿勢を反転させた。両肩に背負ったビームガトリングが、
その回転銃身が、僅かに動いて星明かりを受け、シンの瞳に光を映す。
「っ!!」
 浴びせられるビームの嵐を、機体を90度傾け、背部スラスターを全開し真横にかわす。
一発が右肩をかすり、
装甲表面を焼いて鈍い灰色の痕となった。尚も撃ち込まれ、反撃の機会を逸し続ける。

326 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/22(月) 21:36:42 ID:???
「まずい……」
 そしてスラッシュザクを追えば、当然船に近づく。船体の細部まで見え始めた時、シンは腹を決めた。
旋回しながら、右手のビームトマホークを起動させて敵機に投げつける。ガトリングで
それが破壊されるのを
横目で追いつつ、フラッシュグレネードを投げつけて逆方面に逃げた。
 辺りが閃光で真っ白に染め上げられる中、スラッシュザクのいた所目掛けてビーム突撃銃を連射しつつ、
弧を描くように迫る。
 光が収まり、右肩のシールドと左のガトリングを破壊されたスラッシュザクがシンの機体を振り向いた瞬間、
その頭部メインカメラにシールドのスパイクが突き刺さった。モノアイの破片が散る。
 ショルダータックルを見舞われ、吹き飛んだスラッシュザクを更に追う。メインカメラを押し潰された
スラッシュザクが、後退しつつビーム突撃銃を撃った。突き出した左肩のシールドに当たって弾かれる。
2発目は、ザクが猛然と加速し、相対的上方に移動されて回避された。
「ここまでだっ!」
 そして3発目の引き金を引く寸前、シンのザクからの1発が、突撃銃を貫通し腰部に直撃。動きが鈍った所で
追い越される。斜め後ろに回りこんだザクのモノアイがレール上を滑ってスラッシュザクを睨みつける。左手の
ビーム突撃銃が、腰部背面に折り畳まれたビームアックスの真上に突きつけられていた。
「機体を停止させて降りろ! ……ハイドラに頼り過ぎたな。」
『シン、無事か! こちらは片付いた』
「無事だ、デルタ4! そっちは!?」
『無傷とはいかなかったが、同じく。生きているのは見りゃ、もとい聞きゃ分るだろ?』
 アルファ3の軽口に一瞬笑みが漏れてしまったシンが、表情を引き締め直す。スラッシュザクから通信を
入れられたからだ。受信すると、白煙を噴く機内にパイロットの姿が映る。
『サハクの犬め! それほどの腕を持ちながら、貴様は!』
「犬呼ばわりもだいぶ慣れたよ……それより、さっさと指示に従え!」
 しかし敵は従わず、更に言い募った。
『ミハシラ軍が海賊を攻撃するのは、治安維持の為の筈だ! 何故邪魔をした!?』
「ハァ!?……アンタ達が何やろうとしたか、分ってて言ってんのか!」
 苛立ちに任せたその言葉に、敵は軽蔑の表情で応えた。

327 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/22(月) 21:40:37 ID:???
『無論だ。我々の標的は、他ならぬアズラエルなのだ! 争いを呼び秩序を乱す根源だ!』
 その名に、トリガーに掛かっていたシンの指先に力が篭る。
「……そうか。アンタの容疑が1個増えたな」
 努めて冷静に、冷淡に聞こえるように言葉を返す。
『デュランダルは失敗し、ロゴスは蘇った! 我々は彼の失敗を取り返さねばならん!』
「それでアズラエルを殺すのか。同乗者も犠牲にして!」
『プラントの脅威を排除する為だ! 止むを得ない!』
「乗客にはコーディネイターだっているんだぞ!」
『ロゴスの汚れた金に関与するコーディネイターなど、同胞ではない!』
 噛み締めた歯が擦れ合う音が、自分の鼓膜に伝わってきた。
「……アズラエルがどんな悪人か、俺は知らない。だが、1人を殺す為に149人も殺すようなアンタ達を、
しかもしょうがないの一言で済ませようとアンタ達も、俺は絶対に理解できない!!」
『その内に貴様のような飼い犬にも理解できるだろう。我々は至る所にいるのだからな』
「戦時中のクライン派みたいにか」
 シンの口から出た単語に、敵パイロットは滑稽なほどにうろたえた。
『何故……そこでクライン派の名を出す?』
「『ターミナル』に、『ファクトリー』だっけ? 戦いに勝ちさえすりゃ、テロリストも立派な英雄って事か」
 シンの瞳に冷酷な光が差し込み、ザクのモノアイが強く輝いた。
『言いがかりをつけるな! ラクス様の御名前に傷が付く!』
<彼らの偽善が暴かれ、公正がもたらされる日が、きっと来る事でしょう>
 胸の内に蘇った声が命じるまま、シンはトリガーにかけた指をほんの僅か押し込む。
「じゃあアンタがこれ以上、妙な事を口走らないようにしてやる」
『な、何を、するつもりで……』
「こうするんだ……!」
『おいシン!』
 アルファ3のオオツキガタに接触されて回線が開き、シンは弾かれたようにトリガーから指を離した。
「ぁ……ああ、何だよ?」
『なにこいつ? まだ降りないの? こういうのは……こうしてやれば万事OKだ!』
 オオツキガタのビームサーベルがスラッシュザクのコクピットハッチを浅く撫で、溶接してしまう。
『ラルディンに連絡して、セレブの皆様を安心させてやろうぜ』
「……そうだな」
 シンはそれだけ答え、ザクのスラスターを噴かしてその場を離脱した。

328 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/22(月) 21:43:57 ID:???
『船を守って頂いて感謝致します、シン』
 ミハシラ軍のMSを運んでいた輸送船内で報告を終えたシンに、アズラエルはあどけない笑みと共に告げる。
「ま、良かったですね。万一死者でも出たら、次から金持ちが乗らなくなるでしょ?」
 素っ気無く、視線を逸らしてシンが答え、少女は小首を傾げる。
『あら、別にお金持ちに乗って頂かなくとも、次からはお怪我やご病気をなさった方に乗って頂きますけれど』
「えっ?」
『ラルディンは元々、病院船として開発されました。今回はレセプション目的の航海ですが。軍艦で培った
装甲技術や、MSハンガーなど、スペースを確保するノウハウが還元できると思って』
「そうだったのか……すみません」
 謝罪するシンに、アズラエルはかぶりを振ってみせた。
『いいえ。……ところでシン、私はこれから地球に降下し、オーブが主催する式典に出席せねばなりません。
一緒に来られませんか?』
「は? いや、俺はこのまま帰還しないと。司れ……サハク代表に、次の指示を受けなきゃ」
 怪訝な顔をするシンに、アズラエルは笑みを深める。
『既に、サハク様へお話を通してあります。シン次第だと、仰っておられました』
「そんな事言われたって……」
『地球にもミハシラ軍の活動拠点はありますし、むしろ地球の方が御多忙かも』
 アズラエルの言葉は事実である。Nジャマーによって起こされたエイプリルフール・クライシスの後遺症が
癒えようとした矢先の、ユニウスセブン落下事件『ブレイク ザ ワールド』である。地球上のいたる所で
未だライフラインが寸断されており、主要都市部以外での治安はまさに壊滅的であった。
『それともシンは、治安が守られるべきは宇宙のみとお考えですか?』
「そうは言ってませんよ!」
 シンがむきになって通信モニターに食って掛かると、アズラエルは声を上げて笑った。
『では是非お越しになって。必要ならば地上用のMSも手配致しましょう』
「……一応、サハク代表と相談して決めます。あの人の時間が今あれば、ですけど」
『どうぞ? 地球降下まで4時間はあります。充分、ご相談なさってくださいませ。では』
 彼女との通信が切れた後、シンは眉間に皺を寄せ、無重力状態に任せて身体を漂わせた。
「地球……か」
 真横の小窓一杯に、白い大気の渦を描く青の星が広がっていた。

329 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/22(月) 21:47:16 ID:???
今回はここまでです。シンがダークサイドに足を踏み入れかけました。

確かにオリキャラ、オリMSを出すのは危険ですよね。上でリクエスト頂いた
新型ガンダムも、止めといた方が良いかな。

330 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 22:04:08 ID:???
リアルタイム遭遇ktkr!!
アズラエル嬢、ミステリアスだぜ…
>新型ガンダム
しかし、新型とか出さないとシンの乗るMSが量産機くらいしかないような…

331 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 22:43:30 ID:???
今回もGJ!!
やっぱり閃光弾みたいな補助武装を使った戦闘シーンは燃えるぜ


以下俺の妄想を次回予告風に
↓↓↓
種死でのデスティニーはクライン派の工作によって本来の性能を封じられていた。
激化する戦場の最中、シンは再び運命の翼を得る!!
次回、機動戦士ガンダムSEED 逆襲のシン

『運命の息吹』

立ちはだかる敵、なぎ払え!デスティニー!!



妄想全開でスマソ('A`;)

332 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 23:03:50 ID:???
>>330
量産機で頑張るシンがすげーいい感じだから、しばらくはこのままでいいかな?
個人的には色々な機体に乗って欲しい
バクゥとか、アッシュとかw

333 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/22(月) 23:11:25 ID:???
>>324-329
GJです。アズラエル嬢は何を考えているのか・・・。気になって夜も眠れません。

しかし、立場も状況も考えずやりたい放題やって、それでも無条件で礼賛されるキララクと、
頑張っても頑張っても取りこぼして、それでも何かを守ろうと前を見るシンと、人間的魅力はどちらが上なのか。
>>263のシンの独白で、俺は涙腺が緩んじゃったよ。トレーズ閣下辺りだったらシンを「我が友」とか呼びそうだな。

334 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 02:03:25 ID:???
>>330
カスタム量産機とかでもいいのでは・・・。アストレイとかにもあるし

が、アズラエル嬢が勝手に新型造りそうな、あの入れ込み様では・・・。

335 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 02:25:47 ID:???
そうか!どうも逆シャアのシャアのイメージが先行して「逆襲の〜」っつーと
自分の中でシャアみたいに「人類を粛正」思考でその対象は「人類全体」なイメージがあるから
そういう行動にでるのはシンより、キラの方がやりそうな感じして、逆襲のシンってなんか違うんじゃない?
って思ってたんだけど、その対象が「人類全体」じゃなく「人々を抑圧する体制、
守るべき人々を守らない体制」相手(ぶっちゃけピンク一派)に対しての「逆襲」ならありなんだ

336 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 03:06:59 ID:???
キラのように甘ったれた奴が自分に優しい世界を否定してまで何かを求めるとは思えん。
暴力以外の解決手段を知らないラクスや軍事独裁国家オーブとはお似合いであっても打倒する理由がない。

337 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 03:19:19 ID:???
キラアスマンセーのプクタン夫妻だから
どうせ劇場版があるにしてもそいつらが主役なんだろう

それはデス種同様破綻した物語を再現するだけだが

だからこそこのスレのSSを有り難く読ませていただくのさ。

338 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 03:45:19 ID:???
ピンクはこれからもキラや他の連中を戦場へ送り続けるだろ。
たとえ勝利続きでも、その状況に耐えうる精神力をキラは持ってないから、
ファビョってピンク殺して自分を戦わせ続ける(キラ主観)世界に制裁を与える、
スパコディの僕にはその義務があるとか言ってさ、やりそうな気がすんだよ。

339 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 12:05:02 ID:???
>>329
やっぱり最終的にはデステニィに乗ってもらいたいな
本編での無念を晴らしてほしい

340 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 12:39:45 ID:???
他作品の話題になってしまうが
ギアスのキラは偽善の仮面が剥れてイイ感じでブッ壊れていくらしいな

341 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 12:45:40 ID:???
ちがった、スザクな。

342 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 15:13:21 ID:???
シンの逆襲は成功するのか気になる

343 :330:2007/01/23(火) 16:59:38 ID:???
>>332-334
うん、どうも考えが先走りすぎてキラアスと戦う場合を想定してしまってたみたいだ…
個人的な意見で言えば、特に拘り見せずに量産機に乗るシンは渋くてカッコいいと思う
>>331
あぁ、似たような妄想したよ
開発期間が不十分だったから分身機構が不完全だったとか
実は高射程ビーム砲じゃなくて対艦刀×2装備だったとか

344 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 17:43:45 ID:???
男はやっぱデスティニー。機体色はレジェンドで。

345 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 17:52:16 ID:???
>種死でのデスティニーはクライン派の工作によって本来の性能を封じられていた。

冗談ならともかくマジでありそうだから困る

346 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 18:31:47 ID:???
>冗談ならともかくマジでありそうだから困る

っていうか、デスティニーがエネルギー切れするハイパーデュートリオンで、
和田があれだけバンバン撃っても平気な核融合エンジンってあたり妨害が
あったんじゃね?

347 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 18:49:31 ID:???
アズ娘がくれる地上用のMSってなんだろ? ロングダガーとかブルデュエルとかだろうか

348 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 18:57:01 ID:???
アズラエ娘が何考えてるのかにもよるけど、シンに対して打算ばっかりで接している
訳でもなさそうだし、以外にウィンダムとか用意してくれるかも。むしろ専用カラー
とか付けそう。


349 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 19:49:48 ID:???
良いね〜地球で何が起こるのか!? 種死では感じられなかったときめきを感じますw
本編は読める……イヤ、おかしすぎて読めないときはあったけどw

350 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 19:53:17 ID:???
ウィンダムならもちろんストライカーパックもついてくる……よなぁ?
やっぱジェットだろうか、それともソードかランチャーかな

351 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/23(火) 20:39:16 ID:???
 ラルディンに設けられた私室にて、アズラエルは通信モニターの前に腰掛けていた。
『チーフ・エンジニアのカリウスです。どういった御用件でしょうか、お嬢様』
 先程までヘルメットに押し込められていた柔らかいプラチナブロンドを撫でつつ、少女は笑顔を作る。
「連合軍から落札した、次期量産MSの開発状況はいかがです? チーフ・カリウス」
『ベイオウルフですか? ……あ、いや、これは正式名称じゃありませんがね。開発部隊の中でのコードネーム
なんです。で、状況は一応、計画通りですよ。試作量産機が7機出来てます』
 作業の最中だったか、機械油に汚れた顔を怪訝そうにしかめ、彼は訊ね返す。
『ま、軍に採用されたらウィンダムUとか名前付けられるんでしょうが。でも、何で?』
「1機だけ、別の開発プランを作って頂きたいと思って。今までの量産型も、派生モデルがあったでしょう?」
『1機だけ、ねえ……出来るとは思いますよ。最終コンペは3年後ですし、けどねえ』
 彼は尚も渋り、笑顔を崩さぬアズラエルの表情を幾度か見遣った。
『お嬢様、少し前までのワンオフ機ブームは軍需産業の癌だ、とか仰ってたような……』
「状況は変わるものですわ、チーフ・カリウス。それに、我社の特色を最大限に活かした兵器を造る、
というのは、エンジニアとして興味深い課題ではなくて?」
『特色、ね……他人様には申し上げられない特色ですが、確かに誘惑には勝てませんなぁ』
 50を過ぎ、日に焼けた赤ら顔を綻ばせつつチーフは苦笑する。
『で? 具体的には何をやれと?』
「2年前の戦争で使われ、我社が残骸の一部を回収したMSがあります。お解りですね」
『さて、この通信が傍受されておらん保証がないので、言えませんな。見当はつきますが』
 父親と娘ほども離れた2人が、画面越しに薄っすらと笑い合った。
「そのリファインをやって頂きたいのです。無論、我社の特色を活かして」
『なるほど。確かに我社の特色を活かせば、予算をうるさく言われずに出来そうですな。
……あーですが、今すぐにとはいきませんよ? お遊びの前に仕事を片付けなくちゃあ』
「ええ、急ぎはしません。では、よしなにお願い致します」
 アズラエルが通信を切った直ぐ後で、横のドアが開いて秘書が入ってきた。
「お嬢様。たった今、ユニウス条約の全廃が連合、プラント合同議会にて決定しました」
「あの形骸に……随分と時間が掛かったものですね。アプリリウスの方は如何です?」
「『弾は込めた』と。発砲には最後の一押しを要する、との事です」
 その言葉に、少女はおとがいに指を当てて目を細めた。
「ふうん……そうですか」
「急がせますか?」
「いいえ、結構です。彼が待つというなら、それは必要な期間なのでしょう」

352 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/23(火) 20:40:32 ID:???
 パックに入ったフルーツジュースをストローで吸い上げて、満足げに息を吐いた。
「それに、待った分だけ愉しめる事もあると、最近気が付きましたから」

『護衛任務は無事に終了したのだな。よくやった』
 言葉少なく成功を評価したミナは、笑みを浮かべて頷いた。通信状況の所為か、映像に乱れが生じている。
「ああ、どうも。……アズラエルさんと、会って話しましたよ」
『そうか。どうだった?』
「……あの人が何考えてるか、分りません。今は、司令官の事も分らなくなりました」
『つまり?』
 俯き加減に答えるシンに、ミナは片方の眉を上げる。
「司令官は、俺に地球へ行って欲しいんですか?」
『と、いうより。お前には様々な選択を試行錯誤できる状況に居て貰いたいのだ』
 通信モニターを覗き込んだシンが首を捻る。
「選択……」
『お前が予に身を寄せたのは、今の所は成り行きに過ぎぬ。誤解を恐れず敢えて言えば、予はお前を未だ
信用できてはおらぬ。あくまで、お前の中に予を利用する価値を認めたに過ぎぬ』
 淡々としたミナの言葉に、少し鼻白んだシンが頷いた。
「そ、それは……そうですよね。当然だと、思いますよ」
『かといって、甘い言葉を連ねてお前を傀儡にするつもりも無い。そういう真似は好かぬ』
「司令官は、自分の言葉を信じるな、って言うんですか?」
 シンの言葉に、ミナは小さく溜息をつく。
『少なくともお前に限って言うならば、そうだ。予も、アズラエルも、お前に対し本心で語っているなどと
思ってはいけない。とある目的を持ち、お前に何かをさせようとしている。そう思え』
「はい。……なら、地球へ行こうと思います。『選択』できるように」
 緊張感をみなぎらせ、シンは頷いた。
『フ、そう硬くなる必要も無いがな。力を持った者は、皆そういう状況に置かれる……
それよりシン、賊の引渡しは済んだのか?』
「ええ。デルタ4とアルファ3が連合軍に渡しましたよ。……あの、司令官」
 思い切った様子で、シンは顔を上げた。
「連合軍とザフトが役に立ってないっていうのは、結構一般的な評価なんですか?」
『そうだな。少なくとも、中立地帯における治安維持に対しては、そうだ』
「じゃあ……ミハシラ軍が公式に認知されないっていうのは、おかしいんでしょうか?」
 その言葉に、ミナは視線を鋭くさせ、冷ややかな笑みを浮かべる。

353 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/23(火) 20:42:57 ID:???
『フン、どうした……功名心でも芽生えたか』
「違います!そうじゃなくて!」
 慌てて、目の前で両手を振り否定する。シン自身、何故こんな事を口走ったのか分らなかった。アズラエルとの
会話の影響は、それだけ、シンの自意識以上に深く根を降ろしていたのだ。
その様子に、ミナは声をあげて笑う。
『ハハハハッ! 冗談だ。……その理由はな、シン。ミハシラ軍の体質にある』
「体質、ですか?」
『ミハシラ軍にあるのは、実働部隊、中継基地、情報網そして賊を短期間収容するスペースと最低限の
事務員だけだ。正規軍となるには、足らぬ物が多すぎる。仮に認知されても、予らにその準備は出来ん』
 ミハシラ軍が、その高機動性、高水準の人材、潤沢とは言えないまでも充分な物資、その全てを
両立していられるのは、単にそれ以外を切り捨てたからに過ぎない。正規軍の体裁を整えようとすれば、
上手く回っていたシステムはたちどころに機能障害を起こし、物資不足、人不足、資金不足の全てが
襲い掛かってくる。そうなれば必然的に連合、プラントからの資金援助を受けざるを得なくなり、ミナは
双方から同時に送られ、しかも断れないオブザーバーや軍隊間の調和に煩わされる事になるだろう。
『良いか、シン……1つだけ、見誤ってはならぬ事がある』
 一転して重苦しくなったミナの口調に、シンはつい背筋を伸ばした。
『ミハシラ軍は現在の、歴史上極めて特異な状況にのみ存在を許されている、極めて特殊な武装組織だ。
確かに、ミハシラ軍こそ連合軍、ザフトに代わる新しい治安維持部隊であるとか、彼らはミハシラ軍の
能力を認め、正規軍として扱うべきだとか、そのような声はある。だが、その美辞麗句に踊らされるな。
ミハシラ軍はあくまで非合法であり、そう自覚すべきだ。それを踏み外す事があれば……』
 シンの喉が鳴った。連合と、プラント。その両者の均衡の上でバランスを取り続けてきたミナの言葉には、
得体の知れぬ説得力が篭っていたからである。
『いや、言うまい……さて、地球に降りるのだな。許可する。変わらず任務に励むように』
 ミナの言葉に、シンはただ頷くばかりだった。

354 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/23(火) 20:46:09 ID:???
今回は短めですが此処までです

355 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 20:56:19 ID:???
wktk

356 :通常の名無しさんの三倍:2007/01/23(火) 21:04:22 ID:DkeGH4Mf
ほぼリアルタイムで読むことができた事に深い感謝を!!!
相変わらずGJな展開見事でございます!
なにやらアズラエル嬢が面白そうな物をこさえているトコがまたたまらず燃えますな〜〜〜www
次回も楽しみにさせていただきますw
頑張ってくださいw

357 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 22:01:01 ID:???
>>354
今全部読んだがあんた出版社かなんかに掛け合って本出してもらったほうがいいよ・・・
GJすぎる・・・

358 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 22:39:28 ID:???
バンダイが絡んできて、キララクマンセー、アンチは悪に改編されちゃうよ

359 :431:2007/01/23(火) 23:19:34 ID:???
すげえ…同じSS書きとして純粋に尊敬するわ…

360 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/23(火) 23:20:32 ID:???
>>359
他スレの番号が誤爆しちゃった、スマソ

361 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 07:21:34 ID:???
とうとう来るか運命、ザフトの粋を結して作られたMSが連合の技術で改修されるのか


362 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 12:59:38 ID:???
昼休みにカキコ
>>354
ベイオウルフ…ベーオウルフって事ですな?
つまり、対艦刀はフルンリングかネイリングと言うのが適当?
でも、どっちも役に立たなかったり折れたりしてるらしいからなぁ…

>>359
私も同じSS書きとして作者氏を尊敬します…マジですごいよ

363 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 13:21:32 ID:???
ベイオってカブトムシみたいな感じで杭打ち機振り回したりベアリングばら撒くのか?
ミナ様は勢力として認められることよりも、中立性を取って時代の仇花となることを選んだんだな。
蘇るディスティニーに期待が高まるぜっ!

364 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 14:53:16 ID:???
>お前には様々な選択を試行錯誤できる状況に居て貰いたいのだ

この一文で、目から鱗が落ちた
そうなんだよ、種死でのシンにはそもそも選択権が与えられてなかったんだよ
1話の時点でもうザフトだったし、である以上兵士としての役割を果たさなければ叩かれるし、脱走などもってのほか
四馬鹿共が責任なんてどこ吹く風で方々で好き勝手やって何でも自由に選択しているというのにだ
しかも最終的にザフトは、ただの悪の組織として演出され、シンはその尖兵みたいに扱われた
これでどう主人公らしく行動せえっちゅうんじゃ、全くもってふざけた話だ

365 : ◆HAkK9Llhfg :2007/01/24(水) 15:32:36 ID:???
放映マダー?

366 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/24(水) 18:56:45 ID:???
「駄目だ……電池が死にかけてる」
 降下シャトル内の窓際席で、ピンク色の、男性が持つには少々似つかわしくない携帯電話を覗き込んでいた
シンは、傍らに人の気配を感じて其方を振り返った。
「アスカ様、間も無く降下ですので、シートベルトをご確認下さい」
 同乗した、アズラエルの付き人の1人だった。ダークスーツを着込み、細めた目で見下ろしてくる。
「それと、隣に座らせて頂いて宜しいですか? 空きのシートが無くなってしまいまして」
「ああ、はい。……ひとつ、聞いても構いませんか」
 携帯電話の電源を切ってポケットに滑り込ませたシンは、ベルトのインジケーターを確かめつつ訊ねた。
「何でしょうか」
「彼女の名前はアズラエル、ですよね」
「そうです。それが現在の、お嬢様のフルネームです」
 シートが無くなったから隣に座ったというのは、シンにも分る嘘だった。監視の為である。分ったからこそ、
シンは大胆な問いを投げかけた。アルファ3の与太話が、俄然現実味を帯びてきたからだ。
「他の人もいるんですか? ……ジブリールとか」
「さあ? ……弊社の加入している産業連合に、そういう名前の広報担当がいますが」
 親切すぎる返答に若干驚いた表情を浮かべた後、シンは頷いた。
「そうですか……アズラエルさんは、地球で何のイベントに出席するんですか?」
「平和記念式典、と聞いています。カガリ=ユラ=アスハ地球連合主席が主催されたとか」
 出てきた名前に、シンは思わずしまいこんだ携帯電話を握り締め直した。
「肩書き……変わったんだ」
「メサイア攻防戦から2年経ち、戦争の混乱も消えかけています。パフォーマンスには良い時期なのでしょう」
 シャトルがラルディンのマルチポートを離床した。視界が変わり、衛星軌道の警備につくオーブ宇宙軍が
窓に映った。世界に平和と自由を謳う彼らが駆るはイズモ級戦艦。その陽電子砲の砲列が彼方を睨み付ける。
 ふと、懐かしいフレーズが頭をよぎった。オーブで暮らしていた頃、信じていた言葉。
そして、今も心の何処かで捨てきれぬ言葉。
「平和の、国……か」
 今や地球連合の頂点となったオーブ軍の艦隊を、冷たい地球光が蒼く染め上げる。大気圏突入に備えて窓に
シャッターが降り、シンはシャトルを揺さぶる小刻みな震動に目を閉じた。

367 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/24(水) 18:57:47 ID:???
“カガリ=ユラ=アスハ、キラ=ヤマト、ラクス=クライン、アスラン=ザラ。後世の歴史家の中には、彼らは
不運であったと主張する者が幾人かいた。非常に若くして世界を形式上制した彼らであったが、為政者に
必要不可欠な要素が足りず、補う機会にも恵まれなかった、と。
 歴史家の1人によると、彼らに足りなかったのは年齢ではなく、経験であるという。より具体的に
言えば、失敗と挫折の経験に恵まれなかったのだ、と。
 特異な時勢に運良く上手く乗り、為す事全てが己の思うままに進み、大勢から非現実的なほどの理解と賛同を
短期間で、かつ、さしたる努力もせずに手に入れてしまった彼らは、政治手法や人心掌握の技術などを
学ぶ時間が無く、かつ学ぶ必要性を感じる事も出来なかったであろう、というのである。
 そして上手く行き過ぎた彼らは、自分の意に沿わぬ者を愚か者としか見る事が出来ず、異なる考えの存在に
注意を向ける事は出来ず、意のままに振舞えば状況が悉く好転した彼らは、おおよそ反省や試行錯誤とは
無縁の精神状態を構築していたに違いない、とも主張した。
 成功は無慈悲なり。
同歴史家の著書『コズミック・イラ黎明期 下巻』の1ページ目に記された言葉である“

「アスハ主席、ザラ一佐、お時間です」
 秘書官の言葉に、オーブ軍の制服に身を包んだアスラン=ザラは、同じく軍服を着た女性に声を掛けた。
「行こう、カガリ。メイリンも待ってるから」
「うん……」
 何処か浮かない表情で、地球連合主席カガリ=ユラ=アスハは頷く。その房付きの軍服は今、地球の軍事力
その全てを掌握しているのだ。
「どうしたんだ? 気分でも悪いのか?」
 優しげに声をかけるアスラン。
「いや、上手く行かないなって思って。連合軍も、ミハシラ軍も」
「大丈夫だ。連合はフラガさんが、ミハシラ軍はラクスが説得してる。きっと上手く行く」
「いや、ミハシラ軍の方は、私にも責任があるのかなって思ってさ……」
 彼女は地球連合と島国オーブの構造を同一視していた。玩具の家の家具を替えるように、
地球連合軍の最上層部にオーブ軍を無理矢理捻じ込んでしまっていたのである。

368 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/24(水) 18:59:19 ID:???
 更に、正式な手続きも交渉も無く、ムウ=ラ=フラガを連合軍中将に据え、両組織の仲介をさせようとした。
 そして、元五大氏族であるサハク率いるミハシラ軍の方は、オーブ代表首長の名の元に、容易く連合軍に
組み入れられると信じ込んでいたのである。
「戦争が終わっても、平和が大事だって、皆が解ったわけじゃなかったんだ……」
「力を持つと振るいたがる。弱い人間であればあるほど、そうだ」
 アスランはカガリの肩に手を置いた。
「サハク代表も連合軍も間違ってるわけじゃない。弱いだけなんだ、きっと」
「そうだな……じゃあ、何時か解ってくれるのかな」
 俯いていたカガリがひとつ頷いて顔を上げ、アスランに笑いかけた
「よし、行こう!」
 アスランを連れ立ってカガリが執務室を出ると、同じく制服を着たメイリン=ホークが笑顔で立っていた。
「頑張って下さいね、カガリ代表」
「おいおい、今は私の秘書でも、同じ仲間だろ? 此処ではカガリで良いよ」
「えー? じゃ、カガリさんって呼んじゃおうかな!」
「公式の場では気をつけろよ?」
「解ってますよー、アスランさん」
 仲睦まじく、そう、まるで子供同士のように戯れる彼ら。
「アスハ主席、そろそろ……車が外で待っておりますので」
「解ってる! まったく、そんな慌てなくたって、皆帰るわけじゃないんだから……」
 乗車を促すオーブ軍人に口を尖らせつつ、カガリは肩で風を切って行政府の官舎を出た。

 会場前。車道の両脇で沸き返る歓声に、シンは顔を顰めて溜息をついた。
「やっぱり来るんじゃ無かった……」
 地球行きが決まっても、直ぐに配属先が得られるわけではない。地球の何処に降りれば良いのかとミナに
訊ねた所、さしあたってオーブへ、の一言で済まされてしまった為に、シンはアズラエルのシャトルに同乗し、
現在に至る。抜け出そうにも背後を振り返れば、顔の見える距離に彼女が来賓として座っているので
そうもいかない。シャトルの『借り』もあり、同行の誘いを断れなかったのだ。
「車道と会場が近すぎるんだよ、馬鹿アスハ……っと」
 アスハの名を出した瞬間に周囲から視線を向けられ、シンは慌てて車が来るらしい方向へ笑顔で手を振った。

369 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/24(水) 19:01:58 ID:???
 やがて、真っ白な公用車が見えてくる。歓声が更に大きくなった。
「カガリ様ー!」
「ザラ様 ! こっち向いてー!」
「ザ……アスラン!?」
 再び注目を集めてしまい、シンは再び笑顔で手を振る。若干自棄気味に。
「様付けかよ……どこに行っても偉くなるんだな、アンタは……」
 自分でも気付かぬ内に、ポケットの中の通話できない携帯電話を握り締めた。車が近づいてくると、目を閉じて
顔を背ける。後部座席に座っているだろう2人の姿など、見たくも無かった。
「……ん?」
 ふと、耳慣れた遠い、しかし甲高い音にシンは抜けるような青空を仰ぎ見た。中天に昇った太陽の光に
目を細めつつ、警備に当たっているMS隊の内、ある1機の挙動に視線を送る。
「あいつ、妙に低く飛んで……」
 次の瞬間、そのシュライク装備のM1アストレイが機関を全開し、急降下を始めた。公道脇に集まっていた
人々が悲鳴を上げて散り散りになっていく。追うムラサメがビームライフルを撃ち、シュライクに当てた。
左のローターが吹き飛び、機体が大きく傾ぐ。しかし傾きつつ、そのM1は加速を止めない。MSパイロットの
シンには、M1の降下速度、角度から、何に向かっているかが解った。
「車にぶつける気だ!!」
 警告し、自分も逃げようとするが、ふと反対側の道路を見たシンは、自分を押し退けようとする男女を
逆に押し返して背中に追いやった。
 混乱の最中、落とした携帯電話を人の波に蹴飛ばされた幼い少女が、道路の真ん中に転がったそれを拾おうと
ガードレールを乗り越える。そして落ちている所まで走って屈み込んだ時、黒い濃い影が覆う。顔を上げた
彼女の目に映ったのは、迫ってくるMS。影の落ちた巨大な人型、輝く緑のツインアイ。
 何を叫んだか、彼自身も解らない。とにかく何か、人の名前のようなものを絶叫しながら、ガードレールを
跳び越え、シンは硬直した少女の身体を抱かかえる。持っていた携帯電話が転がった。
『カガリ=ユラ=アスハああぁ!!!』
 M1のスピーカーから響き渡る男の叫びも、今は無意味だ。シンは少女を抱き、渾身の力で跳んだ。

370 :GSCI ◆2nhjas48dA :2007/01/24(水) 19:04:46 ID:???
今回は此処までです。

371 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 19:27:27 ID:???
ちょっ、すごい先が気になるじゃないか!

372 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 19:30:46 ID:???
一番槍GJ

失敗・挫折を知らず、背負う身代だけどんどん大きくなると、
次第に独善・傲慢になってゆき壁にぶち当たったときの反動はより大きくなる罠。

原作では挫折知らずだった勝者達の転落振りに期待しています。

373 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 19:32:04 ID:???
>>372
二番槍だったw

374 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 19:34:07 ID:???
>>「力を持つと振るいたがる。弱い人間であればあるほど、そうだ」

テメーがそれをいうのかハゲ

「戦争はヒーローごっこじゃない」と並ぶ迷言だ

375 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 19:42:33 ID:???
>>374
禿上がるほど同意

その言葉はHero気取りのアスランに言われたくない罠

376 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 19:51:18 ID:???
凸の自分を正当化する精神構造が非常によく再現されてるな
GJですよ

377 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 20:01:43 ID:???
原作のはちゃめちゃな人事や設定、そして意識の無理が非常にうまく描けて
いたと思いました。感動しました。gj!

378 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 20:13:28 ID:???
>「力を持つと振るいたがる。弱い人間であればあるほど、そうだ」

対話を一切せずに武力でデュランダルを討ったラクスはどうなんだと問いたいな。
ともかく、GJ!

379 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 21:31:47 ID:???
やべえ、他の三人は未熟で考えが足りないだけっていう風にも取れるが、凸だけは完璧に勘違いして思い上がってやがるw
こいつだけは本当に救い様がねえな

ところで聞くところによると、スペエディ後の凸の階級がオーブ軍准将になってるってマジ?
このSSだと一佐になってるけど

380 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 21:50:38 ID:???
GJです!
このお話が映画になるんだよね?(だったら良いな〜
アスランがマジで救いが無いw 「弱い奴ほど力を使いたがる?」ソレはマンマ君の事だねw

続きが気になる〜!!

381 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:36:13 ID:???
後世の歴史家からの評価とか分析とか深みが感じられてすごくよかったです!
個人的にはこういう書き方は大好きです。GJ!

382 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 22:37:40 ID:???
GJの嵐だなwもちろん俺もGJ!

383 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:01:24 ID:???
いまSS見返してたけどさ。
ザフトのラクスの補佐官いるじゃん・・・
あれってタリアとギルの息子なんじゃね?

384 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:04:13 ID:???
書籍化、いやさ映画化マダー?

385 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:04:12 ID:???
タリ坊は種死当時8歳程度と推定されるので、補佐官を務めるには年齢が低すぎると思われ。

386 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:06:40 ID:???
>>383
そういう妄想は楽しいが
タリア艦長の子どもの父は議長じゃない予感

387 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:13:51 ID:???
いやスマン。過ぎた妄想だった。
スルーしてくれ。
まぁ普段小説を読まない俺がこんだけ熱中できるという事だけでも神の域なんで職人さんがんばってください

388 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/24(水) 23:40:08 ID:???
>>381
あそこだけちょっと…
「ラクシズはバリバリのヒールで没落します」と今後の展開ネタバレしてる様なもんだからな。

389 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:01:13 ID:???
>>387

このスレを1から全部見て来てみるといいよ、好きなキャラクターがうんぬんってのは
種死が陥った泥沼だからね
キャラが立たないのはまずいけど、どういう行動理由でキャラが動くのかってのを詰めて行って
書いてもらってるってのがあるよ

390 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:02:13 ID:???
まあそれは今までの流れからいっても、十分予想できた事なんでは?
あの4人組が後世からどんな風に評価され、分析されるのかは
結構見てておもしろいと思ったが。

391 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:03:15 ID:???
>>390>>388にあてたものね

392 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:07:30 ID:???
>>367

 そして上手く行き過ぎた彼らは、自分の意に沿わぬ者を愚か者としか見る事が出来ず、異なる考えの存在に
注意を向ける事は出来ず、意のままに振舞えば状況が悉く好転した彼らは、おおよそ反省や試行錯誤とは
無縁の精神状態を構築していたに違いない、とも主張した。
 成功は無慈悲なり。



この15行ほど、凄すぎ
この丁寧な説明で、全部言い当ててる

393 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:15:06 ID:???
>>390
それにそれこそがこのスレに居るであろう半分以上の人の願望だろうしなw
もしかしたら挫折を経験したラクシズがまともな形で返り咲く可能性も・・・ないかな
奴らがまともになる可能性がどんだけあるやら・・・

なんかアンチっぽくなってすいません

394 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:21:09 ID:???
思ったんだけど、一度キラみたいな不殺をシンにやらせてみては
シンはどう思うんだろう
立場が逆になって、なにか思うかも
まあ、まず「やってみたけど、やっぱりこんなの嘘っぱちだ!」
で締めなんだけどね
キラが言うようなこともシンに言わせたり

キラの言動のマネをすることで、見えることがある
そのシチュエーションはどんな状況がいいんだろか
どうしてマネすることになったのか、マネした結果がどういうダメっぷり、ウソっぷりになるのか


あ、もちろん、採用しなくてもいいです、100分の1男より

395 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:31:45 ID:???
フ…心配するな 新しい不殺の究明だ!

成功したら おまえは五体満足で生き延びられる!!

んん〜〜

ん!?

………… ………… フム…この角度ではないらしい

すててこい!

おれの求める不殺はまだ遠い!!

396 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:41:58 ID:???
>393
キララクアスカガは
今更マトモ路線に戻るには身代が大きすぎる。

彼等が挫折と成長のプロセスを経るには無印時代が理想だったがry

今となっては失うものが多すぎだが
己の耳に甘言しか言わない人が回りを固めていてどうしようもない。





しかし彼等の覇権も不敗の軍事力による恐怖で成り立っているだけで
一つ風穴が開くだけで急速に揺らぎそうだね。

大西洋・ユーラシア・東アジアなんてオーブより大きいんだし

オーブの軍治技術が優秀でありプラントと歌姫の騎士団を共有していようが
「それだけで世界は管理できませんw」

デュランダルを否定し自由の名の元に管理を放棄。
世界の覇権を握った割に[プラント-オーブ枢軸]は世界平和に対して無責任なことでw

397 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:47:46 ID:???
シンは軍人根性染み付いているから不殺が似合わない。
それに[MSの性能差が戦力の決定的な差]な種世界だから
シンのMSが圧倒的な性能でもないと不殺の余裕なんてry
でもそれってストフリのような厨MS(ry

398 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:51:14 ID:???
キラの内面をえぐるためにやってみる価値はあると思うけどなぁ
まあ不殺なんて現実にはありえないことなので、破綻する行為なんだよね
その破綻を目にすることが大事なことだと思う

399 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 00:57:40 ID:???
キラの目の前でシンが「あんたの御家芸の不殺はry」
と見せつけてくれるシーンは確かに見てみたいが

400 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 01:19:37 ID:???
キラ・アスラン・ムウ(アカツキ付き)この3人さえいなければ
絶対数として弱体なオーブ・プラントの覇権はあっさり崩れるんだよなあ。
ていうか大西洋・ユーラシア・東アジアがその物量を生かして多方面作戦を
展開すればそれだけでオーブ・プラントは手がまわらなくなるんじゃないか?
種時のオーブ戦みたいにキラ・アスラン・ムウのいない戦線から崩れていって
すくなくとも地球の覇権はたやすく崩れるんじゃないか?

401 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 01:19:51 ID:???
>>395
それ、どっちかというとキラの方が研究してそうだなw
常に独創的な機体の壊し方を考えていたり

402 :通常の名無しさんの3倍:2007/01/25(木) 01:21:39 ID:???
キラにとっての不殺はあくまで「自分は手を汚さない」事が重要なんであって、
味方機にまで同じ行動を求めていないんだよな。だからこそ性質が悪いわけだが…

人はそれを偽善と言います。

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